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釣行第42弾 ― キスを釣りに行ったら、まさかが起きた。

 ようやく議員辞職。あべちゃんのおかげで起訴猶予だったのに、検察審査会でひっくり返されて観念したか。あべちゃんは除夜の鐘よりおおい嘘つきだけど、尻尾は一日働いて6月の手当とボーナスをゲットして、さようなら。こんにちは、T_TBlankです。

 

 そういえば、梅雨入りしているのだから、そろそろ江田島の湾内もキスが釣れるのではないかと思い、江田島の北部の港に行きました。ここは、去年の秋にキスを釣ったところなので、今日はキス釣りをメインにします。

 

江田島の港の風景

江田島の港の風景

 水深が浅いためか堤防の周りには網は入っていません。その代わり、電線が先端まであるので遠投はできません。こういう場所のために、ショアジギングロッドを遠投用の竿として買ったので、今回は活躍して貰いましょう。

 

 もう日の出が早くなったのでいつもより30分早く出発しました。キスは8時ぐらいから釣れやすいので、そんなに急いでも仕方ないけど、もう暑くなってきたので12時には納竿することを考えて早めに出発しました。それに、この時間なら自衛隊基地前の渋滞を避けられます。

 

 今日は、キス釣りがメインだけど、砂虫と青虫を買って行きました。キス釣りは、シーバスロッドを2本針で置き竿、メバリングロッドを自作の天秤に1本針で引き釣りです。メバリングロッドで堤防周りを探って、シーバスロッドで当たりがあれば、そちらを探ることを考えます。

 

 一方、青虫は置き竿にして、五目釣りで天ぷら素材を集めます。もしかしたら真鯛が釣れるかもと、外側に投げるファーストキャストは、ハリスを長めにした一本針に青虫をつけました。ホリデースピンは、普通に投げられないので、こちらはチョイ投げです。2本針でなにかかかればラッキーぐらいの扱いにしました。

 

鉄板ポイントでキス釣り開始:

  置き竿を投げ終えて、メバリングロッドで引き釣りを開始です。ここは、投げると釣れる鉄板のポイントがあります。その場所に投げて糸ふけを取ると、いきなり当たります。やはり鉄板のポイントでした。

 

今日も安定のキスからスタート

今日も安定のキスからスタート


  今日も20㎝のキスからスタートです。やはり、湾の内側にもしっかりと入ってきたようです。少し藻があるので、あまり引いてしまうと藻が絡むため、さびくのは少しにして当たりを待ちます。当たりがなくなったら、少しポイントを右にずらすとまた当たりがあります。ここで5匹ほど釣りあげました。

 

見える魚を釣る:

  干潮になって潮が止まったのか、当たりがなくなります。足元を見るとクロダイやウマヅラハギが泳いでいました。キス釣りの仕掛けのまま足元にエサを落とすと、クロダイやウマヅラハギはスルーしたけど、陰からカサゴが喰いついてきました。小さいのでリリースです。

 

 よく見ると、水深が浅くなった岩の上にカサゴが何匹かいます。まるで日向ぼっこをしているような感じです。その中で大きめのカサゴを見つけたので、ゆっくりとエサを落とします。口元にエサが落ちると、パクリと喰いつきました。

 

見える魚、カサゴを釣る

見える魚、カサゴを釣る

 

 

 引き上げると21㎝のカサゴでした。これは、キープします。しかし、見える魚が釣れるとは(笑)。これなら、もっと釣れるかもと、ブラクリをつけてみました。それをカサゴの目の前に落とすと、あっさりと逃げていきました。さらに、岩と岩の間に落とすと、カサゴが驚いて中から飛び出てきてしまいました。あれ、ブラクリ、全く効果なし。カサゴは、別になんでも喰いつくわけではないようです。

 

置き竿の釣果は:

  カサゴと遊びながら、ときどき置き竿をあげてみるけど、エサ取りにやられてしまっています。ほとんど釣れるものはなく、置き竿で釣れたのは、チダイ、ニシキハゼ、青ベラでした。一度、大きな当たりのあったシーバスロッドは、やはり青ベラでした。

 

