晴れたら釣りへ、そして島飯

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釣行第3弾 - 逃がした獲物は大きかった

 なんか解除らしいけど、季節性インフルエンザ対策を毎年していたので、宣言があろうと解除になろうと何も変わりません。こんにちは、T_TBlankです。

  いい天気が続くので、釣行第3弾です。いつものように前日にエサ(青虫)を買って夜明け前に出発します。今回も第1弾と同じ堤防に行きました。

瀬戸内海の日の出と釣師

瀬戸内海の日の出と釣師

 写真を撮っている時間があったら、大切な朝まずめの時間だから釣りを開始したほうがいいのだろうけど、今回は写真を撮りたかったので、まずは、写真です。今日は、先端に釣り人がいたので、いい構図になりました。

 先端でジグを投げていた釣り人は、明るくなったら帰っていったので、釣りの用意をしているうちに堤防は一人だけになりました。今回は自由に使えそうです。

 ジグ単+ワームで初めての釣果

 ホリデースピンで遠投、ルアーマチック86でちょい投げの竿をセットしてから、ルアーマチック76ULとレブロス2500を取り出して、ジグ単+ワームのセットをします。今回は、34のダイヤモンドヘッドとレインズのチビキャロスワンプです。

 投げ竿で潮の流れが左から右になることがわかっていたので、潮の流れに漂うような投げ方にしてみました。投げてみると当たりがあるけど、先端だけがなくなっていくので、おそらくフグなのでしょう。

 何度か投げていたら、足元に寄ってきたときに岩礁から飛び出してきたメバルが喰いつきました。

34ダイヤモンドヘッドと始めて釣れたメバル

34ダイヤモンドヘッドと始めて釣れたメバル

 とても小さいメバルだけど、初めてワームで釣れた魚になったので記念写真です。ワームで釣れる気がしなかったけど、魚がいると喰いつくことはわかったのは収穫です。リリースして次の魚を目指すけど、アジなどの回遊はなくほぼ足元の岩礁から飛び出してくる小さな魚でした。

 ワームの先端だけ喰われることが多くなったので、アジリンガービーバーに代えてみました。すると、ちいさなカサゴが喰いついてきました。この小さな体でしっかりと丸のみしてくるのだから、食欲旺盛というかカサゴも捕食が大胆ですね。

逃がした獲物は大きかった・・・

 ワームで釣れる魚はリリースサイズばかりと思っていたら、投げ竿で置いていたホリデースピンがガクンと反応しました。すぐに竿を持って合わせます。ちょっと引きがこれまでとは違います。この硬い竿を通して手元に重さが伝わりますが、ヒトデでも巻き上げるときに重さがあるので、足元に来るまでになにが釣れているのだろうと思ったら、30㎝は越えているクロダイでした(足元に来た時に写真を撮っておけばよかった)。

 まさか、こんなところでクロダイが釣れるとは思っていなかったので、タモは用意していません。堤防と海の高低差は1mもないので、そのまま引き抜こうとしたら、やはりハリスが切れてばらしてしまいました。スーパーの魚コーナーでしか見たことがない魚を目の前にして、焦って抜きあげるという選択をしたけど、もう少し考えれば浜まで引っ張ってくるとか、手元に手繰り寄せる方法があったのではないかと思います。

 朝まずめだけど、こんなに簡単にクロダイが釣れるなら、もっと釣れるかもと思ったら、この後は小さなハゼやフグなどエサ取りばかりで、キープできる魚は一匹も釣れません。最初で最大のチャンスを逃してしまったようです。なんだか、モーハンで最初にレイアの逆鱗が出てきたので、簡単に手に入ると思い売ってしまったことを後悔したような感じでした(笑)。

 漁船がきて、ここも投げ釣りにならないことを知る

 気を取り直して投げ釣りを再開すると、離れたところから漁船が網を揚げ始めました。右手の砂浜になっている海岸の真ん中あたりに、発泡スチロールが浮いていたので網が仕掛けてあることはわかったけど、こんなところから100mぐらいも網を張っているとは。しかも、堤防から20m前後の距離を堤防に沿って平行に仕掛けています。そんな近くに仕掛けられたら、投げ竿でちょい投げ釣りはできないでしょう。もっと遠くに投げて、ジェット天秤で早く浮かせて回収するということをすればいいかもしれないけど、せっかく船があるのだから、こんな近くに網を仕掛けなくてもいいのに思います(漁師の立場は、こんなところで釣りをするほうが悪いなんだろうけど)。

 この堤防もダメかと思いながら、納竿していきます。船の上で網にかかった魚を外しているのを見ていると、大漁という感じではないけど、とても大きなアナゴがかかっていました。離れたところから見えるくらいで1m近くある太ったアナゴでした。砂地なので、やはりアナゴはいるようです。でも、あの漁獲高で生活できるのかな・・。

 釣りの再開も釣果でず

 漁船は、また網を仕掛けて帰るかと思ったら、そのまま網を回収して帰っただけだったので、しまった竿をまた取り出して釣りを再開です。堤防の周りの岩礁に魚がいそうなので、ワームに青虫を刺して落としてみると、ちいさなアイナメカサゴがかかってきます。さすがにジグの針は、ベラの口には大きすぎるので釣り上げることはできませんね。ジグ単を投げながらワームの練習をしていたけど、小さなメバルが堤防の周りに住み着いているだけで、大きいメバルはいなさそうです。また、アジは回遊してくる場所ではなさそうですね。

  陽が高くなってくると、夏には海水浴場になる場所なので家族連れが多くなってきました。学校がまだ休みなので、子供連れでのんびりできるキャンプは人気ですね。ましてや海では3密になることないので、のびのび走り回っています。ここだけは、とても普通の生活でした。ちょっと違うのは平日に家族連れという組み合わせでしょうか。

  お昼に満潮になるけど、お腹もすいてきたので納竿して帰ることにします。キープできる魚はなかったけど、ワームで釣れたのでよかったです。下手すぎて何も釣れないかと思っていたので、魚がいるところに投げれば釣れることはわかりました。もっとも、魚がいる場所を探すことが大変そうです。

 そして、まさかと思うような魚がかかることがわかったので、次回は、投げ釣りの仕掛けはもう少し太いハリスを使うことにします。でも、大物はそんなにかからないでしょうね。フカセ釣りをしている人には普通サイズかもしれないけど(笑)。