引っ越し後の片付けや悪天候も重なって、ちょっと釣りに行けない日が続いているけど、冬休みを使ってダイワのリール レブロスLT2500Dのラインローラーをベアリング化することにしました。
変更する理由は、50%OFFクーポンがあったから(笑)。今の釣り方をしている限り、わざわざベアリングに交換する必要はないけど、今後ジグやルアーを使う機会が増えそうなので、350円で交換できるのならとクーポン割引に釣られて、フリマでベアリングのパーツを購入です。
購入した部品は、ベアリングと調整用のシムが3つです。実際は、シムは2つで十分でした。3つ目は調整用の予備です。
今回交換するのは、ラインローラーのこの部分(赤丸)です。作業前にダイワのサイトからレブロスの展開図をダウンロードして部品を確認しました。
交換の対象であるローラーカラー(A),(B)は2つの部品でできているけど、ネジを緩めて取り出すとひとつの部品になっています。なので、ここでは変更対象はこんな感じというイメージだけです。
スプーラーを外してから作業をします。ベール部のネジが少し硬いので、ネジ穴を潰さないようにしっかりとドライバーを合わせて外しましょう。
ネジが外れたら、ラインローラーとローラーカラーを取り出します。
外すと部品は二つだけでした。2つの部品からなるローラーカラーは一つに組み立てられているので、展開図とは違った形になっています。ちなみに、31のローラーカラー(C)は、変更対象ではないのでベール側に残っています。
しかし、外した部品がとても汚いですね。いつも釣行後に水洗いしているけど、これだけ砂やホコリが入っていることを考えると、塩水はそれなりに入ってきそうです。今回の交換時に、周りの汚れもきれいに拭きとりました。
ローラーカラーを二つのシムとベアリングに交換です。写真のように並べて、ネジをラインローラー部に付けたら嵌めていきます。
注意:ベアリングは、事前に注油しておきましょう。今回は、ダイワのグリスを使いました。ラインローラー部は塩水が入りやすいところなので、オイルよりグリスがお勧めになります。今回は、いつもメンテナンスに使っているダイワのグリスを使いました。
最初にネジを嵌めて、そこにシム、ベアリング、シムと嵌めこみます。
次に、ローラーカラーを嵌めます。左右を間違えないように入れたら、ベール部分と合わせて、ネジを締めれば終わりです。部品が小さいのでピンセットがあると楽にできます。
また、最後にベールと合わせるときに、部品を飛ばさないように気をつけましょう。ベールを倒して作業をしていると、接続時にベールが起きて部品が飛んでいく羽目になります。
部品が最初にどのようについていたか、外す前に写真を撮っておけば間違いがなくなります。レブロスLTのラインローラーはとてもシンプルなので、間違わないと思うけど、初めての作業なので慎重に行いました。
変更すると軽い力でラインローラーが回ります。エントリーモデルのリールだから、お金をかけてベアリングを追加する価値があるのかどうかはわかりません。ベアリングにしたことで防錆対策がより必要になったけど、もし錆びたら元に戻すくらいの気楽さで行きたいと思います。
今回は、フリマでベアリングとシムを買いました。ベアリングは当たり外れがあるので、心配な人は「HEDGEHOG STUDIOのベアリングキット」を買うといいと思います。ソルト用のHRCB防錆ベアリングは少し高くなるけど、検品されたものがくるのでベアリングの品質は間違いないと思います。
備忘録として、使用したベアリングとべリングシムの規格を記載しておきます。また、自分で個別に揃えたい人、ベアリングは必ず錆びてしまうので、交換用に個別に買いたい人向けです。
ベアリングの規格は、内径3㎜x外径6㎜x幅2.5㎜です。ミネベアの商品(ステンレス)だとDDL-630ZZになります。購入したのはレブロスLT2500用だけど、レガリスなどダイワのリールなら多くがこの規格です。 ベアリングは、 アマゾンでは中華製の安いものもあるけど、高いものではないので信頼のあるブランド&ショップにしましょう。
海でハードに使う人は、高耐食性のベアリングのほうがよいので、その場合はキャストップを使うといいです。
また、ベアリングシムは、内径3㎜x外径4㎜x幅0.5㎜になります。
8個もいらないけど、同系列のリールが3台ぐらいはカバーできます。小さな部品は、アマゾンなどでも販売しているので、何かのついでに合わせて買うといいですね(アマゾンプライムに入っていないので、送料が・・)。
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