晴れたら釣りへ、そして島飯

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釣行第14弾 - やっぱりキス釣りにもどります。

 役に立たないアベノマスクを配るお金はあっても、黒い雨被災者の医療支援はしたくないそうです。こんにちは、T_TBlankです。

 

 昭和てんぷら粉がまだ余っているので、天ぷらの材料が必要です。そうなるとキスの天ぷらとなるので、キスの引き釣りに挑戦です。だからといって、適当な砂浜で釣りをしても、キスが釣れるかどうかわからないので、これまで行った堤防の中から、一番キスが釣れた場所を選んでいきました。

  前回のようにジグ単を投げるような浮気をしないように、今回はレブロスLT2500には、デュエルのカーボナイロン3号を巻きました。

 

 フロロとナイロンの中間のようなラインだけど、安いのでチョイ投げのリールには最適です。いつもは、このカーボナイロンを自作する投げ釣り用の仕掛けの幹糸に使っています。

  そして、いつものように早朝に出発します。猛暑日の予報がでるほど暑い日になりそうなので、暑さ対策はしっかりとしました。凍らせたペットボトルを余分にクーラーボックスにいれて、水筒も装備しました。

  漁港に到着して、先端近くからスタートします。今日もエサは、青虫と砂虫を用意して、ホリデースピンには青虫、ルアーマチック86と76には砂虫を使います。どれも、2本針の仕掛けです。そして、ルアーマチック86は、引き釣りをしました。 

引き釣り不発

 ここは、底が砂や泥のため根掛かりがないので、ルアーマチック86でチョイ投げしてからゆっくりと引いていきます。時々当たりがあるけど、なかなか乗らないですね。投げたら簡単に当たりがあって釣れるなんて思っていました。なかなか釣れないので、いったん竿を置いて、他の竿をあげてみるとルアーマチック76にキスが付いていました。でも、ちょっと小型です。投げるポイントの差なのだろうけど、引き釣りをしないほうが釣れるのではと思います(笑)。

 

 その後、またルアーマチック76に当たりがあります。メバリングロッドなので、20㎝ぐらいの小鯛でも結構竿がしなるし、頭を振るので引きが楽しめます。

 

最初に釣れた引きのいい小鯛

最初に釣れた引きのいい小鯛

 今日は、小鯛が多く釣れたけど、20㎝を超えるものは少ないので、ほとんどリリースになります。

  これで、もう引き釣りは止めました。キス天秤ではなく、ジェット天秤を使ったのがよくなかったのか、引き釣りでの釣果はありませんでした。 

フグの来襲?で場所移動

 目当てのキスが2匹しか釣れない状況で、置き竿にしていたルアーマチック76の仕掛けの針が二つとも噛み切られていました。多分、フグにやられたのだと思います。カワハギはここでは釣っていないので。これを連続してやられました。

 仕掛けは、針の交換ができるように枝スを作っているので、針の交換は簡単だけど、根掛かりもしないで針を失うばかりなので、堤防内の別の場所を移動しました。いつもは、外側に貨物船が停泊しているけど、今日はいなかったので、堤防の入口近くに移動します。

  雲の隙間から日が差して暑くなったので、少し影があるところに移動して休憩します。しかし、真夏の昼間の釣りは厳しいなと思っていたら、雨が降ってきました。恵みの雨のように少し涼しくなります。雨が降ってきたけど、すぐに乾くので雨の中で釣りを続けます。

 

  移動して最初に投げた場所は、少し魚種が変わりました。ニシキハゼでしょうか、体にビビットなブルーのラインが入っています。

初めて釣れたニシキハゼ

初めて釣れたニシキハゼ

 

 その後に、大きめの乳白色のベラ(キュウセン)、2本針のエサを両方とも食べていたトラギスと続いて、すこし釣れる魚の種類が変わりました。完全な砂地から少し岩礁が入ってきたでしょうか。

