晴れたら釣りへ、そして島飯

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釣行第62弾 ― 海の中はまだ秋かも。

 コロナ禍による経済対策に軍事費を7300億円強も計上。なぜ軍事費が経済対策なのか。補正予算で多額な軍事費が必要ということは、まともに国会で本予算の軍事費を審議していない証左である。こんにちは、T_TBlankです。

 

 三高周辺でカレイが釣れ始めたということで、前回と同じ波止ではないところにカレイを釣りに行きます。少し遠いけど、日の出も遅くなったので、出発する時間は変わりません。まあ、電灯もあるので、暗いうちについても大丈夫です。でも、寒いのでポケットにはホッカイロを入れました。

 

堤防からの朝の風景

堤防からの朝の風景

 この堤防は、春先に来て以来です。その時は、なぜか大きなオニオコゼが釣れました。なかなか狙って釣れる魚ではないけど、ラッキーが続くといいですね。

 

 今日も、しっかりと堤防沖にはタコ壺の網が入っています。港から出て行く船は、タコ壺を示す発泡スチロールの外側を通るので、発泡スチロールのところでラインが海に入っていれば、船にラインを切られることはないでしょう。

 

 朝は少し冷えたけど、日が出ると12月の寒さが緩んで、11月中旬という温かさの中での釣りになりました。そうなると、ポケットに突っ込んだホッカイロがちょっといらなかったか。

 

 今日は、カレイ狙いとはいえ、青虫と砂虫にしました。前回、青虫では何も釣れなかったので、保険のために砂虫も用意しました。あと、蒸しアサリも(笑)。

 

 ホリデースピンとファーストキャスト、シーバスロッドはカレイを目当てに置き竿にして、メバリングロッドを使って堤防周りを探り釣りします。

 

 置き竿で最初に当たりがあったのは、ファーストキャストでした。上がってきたのは、トラギス(クラカケトラギス)でした。

 

最初の一匹はクラカケトラギス

最初の一匹はクラカケトラギス

 20㎝近くあるので持ち帰りしました。トラギスは久しぶりですね。鯛のタイノエ以上の確率で、腹部に寄生虫イカリムシモドキ)が付いているので、しっかりと取ります。皮膚に食い込んでいるので、外すとトラギスが痛がります。今日は、青虫でトラギスがよく釣れました。

 

 置き竿を一通りセットしたら、船道を探り釣りします。潮が動くととても流れが速くなる場所です。少しずつ引いていると当たりがあります。そう、キスですね。

 

まだ落ちていないキス

まだ落ちていないキス

 12月だけど、まだここにはいるようです。18㎝程度なので、落ちギスというわけではないようです。

 

 そして、さらに探るとガツンというあたりに平べったい魚が上がってきます。うん?カレイと思ったら、実は、おいしいタマガンゾウビラメでした。

 

久しぶりのタマガンゾウビラメ

久しぶりのタマガンゾウビラメ

 背中の青い斑点が特徴で大きくならないヒラメだけど、さすがに小さいのでリリースです。

 

 ファーストキャストに当たりがあったのであげてると途中で軽くなったら、ハリスを切られていました。ハリスに噛んだ後があったので、フグだったのでしょう。針を付け替えて、投げて糸ふけを取ったら、すぐに当たりがあります。引き上げると、またキスでした。

 

遠投して釣れたキス

遠投して釣れたキス

 こちらにもいたのか。キスは同じポイントにいるということで、ついていたエサを直して、同じところ(自称)に投げます。そして、糸ふけを取ったら、すぐに当たりがありました。でも、キスとは違う引きだと思いながら上がってきたのは、マダイでした。

 

すぐに当たりがあった小鯛

すぐに当たりがあった小鯛

 22㎝と小ぶりだけど、塩焼きすればおいしいので、持ち帰りにしました。このサイズでもpeラインだと引きが強くて面白いです。

 

底引き網漁を始めた漁船

底引き網漁を始めた漁船

 船道で引き釣りをしていたら、漁船がやってきて、底引きの網を降ろしていきました。こんな近くで底引き漁をしなくても思うけど、キスなら網にはかからないだろうと網が通らなかったところに投げました。

 

 少しは探る範囲を変えたかったので、メバリングロッドではなくシーバスロッドで探ります。少し沖側に投げて巻くと当たりがあります。これはキスだと思ったので、連掛けさせるために、次の当たりを待ちます。少し引くと2回目の当たりがあったので、コロニーを壊さないようにゆっくりと引いてきてから、巻き上げました。

 

連掛けできたキス

連掛けできたキス

 

 置き竿で2匹かかっていたことはあるけど、引き釣りで狙って連掛けで釣れたのは初めてでした。

 

 満潮になって潮が止まるとぱたりと当たりがなくなりました。さらに、下げ潮になるとこの船道は、港から外に流れが強くなるので、キスは移動するようです。小さなトラギスやチダイが釣れた程度でした。この場所は、上げ潮で釣るほうがいいでしょう。

 

 引き釣りを止めて、アサリを使って堤防の際を胴付仕掛けで探ったけど、スズメダイカサゴ、フグと今日もカワハギは釣れませんでした。とても大きなフグだと当たりが大きくて面白いけど、カワハギをアサリで釣るのは難しいと思います。まだ、イオンの蒸しアサリが残っているうちに釣り上げることはできるのだろうか・・・。

 

納竿:

 12時になると、天気予報通り北風が強くなってきたので、頃合いということで納竿にしました。今日の持ち帰りは、真鯛(22㎝)、トラギスx5(18-20㎝)、キスx7(15-20㎝)になりました。真鯛は塩焼きにして、キスは天ぷら、トラギスは唐揚げにしました。

 

 トラギス(クラカケトラギス)は、頭を落として内臓を取ったら、そのまま唐揚げにするのが一番おいしい食べ方だと思います。トラギスは白身だけど、ハゼともキスとも違う属性だとわかる癖のある味がします。これが、唐揚げにするとホクホクでおいしくなります。さらに、唐揚げにするので腹骨も気にならずに食べられますよ。

 

 カレイを釣りに行ったはずだけど、小さなカレイも釣れなかったので、この場所はちょっと合わないのかもしれないですね。それ以上に、ケチって本虫ではなく青虫の一本掛けなのが悪いのかもしれない(笑)。

 

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