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釣行第33弾 ― 本虫のよさがわからないまま、沈没する

 Side Effectは副作用。なのに副反応と言い換える。外国軍の駐留費負担金を思いやり予算とごまかすのと似ている。こんにちは、T_TBlankです。

 

 2月は海水温がもっとも下がる時期なので、魚が釣れない時期と言われているけど、それでも本虫を使えば、カレイが釣れるかもという期待を持って出発です。初めての冬の季節なので、まずは体感しておこうという言い訳もあります(笑)。

 

 早朝に潮が動く日を選んで出発です。一時期の寒さが緩んで、明け方も氷点下になることもなく、風も弱い絶好の釣り日和でした。でも、到着して思ったのは、干潮だと水深が浅すぎて、釣りにならないということでした。

 

  ここは堤防だけど、遠浅になっているので、干潮だとかなり水深が浅いです。それでも、満ち潮でだんだん潮位が上がってくるので、なんとかなるだろうと思いながら釣りを始めます。

 

 今日も本虫と青虫を買ってきました。本虫は前回より状態がよくて、太すぎることもなく針に刺しやすいです。やはり、釣り人の少ない時期なので、余っていたのでしょうか。はさみで5㎝ぐらいの長さに切って使います。頭の部分は硬いので、1㎝ぐらいは使わないようにしました。活きのよさより、体液の拡散でカレイを引き寄せるそうだから、頭は使わなくてもよさそうです。

 

 投げ仕掛けは2本針なので、下の針に本虫、上の針に青虫をつけて投げます。今回は、ホリデースピンもシーバスロッドも同じです。ただし、メバリングロッドでは、釣りにならない場所なので、こちらは満潮近くになるまで待機です。

 

 秋の頃とは違って、堤防の下の敷石周りに小魚もいないので、周りにイカもいない感じですね。堤防周りにスズメダイなどがいない場合は、全体的に魚の活性は低そうです。

 

蛸壺を仕掛ける漁船

蛸壺を仕掛ける漁船

 今回も、沖にはタコ壺の仕掛けを回収して、また設置していく漁船がきます。あそこまで投げることができれば、なにか期待できそうだけど、そこまで届かせるのは難しいです。

 ここは、満潮に向かう場合は右から左に流れます。また、潮の流れが早いので軽い錘だと簡単に流されていきます。その分、着水させる場所を考えておかないと、かなり左寄りに投げたことになりますね。

 

フグに始まってフグに終わる

フグに始まってフグに終わる

 そして、最初に釣れたのは、予想どおりクサフグです。明確な当たりがあったので、少し間をおいて合わせたけど、フグでした。この後も、フグばかりになります。高額の本虫を買ったけど、クサフグを大量に釣ることになりました。ただし、大きいサイズの針を使っていたので、ハリスを切られることはありませんでした。

 後は、ヒトデです。海水温が下がると水深のない場所では厳しいですね。せっかく本虫を買ったけどフグばかりの釣果では、この場所は、初夏になるまで封印にすることにしました。

 

フグ以外で海から釣り上げたもの

 シーバスロッドを巻き上げていたら、とても重くなりました。レブロスLTでもハンドルが重くて巻き取りにくく、レブロスLT2500の非力さを感じてしまうほどです。だからといって、魚の引きがあるわけではなく、なんだろうとロッドのしなりを使いながら引き上げると、ヒトデが釣れていました。でも、よくみるとヒトデにラインが絡まっています。

 

 隣のホリデースピンとお祭りをしたのかと思ったけど、クリアラインなのでラインの色が違います。PEラインでもなく5号ぐらいの太さのナイロンラインを引き上げていくと、25号の錘が付いたL字天秤でした。

 

  仕掛けは、3本針を段差仕掛けにして集魚ラバーが付いたタイプの仕掛けでした。「がまかつ K-150  港カレイ トリプルダンサー」という市販のカレイ専用の仕掛けのようです。

 

 

ヒトデに巻き付いていた仕掛けとスレ掛かりしていたカレイ

ヒトデに巻き付いていた仕掛けとスレ掛かりしていたカレイ

 

 その仕掛けに小さなカレイが付いていました。カレイはエサに喰いついたのではなく、仕掛けの針に鰓の部分がスレ掛かりしているようです。赤い集魚ラバーに近づいてきて引っかかったのでしょうか。カレイは死んではいなかったので、針から外してそのままリリースします。海に戻したときは、白い腹側を上にしたまま動かなかったけど、しばらくしたら泳いでいったので、大きくなって帰って来てもらいましょう。

 

 しかし、こんなに長いラインを残したまま切れたなんて、かなりの高切れですね。漁船に切られたのでしょうか。ここは、時々かなり近くを通る漁船があります。釣り上げた錘は再利用できそうだけど、L字天秤は錆びがでていたので資源ごみに、ラインなどは燃やすごみになりました。

  

初めてのPEラインの使用感

 今回、初めてPEラインを使いました。シーバスロッドでのエサ釣りなのでジェット天秤の6号をつけて投げただけです。飛距離はすこし増えたかという程度でした。テンションをかけて巻かないといけないので、着水と同時にスプールに指をかけてラインの出を止めます。錘で沈んでいくにしたがってラインを出していきます。これは、ルアーを投げた時と同じですね。

 

 巻き取るとかなりすれる音がします。これが4本編みの特徴でしょうか。特に気になる音でもないので、4本編みでも十分かと思います。色落ちについては、持って帰って塩抜きをするために湿らせたタオルに挟んでラインを巻き取るとかなり色落ちしますが、釣っている途中でガイドに付くようなことはないです。

 

  ロッドを引いて錘を動かしたときに、ナイロンラインよりは海底のごつごつ感がわかりやすいですね。ただ、投げ釣りだとPEラインはすこしもったないかもしれません。初めて使ってみて、特にトラブルもなく使えたので、そのうちメタルジグやエギングで力を発揮してもらいましょう。

 

納竿:

 お昼になったので、終了です。今日は、クサフグとヒトデが釣れただけという散々な結果でした。やはり、釣れない時期ですね(腕の悪さは棚に上げておきます)。寒くて家にこもりがちになるので、外に出て海で遠投すると気持ちはいいので、また温かい日があったら、水深のある漁港に行こうと思います。でも、釣れないだろうなぁ・・・(笑)。

 

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