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タカミヤ SmileShip クーラーボックスを買いました。

 首筋の日焼け対策にネックシェードを探しています。こんにちは、T_TBlankです。

 クーラーボックスのサイズは10Lに決定

 クーラーボックスを探し始めた時は、クーラーボックスのサイズは、15Lぐらいが使い勝手がいいのだろうと思っていたけど、釣具屋さんで実物を見たら結構大きかったので、10Lサイズのクーラーボックスを買うことにしました。実寸30㎝のアジの模型があったので、クーラーボックスに乗せてみたら、どうみても15Lは大きすぎでした。

 何度か釣りに行っても30㎝を超える魚はほとんど釣れていないことから、10L前後の小型のクーラーボックスで十分でしょう。尺越えのアジやメバルでパンパンになることもなさそうです・・・。 

クーラーボックスの断熱材は、発泡スチロールで十分

 クーラーボックスの性能は断熱材の素材で決まるそうです。発泡スチロール<発泡ウレタン<真空パネルの順に保冷性能が上がるけど、値段も跳ね上がります。

 長く使うなら、素材は発泡ウレタンが一番妥当そうだけど、使い方を考えて一番安い発泡スチロール製にします。理由は、使い方に対して発泡ウレタンは高性能すぎるからです。今の釣り方は、早朝に出かけてお昼過ぎには帰ってきます。つまり、氷は12時間も持てば十分な釣り方です。運よく魚が釣れて、何度も蓋を開け閉めすることを考えると、15時間ほど氷が持つ性能があれば十分なので、一番安い発泡スチロールにしました。

 クーラーボックスは、ダイワの性能が一番よく、釣り座にもなるほど頑丈なので、お金があればダイワを買うのが正解です。専用のパーツで竿立ての装着などでカスタイマイズもできます。いろいろ考えないで、そのままダイワのクーラーボックス「クールラインαIIシリーズ」をポチってしまえば終わりなので、最初はこのダイワの15Lが第一候補でした。

 でも、安い15Lのクーラーボックスでも7000円以上もします(蓋つきの15LXはもう少し高い)。このブログで紹介しているように、購入したロッドやリールはもっと安いので、残念ながら予算オーバーでした。それで、安いメーカーのクーラーボックスを探しました。

 購入したクーラーボックスはTAKAMIYA SmileShipクーラーボックス

 候補になったのはTAKAMIYAのSmileShipクーラーボックス9L(2,980円)です。

 従来品より保冷性能が上がっているという謳い文句は話半分にしても、15時間は問題なく氷が持ちそうです。それと素材に東亞合成のケスモンという消臭剤を使っているので、アンモニア硫化水素の残存濃度が低くなるので、嫌な臭いが残らないことを期待しました。まだ、長期に渡って使っていないので、効果は現時点は希望です(笑)。

 一回り大きい17Lサイズと価格差(1000円)があまりないので、17Lサイズと迷ったけど、クーラーボックスは“大は小を兼ねる”というわけにはいかないので、9Lに決定です。あと、色がライトグリーンとライトブルーの二種類がありますが、海に落ちても目立つグリーンにしました。

タカミヤ SmileShip クーラーボックス 9L  ホワイト/グリーン

タカミヤ SmileShip クーラーボックス 9L  ホワイト/グリーン

  蓋の開閉は、ワンプッシュ式なので開け閉めが簡単だけど、その分密閉性が落ちないのか少し心配です。思ったより軽いクーラーボックスでした。まあ、プラスチックと発泡スチロールだから重くなる要素はないですね。なかに氷やペットボトルを入れることを考えたら、17Lサイズでは重くなってしまうので、持ち運びしやすいサイズです。これでも耐荷重は100㎏あるので、簡単な釣り座にもなります。

 蓋は外せるけど、洗うときにも外すことはないと思います。屋台でジュースを氷水で冷やして売っているような使い勝手があるのでしょうか。蓋を外す用途が少し不明です。

 

タカミヤ SmileShip クーラーボックス 9L  内側

タカミヤ SmileShip クーラーボックス 9L  内側

 蓋を開けると、中もライトグリーンでした。なかは普通の白かと思ったけど、まあいいか。内寸は幅が27㎝なので、メバル、アジ、イカだと十分なサイズでしょう。アナゴは丸くなってもらうとして、30㎝を超える真鯛クロダイがもし釣れても、三平方の定理から35㎝ぐらいまでなら、斜めで行けそうです(笑)。

 

タカミヤ SmileShip クーラーボックス 9L  ショルダーベルト

タカミヤ SmileShip クーラーボックス 9L  ショルダーベルト

 中にショルダーベルトがあったので取り付けました。ベルトをつけたバックルがサイドのカバーの下に入ることで、ベルトが固定されるようになっています。ベルトの長さをその場で調整することはほぼないので、これで十分です。

