晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第23弾 ― 足を延ばしてみたけど、すべてがサイズダウンでした。

 大阪都構想、「大阪都」になるわけではないのに、怪しげなネーミングでしたね。こんちには、T_TBlankです。

 

 今回も初めての堤防(漁港)を目指して、早朝に出発です。すっかり寒くなってきました。そろそろカレイに備えて、本虫を買うべきかと思いながら、ちょっと高いので今回も青虫と砂虫を購入して出発です(笑)。

 

 島の東の外れにある堤防は、いつもより少し遠いところにあります。一車線の海沿いの道を対向車に気をつけて走ります。まだ暗いうちに走っている車はほとんどないけど、初めての道なので気を使いました。

 

 堤防に到着すると、運よく誰もいません。堤防の途中まで常夜灯があるので、先端まできちんと人がいないことが確認できます(笑)。でも、先端は暗いのでLEDライトをもっていきました。LEDライトがあっても、準備は常夜灯の下でやったほうが便利ですね。

 

 今回も夜明けまで少し時間があるので、真っ黒な海に向かって投げます。ここは、少し湾になっているので、堤防の両側に海岸があります。また、夜明けで分かったのは、刺し網が堤防の根元付近から沖に向かって入っているようです。

 

堤防から沖を見た夜明けの風景

 暗いうちから始めたけど、やはり釣れたのは明るくなってからでした。今回も沖に向けてホリデースピンで遠投して置き竿、ルアーマチック86は先端から投げて置き竿にして、ルアーマチック76は、L字型天秤に3号のナス型錘を使って引き釣りをします。

 

 最初に釣れたのは、引き釣りに掛かった小鯛でした。

 

最初に釣れた小鯛(チダイ)

最初に釣れた小鯛(チダイ)

 小鯛は、よくみるとチダイですね。鰓の後ろが赤いので針を飲んで出血しているのかと思ったら、そうでもなく、背びれの2つ目と3つ目が長いので、チダイだとわかりました。真鯛とは、少し顔つきが違うけど、小鯛だとあまり区別がつきにくいです。スーパーだとチダイはとても安いです。

 

ようやく釣れたキス

ようやく釣れたキス

 そして、ようやくキスが釣れました。湾内に投げたので、15㎝と小さめです。周りは砂浜に岩礁が点在する感じなので、どこに投げてもキスのポイントという感じなんだけど、そんなに簡単にはいかないようです。

  同じポイントに投げようとするけど、今日はとても風がきついです。北西の風なので、湾内に投げるときはもろに逆風になります。だから、投げたポイントが安定しません。

 

 外に投げるときは追い風でよく飛距離がでるけど、今度は堤防の波返しの上から引くことになるので、風で当たりがわかりません。まあ、道糸がナイロンなのでわかりにくいのはしかたない。それと外側で引き釣りして釣れたのは、フグだけでした。外側の方が、水深が浅いかもしれない。

 

2匹目のキス

2匹目のキス

 なんとか2匹目のキスを釣ったので、朝日に照らしてスケスケの写真にしました。

 

 引き釣りをしていると時々根掛かりする場所があります。足元近くまで引きすぎたためか、ロープにかかったのか不明です。錘に針一本というシンプルな仕掛けなので、ハリスが切れるだろうと引っ張ったら、簡単に道糸(ナイロン3号)から切れました。サルカンの結び目のところが切れたのかと思ったけど、漁師結びをしているので切れるのなら、1号のハリスのほうだと思います。

 

 一番細いハリスが切れるはずなのにと思って、軍手をはめて道糸(ナイロン3号)を手で引っ張ってみると、簡単に切れました。道糸が劣化しているようです。リールを買ったときについていた道糸なので、さすがに劣化が早かったようですね。これに気が付くまで、ナス型の錘を4個もなくしてしまいました。

 

 これは、帰宅後にさっそく違うナイロン3号に巻き替えました。PEラインにするのは、もう少し先の予定です。今の釣り方だと、PEラインにする意味があまりなさそうなので。

 求む魚の名前

 引き釣りをしていると、ときどき小鯛ともキスとも違う当たりがあります。なんだろうと思いながら上がってきた魚は、初めて見る魚でした。

 

名称不明の魚

名称不明の魚

 イサキの幼魚でもないし、磯周りにいるエサ取りの魚だと思うけど、初めて見る魚でした(追記:ヨコスジフエダイのようです。)。その後に釣れるのは、小さなカワハギなど、すべて小さいサイズです。この堤防ではこれまで釣ってきたなかで、すべての魚が一回り小さいサイズです。

 

 引き釣りにはそれなりに当たりがあったけど、外向きに投げた竿にはほとんど当たりがありません。唯一釣れたのが、タマガンゾウビラメと小鯛の一荷だけでした。

 

小鯛とタマガンゾウビラメ

小鯛とタマガンゾウビラメ

 タマガンゾウビラメは、もともと大きくないので、いつものサイズです。

 

 この堤防もイカの墨の跡がたくさんありました。早朝に一人エギングをする人が来たけど、今日は釣れなかったみたいです。ちょっと今日はイカの日ではなかったか。昼前には漁船に乗っていた人も降りてきて、エギングをしていました。ここは、一応漁港のはずだけど、朝に出航する船を全く見なかったので、半農半漁ということなのかなぁ。 

 納竿:

  結局、今日の釣果はキスx3、小鯛x2、カワハギx3、タマガンゾウビラメx1が持ち帰りになりました。小鯛は針を飲み込んでしまって、助かりそうになかったので、カワハギと一緒にお味噌汁にしました。引き釣りをしていて即合わせしても、エサを吸い込むように食べるので、飲み込まれてしまうことがあります。

 

 それから、釣りをしていて堤防の際や消波ブロックの上を歩くときにすこし恐怖を感じるようになったので、バックランジで足の筋力強化を始めました。日頃の運動不足もあって、足がガクガクになるけど、スクワットより効果がありそうです。