晴れたら釣りへ、そして島飯

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釣行第37弾 ― 外道は重かった。

 外遊を口実にワクチンを打ったから、オリンピックを強行開催して他人がどうなっても気にしないってことか、ガースーは。こんにちは、T_TBlankです。

 

 桜が満開で春本番と思ったら、一気に暑くなって初夏並みの気温。そろそろ紫外線対策をしないとまたシミが増えそうです。今日も、新しい場所を求めて江田島の北部に出発です。夜明けが早くなったので、もう家を出るときには明るくなっていました。そろそろ出発は、30分繰り上げないといけなくなりそうです。

 

 今日も江田島の初めての港です。広島行きのフェリーが発着する港の隣にある堤防に来ました。堤防に外灯はあるけど電線はないので、とても釣りやすそうです。それと港内に漁船が少ないので、あまり船の出入りがないのがいいですね。数隻のためにこの堤防はいくらかかったのだろうと思うので、しっかり利用します。

 

 いつもと違って、墨跡やフカセ釣りの後がないので、フカセ釣りには向いていないのでしょうか。堤防の上は、比較的きれいに保たれていました。初めての場所なので、堤防の真ん中あたりに陣取りました。先端は、船が出入りしたときにラインを切られそうなので止めておきます。ただ、堤防の沖には網を示す発泡スチロールが浮かんでいます。20mと50mぐらいのところにあるので、堤防に平行に網を入れているのでしょうか。タコ壺だといいけど、刺し網だと辛いね。

 

 干潮だと水深がないので、港内は釣りにならないので、外側に向けて投げます。今日も青虫と砂虫を買ってきたので、ホリデースピンに青虫、シーバスロッドに砂虫をつけて投げます。そろそろエギを使ってイカを狙ってみたいけど、この場所でイカはどうなのでしょうか。

 

 満潮に向かう時間帯だったので、潮の流れは左から右でした。流れは比較的ある方だと思います。浮いていた発泡スチロールが流れていくので、潮の流れがどうなっているのかよくわかります。左から右に向かって流れて、沖の堤防に当たって、港内に入ってくる潮の流れでした。

 

 メバリングロッドは、1本針で堤防の先端から探り釣りをしてみます。時々船が通るので、置き竿ではなくいつでも撤収できるように手に持っても探り釣りにします。まあ、3号の錘だと30mも投げないので、問題はなさそうだけど、PEラインを切られてからは、どうも不信感が拭えない。

 

海の中も初夏?

  船道を探ってみると、少し抵抗を感じる場所があります。駆けあがりになっているのだろうと思える場所で、最初の当たりがありました。すぐに合わせてみると、プルプルという引きに上がってきたのは、やはりキスでした。

 

最初の一匹目はキス

最初の一匹目はキス


  20㎝の良型です。やはり砂虫だとよく釣れますね。青虫だとエサが大きくなりすぎるので、砂虫くらいの細さがキスはエサを飲み込みやすいのだろうと思います。一匹釣れたので、同じ場所を攻めます。ゆっくりと引くと、ときどき当たりがあるけど、なかなか針掛かりしないですね。当たりがあったら、ちょっと待ってみることにしたら、しっかりと釣れました。

 

 ただ、ピンギスサイズだったのでリリースです。また、ハゼやトラギスが混ざりました。一撃で大きな当たりになると、20㎝ぐらいのキスで、当たりが少し小さい場合は、少し待って合わせると、15㎝ぐらいのキスでした。

 

即合わせは厳禁、春のキス

即合わせは厳禁?、春のキス


  この船道を入口から丹念に探ったら、6匹ほどのキスが釣れました。ただ、途中で潮がとまってからは、当たりはあってもまったく乗らなくなりました。

 

黄砂で少し霞んだ漁港の風景

黄砂で少し霞んだ漁港の風景


 春なので、満開の桜が山にちらほらとあります。桜並木もきれいだけど、緑の中に淡いピンクがあるほうが山はきれいに見えますね。この風景を見ながら、のんびりとロッドを引きながら釣りができるのは楽しいです。

 

外側にはなにもいない?

