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ベアリング化計画2:シマノ 22サハラをフルベアリング化する。

 レブロスLTのラインローラーをベアリングに変更したので、続いて22サハラもベアリング化します。

 

 今回は、ハンドルノブもベアリング化します。実用から行くとラインローラーのベアリング化だけで十分だけど、こちらはクジで「70%OFFクーポン」が当たったので、ベアリングが3つのフルベアリングのパーツをフリマで買いました。実質500円弱だからちょっと冒険してもいいでしょう(笑)。

 

ラインローラーのベアリング化

 

購入したベアリングと調整用シム

購入したベアリングと調整用シム

 まずは、購入したラインローラー用のベアリングと調整用シムです。こちらも薄いシムが予備で付いていました。微妙なバランスで成り立っているので、個体差があるようです。

 

22サハラ2500Dの展開図(ラインローラー部)

22サハラ2500Dの展開図(ラインローラー部)

 こちらも、シマノのサイトから展開図をダウンロードして確認です。今回は、34番のパーツ(赤丸)の交換になります。

 

22サハラ ラインローラー部

22サハラ ラインローラー部

 レブロスLTで経験済みなので、スプールを外してから、ベール部分のネジを緩めます。こちらのネジも堅いですね。

 

ラインローラー部のパーツ

ラインローラー部のパーツ

 ネジを外すと、このような順番でパーツが並びます。こちらは、まだ購入してから2か月しか使っていないので、内部はきれいでした。レブロスLTは3年近く使っているから、汚れ度合いの差は歴然でした。

 

嵌めていくラインローラー部のパーツ

嵌めていくラインローラー部のパーツ

 一番左のパーツ、34番のラインローラーカラーをベアリングに代えます。そして、アームローラースペンサーとアームローラーの間に3つの調整用シムを入れます。そのため、事前にこのように並び替えてから装着をしていきます。

 

ラインローラー部にネジを入れる

ラインローラー部にネジを入れる

 こちらもネジを入れてから、右側のパーツからつけていきます。並べたパーツの左3つは一つに組み合わせてからはめ込みました。こちらもアームローラーの向きを間違えないようにしましょう。

 

出来上がったラインローラー部

出来上がったラインローラー部

 こちらも調整用シムは3枚で十分でした。軽い力で回っていくので、糸撚れが少しは減るでしょうか。気分の問題のようにも思えます(笑)。

 

ハンドルノブのベアリング化

 次は、ハンドルノブのハンドルノブブッシュをベアリングに変更します。

 

ハンドルノブ用のベアリング(2つ)

ハンドルノブ用のベアリング(2つ)

 そのため購入したパーツは二つのベアリングになります。ちなみに、このベアリングはラインローラーのベアリングと同じ規格です。

 

22サハラ2500D展開図(ハンドル組)

22サハラ2500D展開図(ハンドル組)

 

 展開図の69番ハンドルノブブッシュをそのままベアリングに交換です。

 

ハンドルキャップを外す

ハンドルキャップを外す

 

 ハンドル部にあるハンドルキャップは、マイナスのドライバーでも差し込んで少し力を入れて引けば、簡単に外れます。このキャップは単にハンドルノブに挟まれているだけでした。ハンドルキャップを外して、ネジを外すと、ハンドルの軸が出てきます。

 

ハンドルの軸にあるハンドルノブブッシュ

ハンドルの軸にあるハンドルノブブッシュ

 ここについているハンドルノブブッシュが変更対象の一つです。あれ、もう一つのハンドルノブブッシュは?と思ったら、ハンドルノブ側のネジにありました。展開図通りなのだけど、一瞬、どこ?となりました(笑)。

 

ハンドルノブ側のハンドルノブブッシュ

ハンドルノブ側のハンドルノブブッシュ

 ネジを外していくみると、座金、ハンドルノブブッシュ、ネジになっていました。よく回るように粘性のあるオイルで覆われています。それでは、ハンドルノブブッシュをそれぞれベアリングに代えていきます。

 

ハンドルの軸にベアリングを入れる

ハンドルの軸にベアリングを入れる

 

 まずは、ハンドルの軸にベアリングをいれます。そして、ハンドルノブを取り付けます。

 

ハンドルノブ側にベアリングを入れる

ハンドルノブ側にベアリングを入れる

 次に、座金とベアリングを入れたら、ネジを締めて終わりです。

 

最後にネジをしめて出来上がり

最後にネジをしめて出来上がり

 

 ハンドルノブのベアリング化にどれだけ価値があるのかはわかりませんが、まあいいでしょう。こちらも錆が出たら、戻すことにします。

 

 注意:今回も、ベアリングは事前に注油してあります。ラインローラーの方はグリスを使い、ハンドルノブの方はオイルを使っています。予算の制約上、シマノ用のオイルを持っていないので、どちらもダイワのものだけど、このレベルのリールなら気にしてはいけません。

 

 こちらも割引クーポンに釣られて、フリマでベアリングとシムを調達しています。レブロスLTと同じように、HEDGEHOG STUDIOが22サハラ用のベアリングキットを販売しています。ベアリングの当たり外れを考えると、信頼できるショップで買うこともありです。

 

 ただし、ハンドルノブのベアリングは別売です。ベアリングが二つになると値段が高くなるので、ハンドルまでベアリングするかはちょっと迷いますね。21ナスキーがハンドル軸側がハンドルノブブッシュなのは、この部分は塩が入りやすいからあえてプラスチックにしているのかもしれません。

 

 

 こちらも備忘録として、使用したベアリングとべリングシムの規格を記載しておきます。また、自分で個別に揃えたい人、ベアリングは必ず錆びてしまうので、交換用に個別に買いたい人向けです。

 

 ベアリングの規格は、内径4㎜x外径7㎜x幅2.5㎜です。ミネベアの商品(ステンレス)だとDDL-740ZZになります。購入したのは22サハラ4000XG用だけど、ナスキーなどシマノのリールなら多くがこの規格です。シエナのベアリングもこの規格だったので、コスト削減もありシマノのリールも同じ規格のものを使っているようです。

 

 ベアリングは、 アマゾンでは中華製の安いものもあるけど、高いものではないので信頼のあるブランド&ショップにしましょう。

 

 海でハードに使う人は、高耐食性のベアリングのほうがよいので、その場合はキャストップを使うといいです。

 

 最後に、ベアリングシムは内径4mm×外径5mm×幅0.5mmです。  

 

 個別に買うと送料がバカにならないので、まとめて買うか、フリマなどクーポン割引を狙いましょう。

 

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