晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

第6のロッドはダイワ プライムサーフT 25号-405・W - 遠投したくなって買ってしまいました。

 夏の夜の海、何者かに引き込まれていってしまったホリデースピン。初めて買ったシマノの遠投用ロッドのエントリーモデルでした。ブランクス自体はよかったけど、ガイドの接着の弱さや尻栓の出来はよくありませんでした。

 

 それでも、遠投用ロッドがなくなってから、釣りをしても少し物足りない感じだったので、また遠投用ロッドが欲しくなりました。

 

 某釣具店の秋セールでロッドが10%オフ、さらに市の電子決済(PayPay/au/dPoint)キャンペーンで20%のポイントバックを行っています。両方を合わせると30%オフぐらい(正確には28%)になります。残念ながら楽天Payは対象外でした。10月末まで限度額の5万円を使い切れなさそうなので、なんだか頭の後ろ上あたりから「買っちゃえば」と聞こえてくる感じです。

 

シマノ 17 ホリデースピン 405DXT (投げ竿)
by カエレバ

 

 最初は、同じホリデースピンを買おうと思ったけど、せっかくなら次はダイワの遠投用ロッドのエントリーモデルを買って比べるのもいいだろうと、今回はダイワのプライムサーフTを対象にしました。ダイワのロッドは初めてになりますね。

 

 ホリデースピンが17年モデルで、プライムサーフTが14年モデルなので少し古い設計になるけど、ロッドはあまり差がでないので、少しぐらい古くても問題ないでしょう。

 

 これまで、ホリデースピン405DXTを使っていたので、同じ仕様のものならダイワのプライムサーフT 27号-405になります。錘負荷が23号から30号なので、すこし竿先が太くて硬いです。

 

ダイワ プライムサーフT 27号−405・W
by カエレバ

 

 竿先が硬いと、しっかりとロッドを曲げて投げるのに力が必要になります。ホリデースピンを投げているときに、まだ、完全にロッドを曲げ切れていない感じだったので、もう少し竿先に柔らかさがあるプライムサーフ T 25号-405・Wにしました。こちらでも錘負荷は30号まで対応です。T25号-425にしないのは、この長さを振り回すには身長や筋肉が足りないと感じたからです。

 

 ホリデースピンを買うときも、シマノのサイトで「NAGE並継 ロッドセレクト早見表」から自分の体格にあったものを選びました。並継竿がベースだけど、振出竿でも同じ傾向だろうし、シマノが開発費をかけて出した表だから、ネット上の個人の感想よりこの表は参考にできると思います。

 

 プライムサーフTはホリデースピンに対して、実売で1000円ぐらい高くなるけど、カーボン比率(約75%→92%)が上がって少し軽くなるので、コスパは十分でしょう。ただ、ポイントバックの妙で、実質価格がT27-405がT25-405より安かったので、実はかなり悩みました(笑)。

 

ダイワ プライムサーフT 25-405W

ダイワ プライムサーフT 25-405

 そして、購入したので開封です。四角い透明のケースに入っています。

 

ダイワ プライムサーフT 25-405W(ケースとロッド)

ダイワ プライムサーフT 25-405(ケースとロッド)

 薄い生地の竿袋とロッドです。よく思うのだけど、この竿袋を使う人がいるのでしょうか。電車に乗るときに使う人がいるのかなぁ。無駄なコストアップ感があります。

 

 ロッドは、シルバーを基調にしています。この明るさなら傷がついてもあまりわからないかもしれませんね。仕舞寸法が112㎝で、重さが370gなのでとても軽いです。これなら、ぶっこみサビキにも使えそうです。

 

プライムサーフTの竿先の保護ケース

プライムサーフTの竿先の保護ケース

 

 竿先の保護ケースは2重構造でした。ホリデースピンと1000円ぐらいしか違わないけど、この保護ケースはすごいかも。ただ、輸送時の衝撃にはとても強いけど、日常の持ち運びだと少し面倒かもしれません。

 

ダイワ プライムサーフT 25-405W (穂先)

ダイワ プライムサーフT 25-405W (穂先)

 高密度「HVF」カーボンと印字されているのは、「冷房車」と書かれたシールを貼っていた車のような昭和感があります。

 

ダイワ プライムサーフT 25-405W (穂先)

ダイワ プライムサーフT 25-405W (穂先)

