晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第1弾 ー 散々たる堤防デビュー、なかなか釣れないものですね。

 9月入学? また同じような感染症が発生したら、4月入学にずらすのでしょうか。そのうち、小学校入学は8歳からになりそうです。こんにちは、T_TBlankです。

  代車だけど車も来たことだし、ようやく堤防デビューできます。今回は、とりあえず何か釣るためにエサ釣りです。前の日に釣具屋でエサを事前に購入したときに話を聞いたら、GWの初日はエサの売り上げが半端なかったそうで、釣り場はとても混雑していただろうという店員さんの話でした。都市部とは違うので、釣具屋や釣り場は自粛要請対象にはなっていないですね。

ついに出撃の時、早朝の海へ

  目覚ましを鳴らして、早起きしたら、まだ暗いうちから出発です。堤防に到着したら、ちょうど朝日が上がるところでした。「しまった、カメラを持ってくればよかった」と思いながら、iPhoneで撮影します。砂浜でキャンプをしていた人も、みんな思い思いのポーズをしながら写真を撮っていました。

瀬戸内海の日の出と堤防

瀬戸内海の日の出と堤防

 日の出をのんびりと眺めているわけにはいかないので、さっそく堤防に向かいます。今日は、満潮が4時だったので、これから潮が引くので堤防が低くても問題なさそうです。でも、先端にはすでに先客いて(?)、釣り竿が置いてありました。なぜか、そのまま置いてあるだけで、釣りをしないのなら片づければいいのに、場所取りだけでしょうか、とても邪魔です。しかたないので、堤防の手前から沖に向かって投げます。

  ルアーマチックは、左手を使って投げると気持ちよく飛びますね。ジグの試し釣りで投げ方のコツは掴んだので、最初よりかなり飛ぶようになりました。今回は、約19gのスマッシュ天秤をつけました。沖は砂場が多いみたいなので、天秤型の錘にしています。

 そして、今回は、投げ釣りなので初めてホリデースピン405DXTを使いました。思いっきり投げてみたいけど、ぷつんと錘だけ飛んでいきそうなので、慣れるまでは恐る恐る投げます。適性の錘が23号からだけど、練習なので18号で始めました。後ろに傾けて振り切ろうとするけど、ラインを持っている人差し指の腹が少し痛いです。恐怖心もありしっかりと振り切れないので、ルアーマチック86MLとあまり飛距離が変わらない(笑)。シーバスロッドって優秀ですね。

エサづけはワームより難しい

 今回は、釣具屋で青虫を買いました。カレイやキスが釣れそうだし、とりあえず五目釣りには一番適しているだろうと思ったので。しかし、青虫の頭の下あたりから針を刺すと体液で指先がぬるぬるになるのでなかなかうまくさせないですね。これって、ティッシュで包んで刺すといいのでしょうか。このぬるぬる感は、釣りを敬遠させることになりそうです。

 今回は、針が小さすぎたのか、とても刺しにくかったです。一匹掛けにするより、もう少し針を大きくして、一匹を半分に切って房掛けにしたようがよさそうでした。

 ついに最初の一尾を釣り上げる

 ホリデースピンを投げ終わって、竿を置いたら、ルアーマチックの竿を少し引いてみます。ちょっと重い感じがしたので、巻き上げてみると小さなカレイがついていました。記念すべき第1号なので、写真に収めます。左ヒラメ、右カレイ。どう森なら、300ベルか。今回も安い値段設定ですね。

最初の一匹 - ちいさなカレイ

最初の一匹 - ちいさなカレイ

 やっぱりエサ釣りは最強かもと思いながら、ルアーマチックにエサをつけて再度投げます。そして、今度はホリデースピンを巻き上げると、引きはないのに重いのでも何かと思ったら、やっぱりそうだよね、大きなヒトデでした。