  堤防の外側に投げていたホリデースピンとシーバスロッドは、距離を少し変えていたけど、まったく当たりがありません。エサ取りにもあわないですね。小鯛どころかフグもいないようです。アオサのような海藻が針について上がってくるだけでした。アオサでメジナが釣れるらしいけど、メジナは見かけません。

 

 餌がまったくつつかれないまま、青虫を付け替えて投げるだけ。今日は、青虫を海に放流に来た感じです。外側でカレイが釣れる予定だったけど、刺し網に全部持っていかれたのか? そんなことはないだろうけど、ちょっと魚影が薄い日でした。

 

外道だけど、これは重い。

  キスが釣れなくなった先端で引き釣りを続けていたら、今度は大きな木が掛かりました。根掛かりしたのかと思って、手で引き寄せたら足元まできたけど、ハリスが切れて沈んでいきました。

 

 針を付け替えて投げ直すと、また同じように急に重くなります。また、ゴミを引っかけたのだろうと竿のしなりを使って引き寄せていきます。メバリングロッドなので、あまり力をかけて折れてはいけないので、ゆっくりと引き寄せていきます。すると、近くになってぶるっと魚信があります。激しい感じではないけど、確実な魚信、ゴミと魚が一緒に絡んだのかと思いながら足元に引き寄せると、海面に上がってきたのはオニオコゼでした。

 

海面に上がってきたオニオコゼ

海面に上がってきたオニオコゼ


  ハリスが切れる前に証拠写真を残そうと、海面に浮いてきた場面を撮ります。そして、ハリスが切れませんようにと抜きあげました。ハリスは1.2号です。前に32㎝のカレイを引き上げることができたので、暴れなければ大丈夫だろうと思ったけど、不安いっぱいでした。

 

オニオコゼ(27㎝)

オニオコゼ(27㎝)

 引き上げてサイズを測ると27㎝でした。「これくらいの大きさです。」と隣に足を置く勇気はないので、iPhoneアプリで計測です(1㎝ぐらいの誤差は突っ込まないで)。この大きさならスーパーで売っていたサイズを超えているので、持ち帰ることにします。

 

 すぐにネットで毒針の場所を調べます。一番危険なのは、背びれのようです。まずは、魚つかみで抑えて、目の上あたりにはさみを入れて絞めます。途中で暴れたら危険なので、先に絞めました。次にフィッシングプライヤーを使って針を外します。

 

 そして、背びれを魚つかみでもって後ろ側からはさみでチョキチョキと切ります。オニカサゴと違って、背びれだけでいいらしいけど、少し怖かったので、しり鰭などもチョキチョキして、海に返しておきました。ヒレを切ったオニオコゼは、キスとは別のポリ袋に単独でいれて持って帰りました。そういえば、オニオコゼって鱗がないですね。

 

納竿

 オニオコゼの処理をしたらどっと疲れたので、お昼前に納竿です。まだ、少しエサがあまっていたけど、青虫で何も釣れる気配もなかったので、さっさと諦めました。

 

 今日の持ち帰りは、オニオコゼ(27㎝)、キスx6(15~20㎝)になりました。オニオコゼは、三枚におろして刺身にして、頭や皮や骨はきれいに洗って、霜降りをしてからアラ汁にしました。また、キスは刺身と天ぷらにしました。毎回、これくらいの量が釣れるといいですね。オニオコゼの刺身は、弾力と甘さがあってとてもおいしかったです。キスの刺身は、秋の方が脂がのっているのかもしれないです。

 

 今日は、メバリングロッドで魚が釣れただけで、外側に投げた竿にはなにも当たりがありませんでした。堤防の配置から魚が居そうなところを探して、探り釣りをして正解でした。もし置き竿を中心にしていたら、残念な結果になったと思います。まあ、カレイ狙いにいったのに、カレイが釣れなかったのだから残念な結果だけど、探り釣りはやはりやったほうが釣果に差が出ます。

 

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