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釣行第12弾 砂虫vs青虫 シロギスを釣る

 まだ梅雨があけないけど、暑くなりました。今回は、大雨が続いたあとではないので、海の濁りもないだろうと、シロギスを目当てに釣りにいきます。シロギスなので、今回は砂虫(ジャリメ)も買いました。砂虫はグラム単位の値段は少し高めになるけど、一匹の大きさが青虫に比べて小さいので、エサの本数はあまり変わらないから、実質的な消費量は同じくらいだと思います。

 今回も初めての堤防を目指したけど、堤防の周りのスペースは駐車禁止だらけで、駐車できるスペースがありません。すこし湾奥に入った堤防は、クロダイの有名なポイントだけど、投げ釣りには向いていない感じなので、最初の堤防はあきらめました。

 それで、少し北に行ったところにある漁港にします。ここは、前回、カワハギやベラを釣ったところだけど、本来ならシロギスが釣れる場所らしいので、今回はキスを狙います。

 到着すると堤防の中央で投げサビキなどをしている人がいました。前回の場所にはその釣り人がいたので、先端で釣りをすることにします。相変わらず堤防のL字の角は青物狙いでジグを投げている人がいます。

 さて、今回はホリデースピンに青虫、ルアーマッチク86に砂虫です。どちらも2本針の仕掛けでいきます。堤防の外には、発泡スチロールがあるけどタコ壺なので大丈夫です。遠投できる距離が違うので、正確な比較にならないけど、キスのポイントなら大丈夫でしょう。 

最初の一匹はカサゴ

 基本がキス狙いの竿は置き竿なので、ルアーマッチク76ULにジグ単+ワームでアジやカサゴを探してみます。漁港内を見た感じではアジはいないようだったので、底付近をちょんちょんと動かしながら探ると、ググっと当たりがあって、カサゴが上がってきました。

 

ジグ単+ワームで釣ったカサゴ

ジグ単+ワームで釣ったカサゴ

 しっかりと上あごにかかっています。これなら、バレることはありません。狙ったキスよりも、最初に釣れたのはカサゴでした。

 キス狙いの竿は、釣れるのはちいさなメゴチばかりです。エサ取りがほぼメゴチかフグという状況でした。そのなかで、小さなカレイかと思ったらヒラメでした。左ヒラメ、右カレイ。まだ小さいけど、しっかりと背中に斑点があって、左を向いています。

小さなヒラメと小さなメゴチ

小さなヒラメと小さなメゴチ

 丸セイゴ11号にもしっかり食い込んできたけど、あまりに小さいので傷つけないように針を外してリリースします。メゴチのほうはスレ掛かりでした。

 ジグサビキの回収

 さらに釣れたのは、ジグサビキでした。やはり青物を狙って投げている人がいるようです。

海から釣り上げてジグサビキの仕掛け

海から釣り上げてジグサビキの仕掛け

 古くて再利用できそうな感じではないので、そのまま分別して燃えないゴミ(金属)で処理をしました。

  少しすると、漁船がやってきてタコ壺をあげていくので、仕掛けを上げて作業が終わるまで待ちます。思ったより堤防の先の水深は深くないですね。タコ網をあげたら、また網を仕掛けて漁港に帰ってきます。こちらに向かってくるのでどうしたのかと思ったら、網にかかっていた仕掛けを隣の釣り人まで届けに来てくれていたようです。その船のおじさんによるとやはりキスが釣れるらしいけど、いや全く釣れないです・・。

  隣で投げサビキなどをしていた人は、鯛も釣っていたけど、多くは鯖を鈴なりで釣っていました。青物を探しているようだけど、ここで釣れるかどうかは不明です(ここ以外でも青物を釣り上げた人を見たことがない)。投げサビキの人は、いつも島の反対側で釣っていたけど、こちらのポイントを探しに来ていたようです。満潮で潮がとまった時間になったので、お互いこの堤防はあきらめて移動しました。

 別の堤防に移動

  今度は南下して、先週にキスを釣ったポイントに移動します。しかし、曇りの予報も太陽がしっかりと出てきて、とても暑いですね。どうやら真夏日になったみたい。冷たい水を飲みながら釣るけど、汗が噴き出すし、さらに腕が日焼けして痛いです。