 竿先は、少し細目(2.1mm)でした。4本の振出しなので、第一ブランクスに遊動ガイドが二つ付いています。この構成は同じ長さのロッドならどのメーカーでも同じでしょう。伸ばした感じだと、遊動ガイドの止まり具合はよさそうです。これは投げてみないとわからないので、1年使用後のレビューの時に再度確認します。

 

ダイワ プライムサーフT 25-405 (リールシート)

ダイワ プライムサーフT 25-405 (リールシート)

 リールシートは、富士製とわかるようになっています。こちらもちょっと昭和感があります。ロッドのパーツは、中華製ロッドでなければ、どこも富士工業製が多いです。自社でリールシートを作ると生産量が少なくてコスト高になるので、パーツは専用メーカーのものを使ったほうがコストダウンになるというの理由のようです。

 

ダイワ プライムサーフT 25-405 (グリップ)

ダイワ プライムサーフT 25-405 (グリップ)

 遠投用ロッドなので、竿尻のグリップは握りやすいようにラバー製で凹凸がついています。小さめのグリップだけど、思ったより握りやすい形状でした。このラバーは、どれくらい持つのかわからないけど劣化していきそうです。でも、補修も簡単そうです。

 

ダイワ プライムサーフT 25-405 (尻栓)

ダイワ プライムサーフT 25-405 (尻栓)

 ホリデースピンでは最後まで閉まらなくなってしまった尻栓だけど、こちらはネジの部分が金属(アルミ?)でした。金属ならネジ山の部分が削れることはないので、閉まらなくなることはなさそうです。その代わり、竿の内側のネジ山が削れてしまうので、しまりが緩くなるという評価なのでしょう。閉まり切らない尻栓かゆるゆるの尻栓か、好みはわかれそうですね(笑)。どれくらい持つのか、これも使ってからの評価になります。

 

 合わせるリールは、今持っている一番大きなシマノセドナ5000XGの予定です。汎用性のない遠投専用のリールは買う気がないので、こちらを流用します。ただ、リーダーではなくテーパーライン力糸を結ぶことになるので、結局セドナは専用リールになってしまうかもしれません。

 

テーパーライン力糸を結んだセドナ

テーパーライン力糸を結んだセドナ

 この先、専用にすることで困りそうだったら、予備のラインを用意して、リサイクラーを使って釣行前に巻き替えるようにしようと思います。お金がないのなら、代わりに手間をかけろということですね。

 

 セドナは、ショアジギングロッドのファーストキャストに合わせて買ったけど、22サラハ4000XGを買ったので、そちらをファーストキャストに合わせることにします。

 

 プライムサーフTの評価で、よくSiCリングではなくハードリングなので、PEラインだとリングに傷がつくかもしれないと書いてあるけど、そんなことはありません。GTやアカメを釣るわけではないので、ハードリングだからと言ってPEラインで傷がつくことはありません。ましてや、カレイや真鯛ぐらいで気にする必要はありません。

 

 持っているロッドは、各メーカーのエントリーモデルばかりなので、使用されているリングはすべてハードリング(Fuji工業のOリング)だけど、まったく傷がつくことはありません(小物しか釣れていないけど)。使ったことがない人が、適当に記事を書いているのだろうと思います。

 

 また滑りが悪いから飛距離がでないも、遠投の競技をしているのではなく、虫エサをつけて投げているのだから、気にする必要はないと思います。そんなに振り回したら、虫エサは切れてしまいます。

 

 インターネットの記事は、他のサイトをコピペした「こたつ記事」が多いので、まとめサイトもどきや釣り○○○のような閲覧数をあげて広告収入を目的にしたサイトはあてにしてはいけないと、釣りを始めて3年にもならないけど、とても感じています。

 

ダイワ エクストラサーフT 25号−405・K
by カエレバ

 

 懐に余裕があるので、どうしてもSICリングが欲しい人は、エクストラサーフTにしましょう。実売価格が2倍になるけど、こちらなら堤防で品評会になっても大丈夫でしょう。

 

 次は、魚に持っていかれないように、気をつけて長く使いたいと思います。でも、新しい竿が欲しくなったら、魚に持っていてもらうという口実に・・・は、止めておきます。

 

ダイワ プライムサーフ T25-405・W 2014モデル (スピニング振出)
by カエレバ

 

◆カテゴリー