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1年間(2020年)に釣れた魚のまとめ - その1

 真冬になって寒い日&風が強い日が続くので釣りに行けない代わりに、釣りを始めた2020年に釣れた魚を見ていきたいと思います。

  最初は、ルアー釣りを考えていたけど、途中から虫エサ(青虫、砂虫)をつけた投げ釣りが中心になったので、釣れた魚は偏ってしまったようです。 

 1年間で釣れた魚で持ち帰りできたのは、キス、小鯛(真鯛、チダイ)、ベラ、カワハギ、カレイ、カサゴメバル、エソ、鯖、黒ソイ、メゴチ、鯒、トラギス、ハゼでした。

  逆に持ち帰らなかったのは、オニオコゼ、ヨコスジフエダイ、ニシキハゼ、イトヒキハゼ、スズメダイですね。後は、対象ではないヒトデと海毛虫とハオコゼぐらいでしょう。あ、でも一番釣れたのは、クサフグです。いや~、ほんと必ず釣れるし、ハリスを切られて針をたくさん取られてしまいました。

 

 それでは、写真と共に釣った魚を見ていきたいと思います。

 

シロギス:

キス(シロギス)

キス(シロギス)

 キスは、一番持ち帰りになった魚だと思います。最初は置き竿だったので釣れる数は多くなかったけど、11月、12月にメバリングロッドやシーバスロッドでの引き釣りでキスを釣ることを覚えてから、よく釣れるようになります。特に晩秋から初冬は落ちギスとなり、20㎝を超える良型が多くかかったので、面白かったですね。一本針で引き釣りをすることが多かったので、名人のように連掛けはできないけど、当たりの大きさと合わせの面白さがありました。

 大型は刺身に、中型は天ぷらにして食べました。大型のキスは脂ものっているので、刺身でもおいしいです。

 

小鯛(マダイ、チダイ):

マダイ

マダイ


 次は、小鯛(マダイ、チダイ)です。こちらは、エサ取りとして一番多かったと思います。マダイとチダイの見分け方は、鰓に赤い筋があるかどうか、背びれの前の棘の高さ、尻びれに赤い縁があるかどうかでわかります。

 サイズが20㎝を超えないと持ち帰りにしなかったので、一番リリースした魚だと思います。小さくても鯛の味がするし、やはり鯛のおいしさがわかります。当たりがあると、頭を振ってくるので、メバリングロッドだと引きも楽しめた魚です。

 

カワハギ:

カワハギ

カワハギ

 冬より夏によく釣れました。しかも、夏に釣った方が大きいサイズが大きかったです。エサ取り名人なので、アサリを使って狙えばもっと釣れたかもしれないけど、ほとんど青虫をつけての投げ釣りで掛かりました。キスを狙って引き釣りをしていてもよく掛かりました。肝が大きくなる冬に釣ってみたい魚だけど、なぜか冬では釣れていません。煮つけにすることが多かったですね。

 

ベラ(ギザミ):

青ベラ

青ベラ

 ベラ(キュウセン)は赤ベラ、青ベラと良く釣れました。この辺りではギザミと言うそうです。こちらも20㎝を超えた青ベラを持ち帰り対象にしました。カワハギと同じで、小さな口と鋭い歯でエサ取り名人でした。砂地より岩のある岩礁地帯で多く釣れたと思います。大きいと引きが強いので、巻き上げるときに期待が膨らむけど、あがってくるとがっかりとなりやすい魚です。体のぬめりがあるので捌きにくいけど、塩焼きにするとおいしい魚です。

 赤・青ベラはたくさん釣れたけど、なぜかイソベラは全く釣れませんでした。堤防での釣りが多かったせいでしょうか。

 

カレイ:

カレイ

カレイ

 冬に本虫で釣るより、夏に青虫で釣れました。当たりがわかりにくいので、釣れた時は針を飲んでいることが多いです。まだ30㎝を超えるものは釣れていないけど、20㎝台後半になると肉厚で煮つけでとてもおいしくなります。白身の魚だけど、カレイとわかる特徴のある味です。

 

タマガンゾウビラメ:

タマガンゾウビラメ

タマガンゾウビラメ


 左カレイ、右ヒラメ。ヒラメは大きいものと思ったら、ガンゾウビラメは小さいヒラメでした。背中に斑点があるのでタマガンゾウビラメで、干物で売られていることが多いです。でも、煮つけにするとカレイよりおいしい魚です。ただ、大きくならないですね。

 

トラギス:

トラギス

トラギス

 砂地にいるので、キスの外道でよく釣れます。丸々と太っていることが多いけど、下腹によく寄生虫イカリムシモドキが付いています。人間には寄生しないので外して持って帰って、唐揚げや天ぷらにしました。キスより癖がある味なので、唐揚げの方おいしいと思います。

 

ハゼ:

ハゼ

ハゼ


 河口付近で釣りをあまりしないためか、ハゼが釣れた機会は少なめでした。たぶん、マハゼだと思うけど、ハゼ類はたくさんいるので違うかもしれません。こちらもキスの外道になりやすかったので、天ぷらにしています。天ぷらが一番おいしいですね。

 

メゴチ(ネズミゴチ):

メゴチ

メゴチ

 こちらも砂地にいるので、キスの外道になります。当たりが強いので期待したくなるけど、青ベラと同じくらいのがっかり感もあります。体表がぬるぬるしていて、鱗がほとんどありません。鰓に棘があるので針を外す時や捌くときに注意が必要だけど、天ぷらにするとキスよりおいしいのではないかと思います。

 

マゴチ:

マゴチ

マゴチ

 メゴチと間違えて持って帰ったけど、こちらはマゴチでした。フィッシュイーターだけど、小さいサイズだと砂虫でも釣れるようです。見た目はメゴチに似ているけど、鰓に棘がなく、体表のぬめりもあまりありません。天ぷらにしてみたけど、少しメゴチより身が硬い感じです。

 

アナゴ:

アナゴ

アナゴ


 夜釣りでないとほぼ釣れないけど、朝早い時間などにたまに釣れました。いつかは、夜釣りでたくさん釣ってみたいです。釣れたアナゴは、Youtubeを参考に捌いて、天ぷらやアナゴ丼にしました。60㎝を超えると骨が硬くなるので、骨切りは必須になります。40㎝未満ならそのまま使えるので、あまり大きくないサイズがおすすめです。と言っても、サイズを狙って釣りはできないけどね。

 

エソ:

エソ

エソ


 エソは、一番顔が面白い魚です。中骨がたくさんあるために捌きにくいことで、釣り人には嫌われているようです。肛門から後ろは中骨がないので、大きい場合は切り分けて捌くといいそうです。でも、30㎝程度なら、エソを叩いて中骨が外せるので、そのまま塩焼きにできます。身を叩くことになるので、刺身にはできないけど、簡単に塩焼きにできるし、もともとかまぼこやさつま揚げの材料になるほどのおいしさなので、塩焼きがおすすめです。

(つづく)

 

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