19年10月に発売になったシマノの新しいワゴンリールです。2000円程度で購入できたので、2台買いました。購入時は、まだ販売したばかりでオープン価格だったために、今より安く買えました。前任機のアビリオアリビオ(以下、同様)が安くて評判がよかったので、それと同等の価格からスタートしたのだと思います。1年経って、オープン価格は3000円前後に落ちついています。
アビリオに比べてベアリング数が3に増えたことで、とても巻き心地がよくなっています。最新のAR-Cスプールを採用して、ドラグも最新機構なので、最初に買うならとてもコスパのいいリールだと思います。もちろん、ハンドルも左右入れ替えできます。
最初にナイロン3号が150m巻いてあるけど、すぐに劣化するので、数回使ったら巻き替えたほうがいいでしょう。
今は、ホリデースピンの遠投用とメバリングロッドのチョイ投げ用に使っています。ホリデースピンで使うには少し小さいので、番手は4000か5000番がいいと思います。特に、遠投用にテーパーラインを巻くけど、ナイロンの場合3-12号になるので、12号のラインは太くてスプールからすぐに外れてしまうので、スプールの外径が大きいほうが取り扱いやすいでしょう。汎用性を考えて、C3000にしたけど、遠投用のロッドには中途半端でした。
釣行後に毎回水洗いして、月に一回ぐらいオイルを注してメンテナンスしています。それでも巻き心地は変わらないし、異音も発生していません。水没させてしまったリールも、分解して組み立て直した後は、問題は発生していません。
一年経っての状況では、スプールのエッジやベールの周辺に少し傷がついています。また、ハンドルのノブは擦り傷が一番多いです。最初の頃にあまりよく考えずに、堤防に直置きするなど乱暴に扱ってしまったことが原因です。思ったよりスプールのエッジ周りは柔らかくて繊細でした。
最近は、三脚を買ったので堤防に直置きすることはなくなりました。まあ、ワゴンリールなのでそこまで気にしないで使えるという利点はあります。
ルアーマチックと合わせて買うと、投げ釣りからエギングまで幅広く使うことができます。なので、初心者が最初に使うにはとてもいいリールだと思います。
アビリオからの買い替えなら、もう一つ下のクラスのFXでも十分なリールです。ベアリング数はアビリオより多いし、設計もシエナと同じです。堤防からの投げ釣りならFXでも十分にいいリールです。なぜシマノが双子のような商品設計があまり変わらない シエナとFXを出してきたのかわからないけど、FXが入門機という位置づけです。
Amazonのサイトなどでは中華製の安いリールが売られているけど、釣りを始めてみようと思うなら、このクラスから始めたほうがトラブルもないし、メンテナンスもやりやすいと思います。
あ、どうしてもお金がない人は、ダイソーの1000円のセットで始めてみましょう。
堤防からのちょい投げ釣りなら、使う道具で釣れる魚が変わることはないと思います(笑)。
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