BBCを使って公共放送の意義を語らせるNHK。字幕を恣意的に変更するだけでなく、安倍ババァを政治解説員にするような統一自民党の広報機関のくせに、BBCの威を借りるつもりだろう。まともなジャーナリズムのない報道機関は、大河ドラマも朝ドラもいらないので、受信料が欲しいのならさっさとスクランブル化するべきである。こんにちは、T_TBlankです。
どうやらカマスが釣れているらしい。というか、冬の定番のカレイよりカマスやアジが釣れるらしいので、今回は初めてのカマスチャレンジになります。
仕掛けは、とてもシンプルです。ダイソーで買った蛍光色のジグヘッドとシャッドテールワームです。シャッドテールワームは、50%増量でピンクグローとクリアラメが入ったセットです。
これだと飛ばないので、サルカンのついたナツメ錘(シンカー)5号を使います。本当は3号ぐらいがいいのだけど、5号しかなかったので、とりあえず5号です。ふと考えたら、1/2オンスのバレットシンカーを買えばよかったかもと思いました。とりあえず、これでチョイ投げしてカマスを狙います。運がよければ、アジも喰いつくでしょうか。
ワームに反応しないときも考えて、ジグサビキとジグも持っていきます。こちらもダイソーです。これなら、いつものエサ代より少なくて済みます。でも、狙える魚が限られるので、今回は五目釣りにはなりそうにないですね。
狙いは、上げ潮になる朝まずめの3時間です。冬の夜明け前は、一年で一番寒い1℃前後の予報、完全防寒で向かいました。
・とっても密な堤防
まだ日が昇る前なのに、堤防にはたくさんの釣り人。4mおきに人が立っている感じで、こんなに堤防に人がいるのをみたことがありません。絶望的になりながら堤防を先端まで歩いていくと、少し入れそうなスペースが1か所ありました。狭さにちょっと躊躇したけど、せっかくここまで来たのだからと、声をかけて入れてもらいました。
でも、その後から来た人は、もう入る場所がなく帰っていきました。真冬の朝にこんなに堤防は混むのかと、江田島なら堤防に一人か二人だったのに、とんでもないところに来たのかも知れない(笑)。
気を取り直して、準備を始めます。今日は、ルアーマチック86MLとレブロスLT2500Dです。レブロスは、先日ベアリング化したので、今日は軽快に回ってもらいます。事前に、フロロカーボンをハリスにしてジグヘッドとナツメ錘を使った仕掛けを作っていたので、それをリーダーに結びます。まずは、ピンクのシャッドテールワームで始めました。
まだ暗い中、隣の人が投げて落ちる場所を確認して、交差しないように気をつけて真っすぐ前方に投げます。多くの人は、ジグ単にワームなので、深夜からアジを狙っていたのでしょう。運よく飛距離が違うので、これは助かりました。
水深も棚もわからない初めての場所なので、とりあえず着水したら5カウント沈めてから巻き始めました。久しぶりなので、キャストの練習を兼ねて投げては巻くを繰り返します。何度か繰り返していると、隣の人がカマスを釣り上げました。堤防の近くにナブラのように小さな魚が跳ねたので、比較的近い場所にいるようです。
時合いに突入したのか、周りでもカマスが釣れ始めました。順番のように、こちらにも、さっそく当たりがあります。カツンと当たるけど、引きはそこまで強くなくて、針掛かりしているかどうなのかとドキドキしながら、堤防に上がってきたのは、カマスでした。
カマスは鋭い歯で、ピンクのワームを後ろからしっかりと咥えていました。少し速めに巻いたけど、しっかりと追いかけて喰いついているようです。カマスは前からではないですね。針を外すとワームがずれていることが多いので、しっかりと刺し直してから、続けてキャストします。
・トラブル発生
続けて3匹釣ったところでトラブルが発生です。時合いが来たと急いで投げていたので、ベールを返すのを忘れてキャストしてしまいました。ブチンという音とともにリーダーごと失います。せっかく時合いがきたのに、なんてことだ。大きなタイムロスになります。
周りがカマスを釣り上げている中、急いでリーダーを組みます。でも、カマスなら簡単なノットでいいだろうとSCノットではなくトリプルエイトノットにします。ナツメ錘にジグヘッドをつけている間に、隣のおじさんはカマスを3匹、追加しました。
仕掛けを組み直したら、時合いがまだ続いていますようにとキャスト再開です。するとコツンという当たりでカマスがかかります。堤防に引き上げようとしたら、バレて落ちていきました。向こう合わせのままだったので、掛かったたらしっかりと合わせておかないといけないですね。この後は、針掛かりしたら、しっかりと煽ってから巻き上げるようにしました。
・カラーチェンジ
カマスの当たりがなくなったので、ワームをピンクからクリアに代えました。するとまた当たりが出ました。棚は浅くて、速めに巻くのが今日のポイントだったようです。この後は、ピンクとクリアを定期的に変えていました。ただ、クリアのほうが喰いつきはよかったと思います。
このカマスはワームを横から咥えていました。多くは後ろから喰いつくけど、たまに横から来るカマスもいます。まあ、この日は、どんなカラーでもしっかり食いつていたので、誰でも釣れるとてもラッキーな日だったようですね。途中で船の出入りがあっても、群れは離れていかなかったので、とても幸運な日だったようです。
急に堤防がざわついて、みんなが外側に向けてジグを投げ始めました。どうやらナブラが外側で発生したようです。外側でもカマスが釣れ始めました。周りに真似て外側に投げてみたけど、この仕掛けだと、風に逆らう形でキャストすると錘とジグヘッドが絡んでしまい、釣りにはなりません。ナツメ錘ではなく、軽いジェット天秤のほうがハリスが絡まなくていいのかもしれません。たぶん、弓角(ゆみづの)を使う要領だと思います。
外側はあきらめて、また元の位置に戻って投げています。冬の朝で左手がかじかむほど寒いけど、適度に当たりがあって、カマスが釣れるので寒さが和らぎます。しかし、満潮の時間になると、ぱたりと当たりがなくなりました。そして、隣のおじさんは片づけて帰っていきます。
少し投げられる範囲が広くなったけど、おじさんが帰ってから釣れたのは1匹だったので、おじさんの判断は正しかったようです。ただ、久しぶりの釣りだったので、いろんな誘い方をして試してみることはできました。
・納竿
周りも釣れなくなったので、時合いは終了です。寒い朝だったけど、初めてのカマス釣りで楽しめました。3時間弱の釣行で釣果はカマス11匹(25-30㎝)になりました。でも、帰りの道の駅でカマスは1匹70円で売っていました。いや、実釣体験はプライスレス(笑)。
カマスは、鱗を取って3枚におろしたら、塩で水分を抜いてからすべてフライにしました。半分は当日にフライにして、残りは衣をつけた状態で冷凍にしました。なにも釣れなかったときの食糧にします。カマスのフライはホクホクでビールが欲しくなるうまさです。
最初、大名おろしでカマスを3枚におろしました。でも、カマスは背骨の上骨が短いので、途中から腹から開いて、3枚におろすように変更しました。これなら、背骨につく無駄な身が少なくなります。カマスの一夜干しはとてもおいしいけど、あの捌き方はカマスの骨の構造に適ったものだったのですね。カマスを捌いて、初めて知りました。
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