晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第11弾 長潮チャレンジ、豪雨の影響の方が大きいかも。

 ユーチューブのお勧め動画に「猫を保護しました」という動画が出てきました。動画を見ると、ミャーミャーと鳴いてエサをねだる子猫はかわいいですね。その動画のコメントに「人の子にも、こんなにやさしくしてあげればいいのに」と。残念、人の子ではお金になりません(笑)。こんにちは、T_TBlankです。

 

 長潮釣行です

 梅雨だから当たり前だけど、長雨が続きます。前日に大雨警戒警報が出ていたけど、山間部ではないのでこちらにはあまり影響だろうと、梅雨の晴れ間に釣りに行きました。でも、長潮という釣りに適した潮ではありません。その後は、若潮小潮と続くのであまりよくはらないので、まだ朝まずめでの釣果が期待できそうな長潮にしました。2週間ぶりの釣行になりました。

雨が降りだしそうな海と牡蠣イカダ

雨が降りだしそうな海と牡蠣イカ

 今回は、前回に行くことができなかった漁港にしました。到着時は雨がぱらついていたけど、この後回復する予報なので、そのまま堤防の先端に陣取ります。今回は、運よく空いていました(ちょっと嫌な予感はしたけど)。堤防の先端近くには内向きにフカセ釣りと投げサビキをしている夫婦が一組いるだけでなので、先端で投げ竿を外側に向かって遠投とチョイ投げをします。

  堤防と牡蠣筏の間をときどき漁船が通るので、外向きに投げる場合は注意が必要です。まあ、道糸は沈むので船のスクリューに巻き込まれることはないでしょう。漁船は気にしないので、堤防で投げ釣りをしている人がいても、とても近くを通りますよね。東京湾の航路とは違うので、自由に走れるならもう少し沖を通ってほしいけど、まあ、そんなことを考えないでしょう。

  潮通しのいいところなので期待したけど、やはり長雨のせいなのか少し海が濁っているように見えます。ここに来るまでに見た河口付近の海はどす黒い色がずっと海の沖まで流れていたけど、大きな川のない島の漁港ならそんなに濁りはないと思うけど、初めての場所なので、よくわかりません。

 朝から5時間も粘ったけど・・・・

  先端から外に投げ続けること5時間、釣れたのは、なんと親指大のメゴチのみでした。6号のミニジェット天秤の錘と比較して、小ささがわかります。

 

親指大の小さなメゴチ

親指大の小さなメゴチ(ネズミゴチ)

 いや、こんなに釣れないもの? 朝から釣れない時間を更新したと思います。やはり海はまだ濁っていたのでしょうか。ここもほとんどエサ取りにも合わなかったので、投げ釣りには向いていないのかもしれません。潮が動いている時間だから、もう少しなにか釣れると思ったのに・・・。

  この間、漁港内でフカセ釣りをしていたおじさんは、鯛、クロダイ、カワハギを釣り上げていました。また、隣のおばさんは、ウキサビキでサヨリやアジを釣っています。やはり、撒き餌を使った釣りは強いですね。この落差はちょっと堪えました。

 逃がした獲物は小さい

 ウキサビキでアジが釣れていたので、漁港内でアジがいるようだと思い、ジグ単(レンジクロスヘッド)+ワーム(アジリンガー)で狙ってみます。撒き餌で向こうに群れが行ってそうだけど、まあ流れてくるアジもあるだろうと思いました。

  最初に投げて、少し深いところを誘います。手前に来ると、ククっと当たりがあった後、ググと魚信が。軽く合わせて何がかかったかと思いながら引き上げていくとアジでした。初めてアジが釣れたと思ったら、手前で針から外れて落ちていきました。

  初めてアジがかかったので、眠気が吹き飛びました。まあ、小さいアジだからオートリリースと思い直して、もう一度投げます。引いてくると、同じように手前で当たりがあります。そして、引き揚げてくる途中で同じようにばらしてしまいました。あと1m、持たなかったのか・・・。前回使ったジグなので、針の掛かりが悪くなっていたのかもと思ったけど、指に刺すと痛いので鈍ってはいないようです。

