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釣行第132弾 - 梅雨の晴れ間の魚卵祭り

 学歴詐称、裏金自民とズブズブ、三井不動産と金儲けのタヌキが3選。都民が一番ではなく、金が一番が選ばれました。さらに、ドトールの広告塔のユーチューバーが2位。大阪の地盤沈下を笑えないのが東京という現実でした。こんにちは、T_TBlankです。

 

 梅雨の合間に、久しぶりの釣りになります。前日の大雨を考えて、流れ込む河川が少ない場所がいいだろうと、倉橋島の堤防に来ました。ここはタコ壺を示すブイがひとつしかないので、堤防の周り以外は根掛かりをあまり心配しなくていい場所です。

 

 運よく朝方は曇りなので、暑さが少し和らぎます。Windyでは風が吹いてるけど、瀬戸内海特有の凪状態なので、無風でした。

 

今日の堤防と朝食

今日の堤防と朝食

 

 朝食は、無印良品の「4種類のナッツのシリアルクッキー」です。サクサクと食感でおいしいですね。まあ、お値段が違います。個別包装ではないので、手をよく拭いてから取り出しましょう。そうじゃないと、砂虫味に・・・。

 

・キスに特化する

 今日は、キスをメインに狙ってみようと思います。これまで、真鯛も狙って置き竿2本に、引き釣りを1本で釣っていたけど、置き竿にキスが連続で掛かると慌ただしくなるので、今日は置き竿を1本、引き釣りを1本にしました。

 

 堤防から沖に向かって投げるのは、プライムサーフT25を使い、ルアーマチックs96Mは堤防周りの引き釣りに使います。そして、エサは、砂虫。さらに値上げで、ちょっと驚き価格でした。

 

 砂虫なので、置き竿に使う針も少し小さくしました。ただし、ホンダワラの密集地帯を通って巻き取ることになるので、ハリスの太さは同じです。一方、引き釣りの方のハリスは少し細くします。引き釣りだとフグに噛み切られることも少なく、大きな魚もかかることがほぼないので、キス狙いなら細いハリスで十分だと考えました。

 

 また置き竿の方は、砂虫を一本づけ、引き釣りは砂虫を半分に切って使います。砂虫を半分に切った場合、不思議とキスは尻尾の方に喰いつくことが多かったです。キスは砂虫を吸い込むために後ろに回るという習性なのでしょうか。

 

・キスからスタート

 今日も最初に釣れたのは、キスです。堤防の近くで釣れるキスは、15~18㎝と少し小さめです。ククっと当たりがいいので期待するけど、やはり大きくはならないですね。確実に釣れるけど、小さいキスが続く場合は、そのポイントは外します。

 

 一方、外側に投げたプライムサーフT25では、いいサイズのキスが上がります。途中でホンダワラを通るので、そこでいったんロッドをゆっくりと煽って、抜けてからの回収になります。

 

今日の最大サイズのキス(22㎝)

今日の最大サイズのキス(22㎝)

 今回のキスは22cmが最大サイズでした。帰って捌いたけど20㎝を超えてくると多くがメスでした。外側のほうに大型が多いのは、産卵に適した場所があるのでしょう。

 

 引き釣りではキスがぽつりぽつりと釣れていく中、プライムサーフT25に当たりがあります。しっかりと引くのでキスではないけど、大きさがあるので途中のホンダワラに捕まります。すっぽ抜けないようにと引っ張ってから回収すると、カワハギでした。

 

カワハギ(メス)

カワハギ(メス)

 こちらもメスですね(卵を持っていました)。メスがいるなら、つがいのオスがいるだろうと同じようなポイントに投げると、オスが釣れました。

 

カワハギ(オス)

カワハギ(オス)

 たまたまだろうけど、同じ場所でオスが釣れたのは面白い。また、キスを狙うために、針を小さくしたことが功を奏したようですね。

 

 キスとカワハギが釣れたので、今日は十分だろうと思っていたら、引き釣りでいい当たりがでます。真鯛とは違う引きだから、ベラなのかと思ったら、こちらもカワハギでした。

 

カワハギとトカゲゴチ

カワハギとトカゲゴチ

 カワハギは25㎝あるので、今日の最大サイズです。もう一つの針には、トカゲゴチが付いていました。トカゲゴチはマゴチと違って大きくならないので、天ぷら材料に持ち帰りです。これで、3種目です。

 

 引き釣りを続けていると、プライムサーフT25で鈴がなります。ずっと鳴っているので、チャリコかと思ったけど、結構重さがあります。いつものように途中の藻で一旦停止。ゆっくりと煽って藻を抜けても、重くて引きがあるので、まだ付いています。上がってきたのはイシモチ(グチ)でした。

 

イシモチとキス

イシモチとキス

 房総では投げ釣りで釣れたけど、瀬戸内海で釣ったのは初めてです。産卵に備えて浅瀬に来たのかもしれません。イシモチはグチと呼ばれるだけあって、グーグーとよく鳴きますね。もう少し大きければ刺身にできるけど、25㎝程度なので、塩焼き行きです。もう一本の針にいいサイズのキスが付いているけど、並べると小さく見えますね。

 

 同じところに投げたら、またイシモチとキスがセットで釣れました。カワハギもキスもイシモチも同じところにいるのか、外側にいいポイントがあるようです。

・五目釣りに

 最後に、引き釣りでチダイが釣れたので、これで終了です。

 

5種類目のチダイ

5種類目のチダイ

 気が付けば、キスに特化したつもりが五目釣りになりました。珍しく青ベラ(キュウセン)が不参加です。今日は、不思議なことにベラ系はまったく釣れませんでした。

 

 この後も、今日はいくらでも釣れそうな感じだったけど、暑くなってきたこと捌く時間が大変になりそうなので11時に納竿です。エサが少し余ってしまったので、砂虫の場合はもう少し少なくてもよさそうです。また、今日は、タックルを一つ減らして正解でした。

 

納竿:

 今日の持ち帰りは、キスx23、カワハギx3、チダイ、トカゲゴチ、イシモチx2になりました。

 

今日の釣果(多数)

今日の釣果(鱗落としてます)



 まな板に並べたら、なんだか売れ残りの魚を集めて、ひと箱800円ぐらいで売ってそうな盛り合わせになりました。

 

 大きいカワハギと大きいキスは刺身にしました。残りのキスとトカゲゴチは天ぷらと骨煎餅です。また、残りのカワハギは煮つけ、イシモチとチダイは塩焼きです。

 

 捌くとカワハギ、イシモチ、トカゲゴチ、キスが卵を持っていました。これらは、今が産卵期なのでしょう。プリン体が怖いけど、形のいいキスの卵も合わせて、煮つけにしました。卵は粒の大きさが違うけど、煮つけるとあまり味は変わらないですね。トカゲゴチの卵は初めて食べたけど、他の魚とほとんど区別はつかないです。小型魚の魚卵の違いは、あまりわからないと思います。

 

 今日はよく釣れたので、すべて捌くのに2時間もかかりました。トカゲゴチは小さいのに、骨の構造はマゴチと同じでした。だから、中骨を骨抜き器で抜きました。味はマゴチと同じだけど、手がかかります。

 

 これからは真夏で暑くなるので、午前中の短い時間の釣行にして、捌く量も少ないうちに切り上げたいと、たまたま釣れただけなのに、贅沢なことを考えています(笑)。

 

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