 少し保冷力を上げるために、これまで使っていたダイソーの保冷バックを中に入れます。魚が釣れたら保冷バックから氷を取り出して、クーラーボックスの中に入れて使えば、保冷力はもっと高くなるでしょう。

 クーラーボックスの保冷力をあげるには、改造より予冷をすべき

 クーラーボックスの保冷力を上げるために、クーラーボックスを分解して、内部をダイソーのアルミシートで覆っている動画やブログがあるけど、あれはほとんど効果がありません。あの程度の作業で保冷力が上がるのなら、最初から製造時にやります。気分的に保冷力が上がったと思っているかもしれないけど、確実に上がったという検証結果は誰も出ていないですよね(笑)。

 一番保冷力が上がったのは、ソフトクーラーボックスに発泡スチロールの箱を入れたケースというオチが一番納得できます。発泡スチロールって、保冷力が結構あるので、それにアルミシートを巻いても、保冷力アップは誤差程度にしかなりません。発泡スチロールの厚みを増やしたほうが効果は高いですよ。発泡ウレタンをいれるのは、作業が大変だから、ユーチューバーぐらいしかやらないでしょう(笑)。

 その代わりに保冷力をあげたいのなら、使う前にクーラーボックスを冷やしておくことです。最初に入れた氷は、まずはクーラーボックスの中を冷やすために熱を吸収してしまいます。だから、前夜に保冷剤(氷でOK)をいれて、出かけるときに新しい氷をいれれば、保冷力は上がります。氷が2倍必要になるので、冷凍庫を圧迫してしまうかもしれないけど、こちらのほうが確実に効果があります。冷凍庫内の場所を取るなら、それこそダイソーの板状になっている保冷剤を使うといいですね。

 釣り以外の使用ならお勧めはサンカ バンマスタークール

 今回、釣り専用なのでTAKAMIYAのSmileShipクーラーにしたけど、もし釣り以外に使用するのなら、同じ保冷性能の「サンカ バンマスタークール 9L」を購入しましょう。こちらのほうが安いです。

 外観や保冷能力が全く同じなので、おそらくOEM製品なのだと思います。違いは、消臭対策の有無です。TAKAMIYAのほうは、東亞合成のケスモンという消臭剤が使われているので、アンモニア硫化水素の残存濃度がかなり低くなります。釣りではなくスポーツやキャンプ向けに使うのなら、消臭効果はあまり必要ないので、価格が安いバンマスタークールのほうがおすすめです。

 17Lサイズもあるので、スポーツやキャンプなら17Lのほうが使いやすいかもしれません。最初はドリンクなどが入って重いかもしれないけど、帰りは軽くなるので、こちらは“大は小を兼ねる”と思います。 

クーラーボックスにいれるのは、凍らせたペットボトルで十分

 クーラーボックスの中に入れるのは、凍らせたペットボトル500mlと氷を入れたビニール袋です。ロゴスなどの保冷剤はいれません。なぜなら、保冷剤は0度以下でお肉を保存しておきたい場合はいいけど、釣った魚を0度以下で保存する必要はないからです。保冷剤は、最初はマイナス16度だったとしても、すぐに熱が移ってしまうので、保冷の持続効果はありません。だから、ロゴスなどの保冷剤は、釣りには無駄です。どうしても入れないと気が済まない人は、ロゴスの高い保冷剤ではなく、ダイソーの100円の保冷剤でも入れておきましょう。そのほうが安上がりです(笑)。

 キャンプに行くときに、お昼に食べるアイスクリームを凍らせたまま持っていきたいのなら有効だけど、釣りの場合は無駄なだけなので、空間を減らすためにできるだけ凍らせたペットボトルや氷を突っ込んでおきましょう。もしクーラーボックスに保冷剤を薦めている人がいたら、それは保冷剤をそのサイトから買ってもらいたいだけの人です。

  あと、水抜きの栓だけど、これも必要ではありません。氷が解けて水になったからと水を捨てたら、その水のなくなったところは空気になります。断熱性は水のほうが断然に高いのだから、残った氷はますます解けやすくなります。水を抜いて、そのぶん氷を入れるのなら分かるけど、そういう使い方を釣りでするでしょうか?ちょっと想像できません。

 水抜き栓があるということは、その周りの断熱性が落ちるのだから、ないほうがいいと思います。大容量のクーラーボックスなら小さな栓はあまり影響がないのかもしれないけど、釣りに行って魚を持って帰るだけなら必要ありません。