晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第4弾 - 大きめの堤防では、エサ取りに遊ばれる

 「リーチ一発自摸、裏3で跳満、6千オールw」、小さな金額の賭け麻雀ぐらいするよね。法律を曲げてまで定年延長をした余人に代えがたい人物だったらしいから、次の検事長は最初から無能の烙印を押されたようなもの。誰が就任するにしても、かわいそうだね。こんにちは、T_TBlankです。

  いつもと同じ早朝出発です。夜釣りのほうが釣果はいいのだろうけど、深夜は寝たいので早朝の出発になります。エサは、今回も青虫を前日の夜に購入しています。これから暑くなるので、できれば活き餌は早朝に買えるといいのだけど、地方の釣具屋さんは週末しか早朝営業をしてくれない。

  今回は、もう少し大きな堤防を目指しました。L字型の堤防とI字型の大きな堤防の二つがあるけど、道路脇に車を停めることができたI字型の堤防にしました。沖に突き出しているので、足元でも水深が深いだろうということと、足元にいるメバルが狙えるかもと思います。

I字型の堤防

  今回は少し移動時間がかかったので、すでに太陽は登っていました。朝方は曇りなので朝日は望めなかったと思います。それに夏至に向かっているから、日の出の時間はもっと早くなっています。やはり、そのうち夜釣りに切り替えないといけなくなりそうです。

 いつものように、竿は3本体制です。投げ竿2本とジグ単+ワームでの釣りになります。堤防の右側に大きな海苔の空き箱のようなものが浮いていました。たぶん、網が仕掛けてあるのだろうけど、あの空き箱からどちらに向かって網が張られているのがわかりません。刺し網だともう一つの目印があると思うけど、結構なかったりしますよね。この辺りは、投げ釣りができる堤防はなくなったのでしょうか。

  今日のジグ単は、アジスタ1.5g+チビキャロスワンプです。堤防の周りには敷石がしてあるけど、まだ満潮ではないのでそんなに深くはありません。それで少し重めで飛距離を伸ばすのと、敷石の外側は深そうなので、そこを目掛けて投げてみました。

 投げるたびに小さなあたりがあって、しっかりとワームのお尻がかじり取られています。これは、フグだろうと思って、少し硬めのアジリンガービーバーにします。余談だけど、チビキャロスワンプは水に浮くけど、アジリンガービーバーは水に沈みます。沈む途中でフグに襲われにくくなるかと思ったけど、それでも、尻尾がかじり取られました。

 これだと、すぐにワームがなくなりそうと思って、青虫をつけてみました。すると、しっかりと針掛かりして上がってきました。フグ、ベラ、フグ、ベラとエサ取りのオンパレードでした。アジスタの針掛かりはとてもいいけど、エサ取りばかりではどうしようもないですね。

 その中でも時々、メバルカサゴと混じります。投げてリトリーブしている途中でラインを緩めて落として行くときに一番喰いついてくる感じでした。

ジグ単に喰いついたメバル

 相変わらず、思いっきりかぶりついていました。テンションを張ったカーブフォールよりラインを緩めて沈めていく方が、喰いつきがいいのかも。

 フグだろうが、ベラだろうが、ひたすら魚が喰いついたときに合わせる練習をしました。まあ、フグとベラの山だけど、当たりに合わせることができるようになります。タックルバランスの良しあしは、この当たりの感度がいい悪いということになるのでしょうか。ブルっときたらほぼエサはなくなっている状態で、この時間は、エサ取りと戯れるような時間でした。

 このエサ取りをくぐり抜けて下までいけばメバルカサゴがいる感じです。Youtubeメバルを釣っているシーンを見るけど、消波ブロックや海藻が生えていて水深がある場所ってなかなかないですよね。帰りにいくつかのポイントを回ってみたけど、そんな場所はほとんどないですね。

 満潮が近くなると、メバルの群れが浮いてきました。メバル特有の泳ぎで、昼間でも上を向いて泳いでいるのがわかります。流れてきた海藻を何匹もがエサと思ったのかアタックしています。これなら、ワームを表層で流せば釣れると思って投げたら、釣れたのはフグでした(笑)。夜ならもう少しフグも減って違うのかもしれません。

 ちなみに投げ竿はまったく何も釣れませんでした。いやいや、こんなに釣れないとは!と思うほど、なにも釣れないですね。2回根掛かりで仕掛けをロストしたけど、刺し網にかかったのか、単に岩にかかったのか不明です。

 見える魚は釣れない?

 堤防の下を見ていたら、大きなコブダイが悠々と泳いでいます。あんな大きな魚は、水族館でしかみたことがありません。頭のコブがとても大きいのでオスだと思います。この堤防に主のように住み着いているのでしょう。コブダイなら海老のブッコミ釣りなのか。写真を撮ってみたけど、やはり海が反射してよくわからないですね。偏光フィルターを付けたレンズじゃないときれいに撮れないでしょうね。

 また、満潮近くになるとクロダイも足元に寄ってきました。フカセでクロダイメジナを釣っている人が多いけど、こんな堤防のすぐそばまで、クロダイは来るようです。奄美大島に行ったとき、ミナミクロダイが潮に乗って汽水域に入ってきていたので、クロダイは沿岸にいる魚なんですね。

 フカセ釣りをする人は人見知りが多い?

 初めての堤防だったので、釣りをしている人に話しかけてみました。エギングをしていた人は、今は浅場に産卵に来ているので、釣りやすいシーズンで、ここの釣り場ポイントを教えてくれました。

 一方、フカセ釣りをしている人は、あまり愛想がよくないですね。コロナだから?いや誰もマスクはしていない(笑)。フカセ釣りをしている人は年齢が高いおじさんだからかもしれません。いきなり知らない人に話しかけられたら警戒するかもね。前回の堤防で釣りをしていたときに話しかけてきたのは中学生だったので、やはり年齢が上がると警戒心が強くなるのか、面倒になるのか、両方でしょう。おかげで、この堤防でどんな魚が釣れるのか知りたかったけど、やはり釣具屋さんに聞くしかなさそうです。