やっぱりお前か・・・ヒトデ

やっぱりお前か・・・ヒトデ

 針がしっかりとかかっているので、外す時に折れてしまいました。ひと投げごとになにかついてきたので、期待したらこの後はさっぱり、なにも釣れなくなりました。

納竿時の注意、流血の惨事

 2時間ほどして何も釣れないので、違う場所に移動しようと、竿をしまいます。そのとき、振出竿のホリデースピンの第1ガイドの部分を収めようとしたときに硬かったので、思いきっり押し付けて外しました。がくっという反動とともに中に入りました。そのほかも畳んで用意ができたと思ったら、手が血だらけでした。振出竿の第一ガイドの部分を外すときに勢いで隙間に小指を挟んでしまい、小指が切れてしまっています。とりあえず、ティッシュで拭いて傷口を確認すると、三ケ月型に皮膚が裂けていました。

 中学校で習った圧迫止血法、ほとんどの軽い傷はこれで血が止まるはずと、ティッシュで上から押しつけます。そのまま立っているわけにはいかないので、持っていた保護フィルムを取り出して、少し力を入れてまきました。いつもバンドエイドの代わりに保護フィルムを持っています。とりあえず、止血はしたけど、ナイフなど切ったのと違い裂傷なのでなかなか血は止まりにくそうです。

 納竿時の注意は、竿の取り扱い説明書に書いてあったのに、うっかりしていていましたね。振出竿もそうだけど、竿の継ぎ目を外す時は少しひねりを加えないといけないのに、今回のように直線的な力を加えてしまうとケガの原因になります。次の場所を考えながらやっていたので、力任せがよくなかったですね。とりあえず、保護フィルムを貼ったけど、痛さはそこそこあります。

次の堤防を求めて走ります

 島なので漁港は多くあるけど、車を停めるスペースも必要だから、釣りができるところはすくないですね。それから、堤防の上には電線が多くあるので、投げ釣りにはむかないところが多くあります。電線のない堤防だと人が連なっていて、釣り竿を出すスペースがありません。アジングのセットも持って行ったけど、とてもじゃないけどできる感じじゃないですね。

 それから、釣り方を見ていると、フカセ釣りをする人が多くいます。これなら、電線は邪魔にならないか。後は、サビキ釣りでした。堤防には、アミエビの後がたくさん残っているので、夜もフカセ釣りが多いのか、それとも単に掃除しないで帰っているので、前日の残骸が残っているのでしょうか。海水をくみ上げて、コマセの清掃ぐらいして帰ればいいのにと思います。

  3か所ほどの堤防を見て回っても竿を出せそうなところがなかったので、そのまま走っていくと展望所がありました。

早瀬大橋展望台

宇和木展望所から見た早瀬大橋

 ここなら投げ竿を出せそうなので、ここで再開します。しかし、干潮の時間なので、ここだとかなり遠投しないと難しそうです。まあ、今日は遠投の練習も兼ねているので、練習にはなります。でも、ここで2時間ほど釣ったけど、釣れたのは毒を持ったハオコゼだけでした。

 そして、遠投するときに右手の小指って結構力が使うかもしれません。また、血が出てきました。エサは半分以上残っているけど、小指の痛さもあるので、ここはあきらめて帰えろうかなと思い始めます。

納竿と貰い物で大漁?

 釣れないし、竿を投げると指も痛いので帰ろうかと思っていたら、隣で投げ釣りをしていたおじさんが、帰り際にいらないからと釣った魚をくれました。大きなカワハギにキス、カレイと大漁です。これで、帰りに魚屋に寄らなくて済みそうです。背中を押してくれた感じたので、初日はここで帰ることにしました。

 初日は4時間とはいえ早朝から釣り始めて、小さなカレイ1匹、ヒトデ、ハオコゼです。さらに指を怪我するという散々たる釣果で終わりました。大漁の日は遠いだろうと思うだけでなく、アジングやメバリングができる場所があるのかと少し不安になりました。なんだか、アジはサビキで釣る感じじゃないかと、釣具屋や釣り場を見て思いました。せっかく買ったルアーマチック76ULとレブロスLTの出番がなさそうです。

 帰りながら、ランチができそうなカフェを探したけど、見事に臨時休業でした。島カフェは、また今度にします。