  こちらは、キスのポイントが堤防から直ぐのところなので、遠投するほうには青虫で、チョイ投げは砂虫にします。すると、青虫の方にすぐに当たりがきます。結構な重さを感じながら引き揚げてみると、カレイでした。こちらは、右を向いています。

 

第1投げの青虫で釣れたカレイ

第1投げの青虫で釣れたカレイ


 また、真夏のカレイとは、やはりこの堤防の先端の水深はかなり深いですね。27㎝ぐらいなので、もう一回り大きくなるといいけど、ここは冬に期待しましょう。今の時期で釣れるならもっと大きいのがシーズンになれば釣れそうです。

  そして、砂虫のほうではキスが釣れました。これは、エサの違いよりポイントの違いだと思います。

 

砂虫で釣れたキス

砂虫で釣れたキス

 でも、先週より小型でした。3時間で4匹を釣り上げたけど、今回は15㎝クラスです。先週は青虫で20㎝クラスが混じったのに、今回は小さいので天ぷらにします。ここは、探り釣りならもっと釣れそうですね。

 シロギスあるある?

 シロギスを釣っていると、たまに堤防付近で急に重くなります。そして、錘が海面に近づいてくるとふっと軽くなります。最初は、水の抵抗とかあるのかと思ったら、キスにしっかりと歯型が付いていました。

 引き上げている途中で、フッコやマゴチが喰いついてくるのでしょうか。底を引いているわけではないので、フッコやセイゴなのかもしれません。夜釣りなら太刀魚の可能性もあるだろうけど。

 本来の針はキスに刺さっているので、たとえ喰いついても釣り上げることは無理です。さらに、キスの体はボロボロに。キスの泳がせ釣りをすると、なにが食いつているのかわかりそうです。この堤防は、波返しが少し高いので、竿が短いと上がってきた魚は波返しを超えないとわかりにくいのが難点です。

  ホリデースピンは、長いのとジェット天秤をつけていることもあって浮き上がってきた魚を確認できるけど、短いルアーマチックではなかなかわかりにくいですね。

  この後、さらに同じサイズのカレイを追加します。真夏にまさかの2枚目なので、煮つけが少し豪華になりそうです。

  この日は、この場所のエサ取りがほぼ小鯛でした。前回は、アナハゼばかりだったので、海の濁りが影響していたのかも。小さいので多くはリリースできたけど、手のひらを超えたサイズは針を飲み込んでしまうのものがあったので、カサゴと一緒に味噌汁にいれるために、一匹持って帰りました。

 

針を飲み込んでしまった小鯛

針を飲み込んでしまった小鯛

 小さい鯛でも、タイノエが寄生しているものが多いですね。見つけたらできるだけ外して、リリースしました(外さないほうがいい?)。

納竿

 午後1時になって陽が高くなったので、エサが残っているけど納竿にします。最後にはしっかりとアナハゼが釣れたので、ここはやはり泥と確認できて終わります。今日は上着を忘れてしまったので、腕の日焼けが痛いですね。帽子と首の日よけはしていたけど、両腕がヒリヒリです。

  結局、砂虫と青虫を使ったけど、砂虫はシロギスがよく釣れると思います。ただ、小型のシロギスも多くかかるようです。同じ堤防でも微妙なポイントの差がありそうだけど、今回は青虫にはシロギスは掛かってきませんでした。今回は、砂虫の勝ちだけど、サイズが小さいのがちょっと物足りないかも。

 青虫にはカレイと小鯛が多くかかるので、夏は二つのエサを用意したほうがよさそうです。値段も、砂虫は少し高めになるけど、一匹が小さいので、エサの本数は変わらないと思います。

  最初の目的の釣り場が使えなかったことが残念だけど、釣果としてはいい結果になりました。まだ、行っていない堤防が残っているので、ひとつずつ試してみたいと思います。ただし、だんだんと遠くなりますね(笑)。それから、もう暑いので、日中は厳しいです。

 今日の持ち帰りは、カレイx2、カサゴx1、シロギスx4、小鯛x1でした。