唐揚げ用に持ち帰った青ベラ

唐揚げ用に持ち帰った青ベラ


  こちらも21㎝あったので、カサゴと合わせて唐揚げにすればいいかと持ち帰りになりました。今日は、キスは天ぷら予定なので、唐揚げもついでに作れます。もし天ぷらの日でなければ、リリースだったかも。

 

まさかの玉網は持ってきていない。

  同じポイントでキスを9匹釣ったころ、ショアジギングロッドに大きな当たりがあります。しっかりと合わせてみると、とても重い引きです。これまでに体験したことがないほどの重さでした。その重い引きのなかでも、カンカンカンと3回の明確な引きがあります。アカエイならこんな当たりはないし、ボラなのか。でもボラならもっと走ってもいいような。青物ではないとすると、もしかして真鯛?と思いながら引き上げていきます。

 

 しかし、ファーストキャスト(FCS-1002MH)は青物釣り用のロッドだからしっかりとした剛性で、セドナ5000XGもしっかりと巻き上げてくれます。この安定感は、とても信頼できます。

 

 そして、海面まで上がってきたのは、大きな真鯛でした。海面に上がると、真鯛の赤さが輝いてとてもきれいです。でも、そんなきれいな真鯛を鑑賞している余裕がありません。なにしろ、今日はキスがメインになるだろうからと、玉網を持ってきていないのです。せっかく買ったばかりなのに、出番を失ってしまいました。

 

 どうやって取り込むのか、1年前にクロダイをばらした教訓から頭をフル回転させます。ハリスはフロロ2号なので、抜きあげることはできるかもしれないけど、ここは慎重に考えます。そういえば、2時間前に桟橋に係留していた船の修理を手伝っていました。それを思い出して、桟橋に移動して引き上げることにします。

 

 ロープが張ってあるけど、おじさん、ちょっと使わせてねと心の中でお願いして、ロープの下をくぐって、桟橋と堤防を繋いでいるロープにラインを引っかけないように、真鯛を浮かせて移動させました。

 

 そして、手元に引き寄せます。フィッシュグリップを手元に持ってきていなかったので、口に指をいれたら、痛い。結構、痛いなぁ~鯛の歯。サワラなら指を入れる気にはならないけど、鯛ならと考えたけど、甘かった。まあ、貝を食べるぐらいだから、普通は硬いよね。

 

 近くで見ると針は口元に少しかかっているだけど、30㎝の高さなら大丈夫だろうと意を決してエィと桟橋に抜きあげました。

 

初めて釣り上げた大物、真鯛

初めて釣り上げた大物、真鯛


 計測すると38㎝ありました(アプリ計測)。針は、本当に上唇に少しかかっているだけでした。でも、鯛の口は硬いので、針を外すときにプライヤーを使ったら、針の方が曲がりました。

 

 フカセ釣りをする人には、塩焼きサイズかもしれないけど、釣りを始めて1年で初めて大きな魚が釣れて大満足です。桟橋を脳内で貸してくれたおじさんにも感謝しながら堤防に戻りました。

 

 すぐに絞めて、鰓を切って血抜きをします。ようやくダイソーで買った水汲みバケツが使えます。これまで、三脚の重石にしかなっていなかったので、ここで本来の目的利用になりました。

 

納竿:

  しっかりと鯛の血抜きをしたら、いつもより早めだけど、帰ることにしました。真鯛は少し窮屈になったけど、なんとかクーラーボックスにはいりました。15Lサイズを買っていないので、まさかのためにダイソーのドライバックを購入することを考えたほうがいいかも。そして、まさかのために買った玉網は、まさかに備えていつも持っていくべきですね、今日の反省点です。

 

 今日の持ち帰りは、キスx9(15-21㎝)、青ベラ(21㎝)、カサゴ(21㎝)、真鯛(38㎝)になりました。潮が満潮に向けて動いている時間なので、もう少し粘れば、キスがもっと釣れたと思うけど、もう十分でした。やはり、このポイントはメバリングロッドで簡単にキスが釣れる場所ですね。

 

 真鯛は、その日のうちに3枚におろして、刺身、塩焼き、アラ煮にして食べました。硬い鱗を取るのが大変だったけど、魚が大きいと捌くのは楽でした。残りのキスなどは翌日に天ぷらと唐揚げになりました。

  

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