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釣行第60弾 - 左ひらめ、右かれい

 たった100万円で身を切る改革とは、お笑い極右のやりそうなこと。金額の問題ではなく、領収書をつけて使途を明らかにするのが、本当の改革である。こんにちは、T_TBlankです。

 

 朝晩が冷え込んで来たので、そろそろカレイが釣れる頃だろうと、去年の晩秋にカレイとキスを釣った場所にいくことにしました。日の出が遅くなったけど、堤防には暗いながらも電灯があるので大丈夫です。ただ、満潮前後でないと水深が浅いため釣りにならない場所です。今回は、満潮が10時頃なので、午前中は釣りになりそうだと考えて、出発しました。

 

 明け方は想定より水深がない状態でスタートしたけど、朝の冷え込みもなく、風もないのでとても釣りやすい朝になりました。

 

今日の堤防と朝食(無印バウム)

今日の堤防と朝食(無印バウム)

 今日の朝食は、無印良品の「ホワイトチョコがけ紅茶バウム」です。紅茶バウムなので、紅茶の味がするけど、普通のバウムクーヘンでした。でも、不揃いじゃないと思う。

 

 今日は、ホリデースピンとファーストキャストとシーバスロッドの3本体制でスタートします。ホリデースピンとファーストキャストは青虫をつけてカレイを狙うので、シーバスロッドは砂虫で引き釣りにします。ただ、ここは、置き竿にするとフグやカワハギにハリスごと持っていかれてしまうので、ときどき動かさないといけません。それから、潮の流れが早くて25号でも流されていくので当たりがわかりにくいのが難点です。

 

 最初に、シーバスロッドを投げ込むと着底と同時に当たりがありました。多分小鯛と思ったら、小さな真鯛の一荷でした。

 

最初に釣れた小鯛の一荷

最初に釣れた小鯛の一荷

 これはキープできないので、リリースです。それでも、第1投でなにか釣れるとうれしいですね。ちょっと先が明るい感じです。その次が手のひらサイズのカワハギでした。

 

持ち帰りサイズだったカワハギ

持ち帰りサイズだったカワハギ

 今日は、ハリスを切っていくのは、このカワハギだったようです。今日も針をたくさん取られていきました。

 

 ただ、いつもと違って、沖に動かない発泡スチロールが浮いています。遠投すると届きそうな距離なので網が入っていたら嫌だなぁと思ったら、しっかりと根掛かりしました。ほとんど根掛かりしない場所なので、刺し網かタコ壺の綱に引っかかったのだろうと思います。根掛かりを外すためにラインを引っ張ると、高切れしてしまいテーパーラインの力糸もなくなってしました。早い時間にカレイ釣り用に作った仕掛けも失ってしまうとがっかり感が半端ないです。予備のリールを出して、あまり遠投しないようにしました。

 

 日が昇って潮が満ちてくると、堤防周りが賑やかになります。コノシロの集団がやってきました。こんな大群は初めて見ました、堤防の真ん中で、サヨリ釣りをしていたおじいさんは、コノシロを大量に釣り上げていました。この堤防は、干潮時は水深がないけど、秋の満潮時にはサヨリなどがよく釣れるようです。

 

 さらに、コノシロの群れの下には、メバルがいます。そして、少し離れてヤリイカでした。魚を捕まえようと狙っていたけど、逃げられていました。エギを持ってきていなかったので、ヤリイカの動きを眺めながら釣りをしていたら、なぜかエギがつれました。

 

釣れたエギ(洗って仲間になりました)

釣れたエギ(洗って仲間になりました)

 

 エギが仲間になりたそうだったので、釣れたエギをきれいに洗って付け替えて、ヤリイカの前に投げてみたけど、スルーされました。エギングは終了です・・・。

 

 堤防で、コノシロとサヨリを釣り上げているおじいさん二人連れを眺めながら、当たりを待ちます。当たりがないので、青虫をつけて少し引き釣りをしていると、ガツンと鋭い当たりがありました。一体何かと思って上がってきたのは、カレイではなくヒラメでした。

 

初めて瀬戸内海の堤防で釣れたヒラメ

初めて瀬戸内海の堤防で釣れたヒラメ

 足元に来たときは茶色くて平べったいのでカレイと思ったけど、しっかりと左を向いているのでヒラメです。針は下あごと上あごを貫通していたけど、口についている歯が鋭いですね。針を外そうとして噛まれたら痛かった。サイズは30㎝でした。同じサイズのカレイと比べると少しスリムですね。ヒラメを釣ったのは、函館以来です(いや、ソゲだから)。

 

 頭の後ろの方が、「ソゲだよ」と囁きます。でも、瀬戸内海の投げ釣りではなかなか釣れないヒラメなので、その声を振り切って、絞めました。魚は、鰓の前の窪みのところから少し上に移動したところが急所です。

 

 まったく、カレイが釣れなかったけど、このヒラメだけで十分という気分になりました。前にワニゴチのようなフィッシュイーターが釣れているので、満潮に合わせて浅瀬によってくる魚にあわせてフィッシュイーターも堤防の近くに来るみたいですね。もっと、深いところでじっとしているのかと思っていました。これならテキサスリグを投げてもいいのかと考えそうだけど、今回はたまたまでしょう。

 

 この後はほとんど釣れるものはなく、最後に小指サイズのネズミゴチを釣って終わりです。こんな小さな魚でも、大きな針に喰いついてしまうようです。

 

小指サイズのネズミゴチ

小指サイズのネズミゴチ

 去年釣れたキスはもういなくなったのか、まったく釣れませんでした。必ず3匹ぐらいはかかるものだけど、気まぐれです。

 

納竿:

 12時になったので、納竿です。サヨリとコノシロをクーラーボックスいっぱいに釣り上げたおじいさんが、魚を捌いている横を通って帰りました。

 

 今日の持ち帰りは、ヒラメ(30㎝)、カワハギx2(18-20㎝)になりました。ヒラメは刺身にするには少し薄いのと無駄が多く出てしまうので、カワハギと一緒に煮つけにしました。淡白な味なので、味付けをもう少し濃くしてもよかったけど、カレイとは違うことがよくわかりました。

 

 海から巻き上げたジェット天秤がまだ温かいので、海水温はまだ下がっていないためか、カレイは釣れませんでした。でも、ここは午前中が満潮になるときではないと釣りにならないので、この堤防の今シーズンは終了です。

 

 この場所は、まだサヨリは釣れるようなので、満潮前後に合わせて行くと、サヨリ釣りができますよ。ただし、撒き餌をするとボラもやってきて針を切られるので仕掛けの予備を持参しておきましょう。

 

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