予定していたカフェが定休日だったり、臨時休業だったりとランチ難民になりそうだったので、ここなら開いているだろうと大君漁港にある「江田島オリーブオイルファクトリー」に行きました。
レストランを併設しているとはいえ、もともと席数が少ない上に、コロナ対策で店内の席数を減らした影響もあるのか、午後1時過ぎにいって満員で、ウェイティングリストに名前を書いて待ちます。店内とテラス席は5テーブルしかないので、ガーデン席になりました。
暑い日だったけど、日陰になる席に座れば、海のそばで涼しい風が吹いていたので、ガーデン席でもOKでした。もう少し涼しければ、気持ちいいガーデンテーブルになると思います。
新型コロナ対策で、メニューは紙にプリントされたものをその都度使っているそうです。13時過ぎだけど、すでにランチセットは売り切りだったので、単品の注文になります。ランチセットは限定30食で、時間ではないようです。ランチセットで頼めるメインメニューは、単品でも頼めるのだから時間で制限してくれればいいのにと思います。単品で頼むと割高感がとても出てきますね。
そう思いながらメニューを見ていたら、係の人が隣のテーブルでオリーブオイルを並べて説明していました。いろいろなオリーブオイルを試すのなら、パスタよりピザのほうがあうし、比較するにもシンプルなピザがいいので、マルゲリータにしました。ドリンクは、観光客気分で「呉大和ラムネ」にします。
最初にオリーブオイルを並べながら説明してくれます。右から江田島オリーブオイルをベースにイタリア産とのブレンド、オーストラリア産とのブレンド、広島レモンフレーバー、江田島八朔フレーバー、唐辛子フレーバー、広島産の唐辛子を使った激辛オリーブオイルの6種類でした。
マルゲリータは8等分されているので、一切れに1種類ずつかけて食べていきました。そして、最後の2枚は気に入ったオリーブオイルをかけました。一番よかったのは、オーストラリア産とのブレンドでした。フレッシュな香りが一番いいですね。2番目は、レモンフレーバーのオリーブオイルです。やはり、オリーブオイルにレモンは合います。激辛のオリーブオイルは、タバスコのような辛さまではいかなくて、辛さが欲しいなら、激辛のほうがいい感じです。
オーストラリア産とイタリア産はエクストラバージンオイルと書いてあるけど、他は書いていないので、フレーバーをつけるとエクストラバージンではなくなるのでしょうか。それとも、JASの規格にないから、ブレンドしているオリーブオイルのことだけ書いてあるのか、聞くのを忘れました。品質的には、エクストラだと思うので、ちょっともったいないですね。
マルゲリータは、普通にもちもちの生地でおいしいけど、周りのもちもちした生地にオリーブオイルをかけて食べると一番いいですね。オリーブオイルを食べるなら、サラダプレートにバケットのセットが欲しいくらいです。
ラムネは、中元本店の呉大和ラムネです。甘さはステビアを使っているためか少し控えめです。砂糖じゃなくてステビアはちょっと残念ですね。ラムネの割には微炭酸に近いので、コーラーのような炭酸のキツさはないので、飲みやすくピザに合います。
コロナ対策で室内のテーブル数が少なくなったり、ガーテン席は暑かったりするので、週末は混雑しそうです。でも、ちょっと高いかな(笑)。
お店の前にある堤防では、フカセ釣りをしている人がたくさんいました。大きなクロダイを釣りあげていたので、堤防内はクロダイのポイントのようです。でも、堤防の波返しは低いのでファミリーフィッシング向きの堤防らしいです。