晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第5弾 - ようやくお持ち帰りできた魚は・・・。

 こんにちは、T_TBlankです。日焼けで首の後ろがヒリヒリするので、もう日焼け対策が必須の時期ですね。

 今回は、島にある新しい漁港を目指します。でも、間違えてひとつ手前の違う漁港に入ってしまいます。なんとここは、駐車場もなく狭い道がそのまま行き止まりのため、慎重にバックで引き返したので、車をぶつけないか冷や冷やでした。代車だから余計に気を使います。

 なんとか狭い道を脱出して、本来の目的の漁港の到着です。大きな堤防だけど、先客は堤防の真ん中あたりにいたグループだけでした。堤防の先端ではなく、そのグループから離れて手前に竿を出すことにします。波返しの高さが変わるところが一番外側が見やすいのと、ここなら網がないこともポイントです。

鹿島 - 鹿島大橋

 日の出が早くなったことと、漁港を間違えて時間を喰ってしまったので、もうかなり日が昇ってきました。でも、なんとなく朝まずめより、潮が動く時間のほうが釣れるように思い始めています。

 今回も竿は3本体制です。とりあえず、堤防の外側に2本の投げ竿を出します。堤防の外側は、手前側から3分の1ぐらいまで、20mぐらい離れたところに黒いブイが浮いています。ブイが三つ浮いていたので、おそらく刺し網がそこから砂浜側に堤防に並行して設置されているようです。網が設置されているであろう部分を避けられるところに陣取って、遠投とチョイ投げになります。

 一方、漁港内は堤防が大きいこともあって、水深がかなりあるようなので、こちらはメバルをワームで狙ってみます。堤防をずっと歩いてみると、メジナやカワハギが多くいました。エサ取りは岸壁に貼り付くようにたくさん泳いでいるけど、少し離れるとメジナが群れで泳いでいました。

ジグ単+ワームは不発

 今日のジグ単+ワームは、34ダイヤモンドヘッド1.3gにチビキャロスワンプ(オーロラ瀬戸内チャート)です。これで船の下あたりに投げてリトリーブしてきますが、まったく当たりがありません。手前に引いてきて、岸壁近くにいるフグすら相手にされない(笑)。見えるところで動かしてみると、追いかけてくるけどすぐに見切られてしまうようです。

 どうしようもないので、アジスタ1.0g+オーロラ瀬戸内ちりめんに変更です。実績のあるオーロラ瀬戸内ちりめんにしたけど、一度尻尾が食いちぎられただけで、これまたまったく興味を示してくれません。こんなに当たりがないものかと、底を狙ってみたけど、ほとんど反応がありませんでした。

 それで、ワームに青虫をつけてみたら、即座にエサ取りが寄ってくるので、やはり活き餌はしっかりと理解しているようです。

フカセ釣りのおじいちゃん、それはないよ・・・

 遠投のほうも小さな魚ばかりで、小鯛が釣れました。最初の魚なので、とりあえず記念撮影をしたら大きくなって帰ってくるようにリリースです。

初めて釣れた小鯛

 堤防の入口の看板には、鯛、伊勢海老の小さなものはリリースしましょうと書かれていました。えっ、この辺りって伊勢海老が獲れるの?

 漁港内でワームを投げていたら、フカセ釣りの道具を持ったおじいさんがやってきます。そして、5mも離れていないところで、いきなり座り始めてフカセ釣りの準備をします。そんな近くに座られたら、探る範囲が小さくなります。漁港内に停泊している船を繋いでいるロープを避けて投げられる場所が限られているから、ここでジグを投げているのに。さらに、撒き餌をするわけだから、邪魔者極まりない。対象の魚が違うとはいえ、これだけ大きな堤防なのに、そんな近くで釣らなくてもいいのに。先端は、空いているよと言いたくなります。

 堤防周りでも刺し網が多いことと年齢を考えるとフカセ釣りが選択肢に一番なりやすいのはわかるけど、この長い堤防の中で釣り人ディスタンスを保てないでしょうか。見ていると、魚の当たりに合わせて思いっきり合わせるので、たまたま後ろを歩いていた人に空振りした仕掛けが当たりそうでした。堤防だから後ろも気をつけましょう。

 2時間ほどで、多くのメジナやカワハギを釣り上げていました。メジナは、30㎝には届かないサイズばかりだけど、さすがに撒き餌をつかうフカセ釣りの強さでしょう。

ポイントを移動する

 ワームに反応がないので、釣り場所を移動して、違う漁港に行きました。ここは、サザエなどの貝類は採取禁止だそうです。運よく誰もいない堤防だったので、先端に陣取ります。波返しの高い堤防の外側は、しっかりとブイが並行して浮いていたので、先端から網がないだろうという場所を狙って遠投します(そんな正確なスキルはないけど)。

 一方、船道を狙ってチョイ投げもします。さすがにここなら網はないでしょう。漁船の出入りに気を付ける必要があるけど、昼間なら漁船の出入りはなさそうです。

 また、堤防の足元をみると、スズメダイ、フグ、ベラが泳いでいました。小さなメバルもいたので、この下ならメバルがいそうです。堤防の淵に沿ってジグ単+ワームで攻めます。

ようやく持ち帰りサイズが釣れました。

 船道に投げていたらルアーマチックがガガッと音を立てて引かれたので、即合わせで上げてみたら、小鯛とキスが付いていました。さすがに2匹も釣れると引きが違うようです。

初めてキープできたキス

 手の平サイズの小鯛はリリースして、キスはキープします。初めて、持ち帰りサイズの魚が釣れました。しかし、キスと鯛はとてもきれいですね。

 この後は、トラギス、アナハゼ、小鯛、ハオコゼと五目釣りになったけど、リリースサイズ&毒魚が続いていきます。ワームで狙ったメバルは、掛かりが浅くて引き上げ中にばらしてしまった一匹以外は、スズメダイとフグでした。今回は、とても厳しいですね。

 ところで、アジはどこにいるのでしょうか。考えてみれば、これまでの釣り場でアジを釣っている人を見たことがありません。ポイント的にはアジが釣れるとなっているけど、やはり撒き餌で寄せてサビキ釣るか、夜釣りしかないのかも。コロナが収束するのが早いのか、ワームでアジを釣るのが早いか、どっちだ?

最後に持ち帰りサイズを追加

 そろそろエサもなくなってきたので、帰り支度をしながら、最後の竿を巻き上げるとカワハギがかかっていました。巻き上げるときに、股間から伝わる骨伝導で魚がかかっているのかどうかわかります。

最後に釣れたカワハギ

 角が短いのでメスでしょうか。カワハギはおいしい魚なので、これはいい獲物でした。冬ではないので、肝は小さいけど、煮つけにするのが好きです。顔周りの肉も弾力があっておいしいですよね。

 今回思ったのは、早朝より潮が動く時間が一番釣れるような感じです。今回は、満潮の前後の時間が一番釣れました。場所の問題のほうが多いかもしれないけど、フカセ釣りをしている人がいないところで釣ることが大切ですね。