晴れたら釣りへ、そして島飯

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釣行第73弾 - 甘くはなかった湯の川の朝

 有事のインフレ? いやいやウクライナ侵攻前からインフレは始まっていた。でも、政権の支持率が50%を超える国だから、こんな嘘も簡単に受け入れてしまう。非正規雇用の半分でも野党(国民民主は与党)に投票すれば政治は変わるのに、鈍すれば貧する国になるのだろう。こんにちは、T_TBlankです。

 

 一年ぶりにやってきました。函館の海です。今回は、モバイルロッドのシマノ ルアーマチックmb-S96M-4とシマノ セドナC5000XGをトランクルームの隅っこに忍ばせました。仕事の合間に釣りをする予定なので、そんな重装備で来るわけにはいきません。

 

 6月で天候は晴れ、大潮で満潮が午前中で、函館にしては干満差が一日です。瀬戸内海で釣りをしていると、干満差はよく感じるけど、外洋だとあまりないみたいなので、大潮はチャンスでしょう。

 

 ただ、北海道の朝は早いです。もう午前4時が夜明けでした。それで、4時に出発です(笑)。こんなに早く出発したのは、初めてではないかと思います。サマータイムの導入が提唱された理由がわかるくらい明るいです。今回は、明け方の2時間が勝負なのでしかたないですね。なんとなく、ゴルフのハーフをラウンドしてから仕事に行く感じです。そんな英語のフレーズをかつて習ったような(笑)。

 

早朝の湯の川の海岸線

早朝の湯の川の海岸線

 漁港に車をつけて、砂浜に降りました。釣れる予感しかしません。期待度MAXで、まずは前回と同じダイソーのメタルジグ(40g/いわしカラー)でスタートです。

 

 気分よく投げますが、相変わらず80mぐらいしか飛びません。なかなか100mは難しいです。

 

 今回は、前回の反省を活かして、砂浜の中央からスタートしました。ヒラメ狙いなので、着底したら、巻いて停めて(ストップ&ゴー)を繰り返しますが、すぐに重くなります。そう、昆布や海藻が至る所にある感じです。

 

魚ではなく昆布を巻き付けて戻ってくるジグ

魚ではなく昆布を巻き付けて戻ってくるジグ

 昆布がかかるととても重いです。いや、半端なく重いです。50mぐらいと30mぐらいのところに2か所、藻場があるようです。だから、近くになると高速で巻き取らないと大変でした。

 

 でも、着底してすぐに藻が絡むと、どうしようもないですね。5mスライドして投げて、藻がないところを運よく探るという釣りになりました。ちなみに、当たりはまったく無し・・・・。

 

 まったく当たりがないので、ジグの変更です。

 

ゼブラのメタルジグにチョイ足し

ゼブラのメタルジグにチョイ足し

 ゼブラカラーにチョイ足しで、リーフをつけました。付け足し方は、人気YouTuberの「我流のひと」の動画を参考にしてつくったネジネジ方式です。

 

 こちらに変えたけど、状況はかわりません。投げ続けて1時間、長い砂浜を歩いて、消波ブロックが砂浜に埋まっているあたりで、藻ではない魚の当たりが一度ありました。でも、乗らなかったので、きっとフグなのでしょう。

 

 釣れないまま、砂浜をUターンして戻りながら、投げては巻いてを繰り返します。延々とルーティンワークのような動作になりました。そして、こんなところでいう場所で根掛かりしました。横に移動して見たけど、外れずに、リーダーからそのままジグを失って終了です。

 

 前回は、ソゲが釣れたので、今回こそはヒラメと思っていたけど、そんな期待は脆くも崩れ去りました。そんなに簡単ではないですね。

 

 帰りにジグを投げていたおじいさんに聞いてみました。100m~120mぐらい沖に跳ねていたのは、サクラマスとのことです。残念ながら、100mは投げられません。おじいさんは、ここでヒラメが釣れたと聞いてきたけど、潮がブレイク(たぶん、離岸流などのこと)する場所がよくわからなく、発生してもすぐに消えてしまうということでした。

 

 そんなポイントが分かれば、砂浜を5mごと移動して投げるような釣りはしません。砂浜に初心者が来て簡単に釣るのはやはり難しいようです。

 

翌朝は、強風と高波

翌朝は、強風と高波

 諦めきれずに、翌朝も行ったけど、強風と波の高さで濁っていて釣りにならないので諦めて帰りました。日本海側に行く余裕はありませんでした。1年ぶりの函館、期待したのになぁ。

 

六花亭のポロシリカレー

六花亭のポロシリカレー

 しかたないので、残念な海を眺めながら、六花亭の漁火通り店でポロシリカレーを食べました。いや、他に食べるものがあるだろうと思うけど、北の大地で傷心を癒すのはカレーです(異論は認めます)。

 

 北海道にいるうちに、どこかでリベンジしたいと思います。

 

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