  そして、ルアーマチック86を引き上げてみると、重さがあって、ぐるんぐるんと頭を振るような引きがあります。こんなに竿がしなるのは初めてです。なにが釣れているのかドキドキしながら海面をみるとアナゴでした。

 キス釣り用の仕掛けで、フロロ1号のハリスなので引き上げられるのか心配したけど、しっかりと足元に寄せてから堤防に引き上げることができました。堤防のこの付近は、少し波返しが低くて助かりました。

 

初めて釣れたアナゴ

初めて釣れたアナゴ

 針が付いたまま縦に写真を撮ると、とても華奢な感じですが、40㎝ありました。昼間は砂地にもぐっておとなしくしている穴子だけど、目の前にエサがきて飛びついてしまったのでしょうか。夜釣りでないと釣れないとあきらめていたので、とてもうれしい外道です。思ったほどキスがあまり釣れないなか、いい天ぷらの材料です。

 

  次には、キスと小鯛の一荷です。ようやくキスが釣れたけど、やはり小型ですね。

キスと小鯛の一荷

キスと小鯛の一荷


 この後も、キスと小鯛の一荷が続きます。キス2匹でいいのに、キスと小鯛は同じ生息域なのか、抱き合わせ販売の様相です。

  それで、ポイントを少しずらして、堤防寄りのところに投げてみました。すると、今度は重いけど引きはあまり強くない当たりがあります。浮き上がってきたのは、カレイ(27㎝)でした。これまた、フロロ1号なのでハラハラしながら、堤防まで引き抜きました。

 

堤防の近くで釣れたカレイ

堤防の近くで釣れたカレイ

 今日は、ここにいたようです。遠投しているホリデースピンにはまったく反応がなかったけど、堤防の近くにいました。やはり、水深がある堤防ですね。

  そろそろお昼で暑くなったので納竿にしようと、最後に残っている砂虫を5匹、房掛けにして投げます。どんな強欲な魚が釣れるのか、たぶん、フグかベラじゃないかと思っていたら、釣れたのはまたカレイ(25㎝)でした。

 

砂虫5匹に喰いついた強欲なカレイ

砂虫5匹に喰いついた強欲なカレイ

 カレイよ、お前も強欲だったのか。2回目は、フロロ1号でも切れないことがわかっていたので、安心して引き抜きました。

 

  場所を移動してから、ホリデースピンは根掛かりして、力糸からすべてをロストしてしまいました。堤防の入口付近から外側は、ところどころ岩礁地帯なのか針掛かりより、錘が岩に掛かってしまったようです。その後もジェット天秤ごとロストしました。ここで、ジェット天秤2個のロストは地味に痛いです。

  一方、そこから少し右側に投げると、根掛かりもなく釣果もよかったので、この堤防ではぎりぎりの境目に移動したのだと思います。次回はもう少し先端寄りで釣るといいのかもしれません。こればかりは、何度か通わないとわからないです。

  それから、今日は砂虫の圧勝でした。青虫で釣れたのは、小鯛とハゼだけでした。投げるポイントが違うので、どちらが喰いがいいと一概には言えないけど、前回は青虫の成績が良かったので、両方用意したほうがいいことは確かです。

 納竿

 12時過ぎに納竿して、お持ち帰りできた魚は、キスx5、カレイx2、穴子、小鯛x2となりました。キスと穴子は天ぷらになりました。穴子は、Youtubeを見ながら初めて捌きました。ちょっと中骨に身が残ってしまったけど、おいしい天ぷらができたので、次回はもっと上手に捌けるでしょう。カレイと小鯛は煮つけです。カレイの唐揚げも考えたけど、揚げ物が増えてしまうので、こちらは煮魚になりました。

  穴子を捌いていたら、いい包丁が欲しくなってきました。切れ味のいい出刃包丁があると、もっと魚を捌くのが楽しくなりそうです。

  そして、キスのつ抜けは、Youtubeの動画では簡単だけど、実際はなかなか結果が伴わないですね。次回に持ち越しになりました。でも、そろそろジグを投げてもみたいです。