  当たりがなくなったので、今度は表層を引いてみます。すると、途中でアジが掛ったのがわかります。海面で横に泳ぐ銀色の魚体をしっかりと上から見ることができました。でも、また海面から引き上げていると途中でバレました。もしかして巻き上げが早かったのでしょうか。アジの口は弱いというけど、3匹連続でばらしてしまうとは・・・。釣り上げきれなかったので、写真はありません。まあ、アジがいれば釣れることがわかっただけマシと思うことにします。

 ウキサビキ(投げサビキ)を始めるべきか・・・

 釣りを始めるにあたって、投げ竿やルアーができる竿を買ったけど、撒き餌を使ったふかし釣りやウキサビキ(投げサビキ)が一番釣れる釣りのようです。まあ、エサにかけるコストが違うからなぁ。いまさら、道具を買い直す予算もないので(10万円はN-WGNの支払いに消えました)、ルアーマチック86MLかホリデースピン405DXTを代用してウキサビキをやることを考えてみます。ウキサビキの下に長いハリスの針にオキアミをつければ、アジやサヨリ以外が釣れるかもという邪な考えを持っています(笑)。

  初めての場所なのでしかたないと思いながら、場所を移動します。何しろ釣れないので、エサがいつもより余っています。ここは切り上げて、早めのランチにして、実績のある漁港に行きました。 

違う漁港に移動です

 漁港に行くと、タコ餌木でタコを釣っているおじさんがいました。おじさんに話を聞くと、この堤防の水深は12mで深いこと、下は泥地であること、タコは水を嫌がるので雨が降ると釣れないこと、最近はタコが少なくなっていることなどを教えてもらいました。

 いろいろと話をしていると、前回釣りをしたときに思ったことに合点が行きました。前回は、虹色の斑点のあるアナハゼやトラギスが多く釣れたけど、やはり底は泥だったからですね。おかげで、根掛かりはほとんどありません。根掛かりしたのは、堤防の外側の下の敷石のところだけです。

 また、この辺りで発泡スチロールが浮いているところは、タコ壺漁の網なので投げ釣りには問題ないだろうということでした。

 そして、最後に近くのキスのポイントも教えてもらいました。やはりキスには青虫よりジャリメがいいのと、根掛かりがする場所なので一本針でやるそうです。投げ置きより効率がいいので、今は一本竿でやることにしているそうです。やはり、地元に詳しい人に聞くのが一番いいですね。

  おじさんと話をした後に再開です。早速、仕掛けをセットして投げると、きれいな良型のキスが釣れました。

 

夏のキス

夏のキス

 この後、キスを2匹追加します。相変わらず、アナハゼやトラギス、フグなども釣れるけど、2時間ほどこれだけ釣れるなら、最初からこちらに来ればよかったですね。まあ、まだ回っていない堤防があるので、一巡するまでは新しいところを開拓していくことなります。

  3時になったら、島の北側は雨が降り始めたように霧に覆われてきました。ちょうどのこの当たりが境になっているのか、北は雨で霞んでいるけど、南はまだ降っていない感じです。この辺りも、ぽつりぽつりと降り出したので、今日はこれで納竿にします。

  今日は、いつもより少し長い時間の釣行になったけど、キス3匹で終わりました。長潮でどこまで釣れるのかと思ったけど、場所を間違えなければそんなに釣れないということもなさそうです。次回は、青虫とジャリメ(イシゴカイ)を併用してみます。

  今回は、雨の影響があったのかもしれないけど、フカセ釣りをしている人がいる堤防ではあまり投げ釣りは釣れない傾向です。キスのシーズンが終わったら、ウキサビキでアジでも釣りましょうか。でも、アジングロッドは? まあ、ルアーマッチク76ULなので、メバリングロッドということに。それともチョイ投げの竿に降格させようかと考え中です。