晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第8弾 ― 狙った魚は釣れない、そんな日が続きます。

 多目的トイレ、排せつ処理だから用途にはあっているように思うけど(笑)。こんにちは、T_TBlankです。

 

 釣りたい魚がなかなか釣れないT_TBlankですが、梅雨の晴れ間を縫って出撃しました。今回も堤防で、島の西側にあるポイントに行きました。ここを選んだ理由は、そろそろキス釣りのシーズンになったので、キスの数釣りができるのではないかと思ったからです。もっとも、堤防からの投げ置きなので、砂浜で引き釣りしながらの釣行ではありません。

  今回は、エサを違う釣具屋で買いました。前回、買ったところは活きがあまりよくない感じだったので、少し離れたお店にいきました。こちらのほうが活きもいいし、値段も安いです。でも、ガソリン代と移動時間を考えたら、コスパは変わらないかも(笑)。

 

堤防から見た風景

 今回はキスを釣りたいので、3つの漁港が連なるところからこちらを選びしました。でも、砂浜に向けて投げられるよさそうな場所は、電線があって投げ釣りには向いていません。電線がどこまで伸びているのか、事前にわかるといいのだけど。それは、Googleマップには難しいでしょうね。

 堤防の先端には先客がいました(昨夜から釣りをしていたそうです)。堤防の入口付近は、外側に向けてジグを投げている人がいたので、堤防の真ん中あたりに場所を決めます。波返しが低いので外側に向けて遠投できるのがいいですね。網の存在を示すブイが浮いているけど、堤防の半分ぐらいしかカバーしていないので、ここから沖に向けて投げても大丈夫そうです。

 ちなみにフカセ釣りの人はいません。波の静かな堤防の内向きが釣り場になるので、水深が浅いこの堤防は向いていないのでしょう。少し離れた小さな灯台のある堤防ではフカセ釣りが人気のようでした。

  今回もホリデースピンとルアーマチック86MLを遠投とチョイ投げにします。いつもはジェット天秤だけど、ホリデースピンは当たりがわかりやすい誘導式天秤にしてみました。堤防沖の地形がどうなっているのかわからないけど、この近辺は砂浜なので同じくらいの状態だと思います。

 最初に釣れたのが、メゴチと小鯛でした。その後はアイナメやハゼが釣れているので、やはり砂地のようです。それなら、キスが釣れそうなものだけど、外道のリリースサイズの魚ばかりです。

 今日のジグ単とカブラ対決は、ジグ単の判定勝ち

 今日もジグ単でメバルを狙います。朝方はメバルの群れが浮いていました。でも小型のメバルばかりですね。今回は、レンジクロスヘッド(リフト&フォール)にチビキャロスワンプです。浮いている群れに投げてみたけど、追ってはくるけど喰いつく感じではありません。やはり見切られているのか。見える魚は釣れないのか・・。

 堤防に沿って投げて深いところを探ったら、小さなあたりとともに久しぶりにメバルが釣れました。でも、小さいのでリリースします。ときどき当たりはあるけど、ワームの尻尾をかじられていくのでやはりフグに攻撃されているのでしょう。

 次は、めばるingカブラに変更です。前回よりシンカーの位置を離せるように長めのラインを取った仕掛けを作っていきました。浮いているメバルもいることから、1.2gのシンカーを使います。しかし、こちらはまったく反応がありません。メバルも追っては来るけど、喰いつくことはなく、ただ巻きでいいみたいだけど、やはりアクションが必要でしょうか。う~む、なかなかワームでの釣りは難しいですね。

 ジグ単からエサ釣りに変更

 青虫があまりそうだったので、ルアーマチック76ULも胴付き仕掛けに変更して、足元のテトラ付近を狙ってみます。胴付き仕掛けなので当たりがとても分かりやすいので、すぐに当たりに合わせたら根掛かりしたようになります。おそらく根にもぐられたのだろうと、少し間を置いて再度引き上げると上がってきました。やはりカサゴでした。

根にもぐられたカサゴ

根にもぐられたカサゴ

 生き餌をつけると釣れるようです。しかし、このサイズでも顔を膨らませて岩場にもぐられると抜きあげられないものですね。針を外そうとすると鰓を張って口を閉じるので、この力で岩穴に入られたら、根掛かりのようになるのもわかります。

 この後も、根掛かりが多いので、結構仕掛けや針をロストします。もともと道糸が細いから仕掛けごと失うケースが多いです。

 そして、次に当たりに合わせるとしっかりと引きがありました。波返しの外側なので下が見えないまま引き上げたら、出てきたのはカワハギでした。また、お前か・・・。カワハギは捌くのも食べるのも飽きてきたような(笑)。

足元で釣れたカワハギ

足元で釣れたカワハギ

 76ULなのでロッドはかなりしなるし、ラインが細いので心配したけど、なんとかこのサイズでも大丈夫でした。せっかく釣れたので、文句は言わずにクーラーボックス行きです。この後に仕掛けをロストして、76での釣りは終了です。

 狙ったキスは釣れず・・・

 今回の一番の目的はキスだったのに、キスは全く釣れません。代わりに上がってきたのは、大きなベラ(この辺ではギザミというそうです)でした。いつもエサがなくなっていたのは、こんなエサ取りが多いからでしょう。今回は、20㎝をゆうに超えていたので、持って帰りました。

青ベラ(雄)

青ベラ(雄)

 ベラは、小さいときは雌で、大きくなると雄になるそうです。このサイズなら、雄ですね。ぬめりが強いので、粗塩でぬめりを取って、硬い鱗を剥がすのが面倒だから敬遠される魚かもしれないけど、塩焼きにするとおいしい魚です。

納竿

 この後は、また持ち帰りサイズのカワハギを追加して終了しました。カワハギって、こんなに釣れる魚でしょうか。結局、狙ったキスは一匹も釣れませんでした。投げ竿で釣れたのは、小鯛、メゴチ、トラギス、ハゼ、アイナメなので小さなサイズばかりだったので、カワハギ以外リリースになりました。

 堤防から遠投できるところで、刺し網が設置されていないということは、やはり釣りポイントとしては、あまりよくないのかもしれません。やはり、フカセ釣りにいかざるを得ないのか。堤防内で籠サビキ釣りをしていた家族連れは小さな魚ばかりでした。こちらは、水深が足りないのだと思います。

 最初に堤防に来た時からルアーを投げていた人は、何も釣れていなかったようです。足元で大きなダツ?のような魚が泳いでいたので、写真に撮ってみたけど、そのまま撮っても海の反射で、あまり魚の形はわからないですね。偏光レンズがあればきれいに写りそうだけど、そこまで趣味を伸ばすとお金が足りなくなります(笑)。