晴れたら釣りへ、そして島飯

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第5のロッドはダイソーの振り出し竿になりました。 - 遊動ガイドを追加するなら、内径は3㎜がおすすめです。

 ナブラに出会うこともなく、なかなかメタルジグを投げるチャンスもなく、エサ釣りが中心になっています。2、3本の置き竿をしながら、一本のロッドを持って堤防の周りを探り釣りをするパターンが増えてきました。

 

 でも、メバリングロッドは探れる範囲が限られます。水深のある堤防なら使えるけど、水深のないところで使えません。できれば、シーバスロッド(ルアーマチックs86ML)を探り釣りに使いたいところです。それに、エギングでも使いたい。

 

 ちょっと早めのクリスマスプレゼント替わりに、ルアーマチックMB S90ML-4でも買えばいいところだけど、最新のシーバスロッドをエサ釣り専用の置き竿にするのは宝の持ち腐れになります。

 

 それで、釣れる魚も大きいわけでもなく、チョイ投げのエサ釣り専用の置き竿にするのなら安いロッドで十分だと思い、ダイソーの振り出し竿を買いました(笑)。

 

 ダイソーの振り出し竿は、210㎝、240㎝、270㎝の3種類があるけど、チョイ投げなので一番長い270㎝(880円)にしました。ルアーロッドでは、メバリングロッドに使っているルアーマチックs76ULと変わらないので、振り出し竿です。

 

ダイソー 振り出し竿 270㎝

ダイソー 振り出し竿 270㎝

 錘負荷が不明だけど、ジェット天秤なら10号ぐらいでしょうか。全長は270㎝でも仕舞寸法は、約60㎝とコンパクトになります。ブランクスの素材がカーボンではなくグラスファイバーなので、全体的にふにゃふにゃです。グラスロッドって、こんな感じなのですね。なんとなく、カーボンロッドが竹なら、グラスロッドは柳というイメージです。

 

ダイソー 振り出し竿 ー ロッドとガイド

ダイソー 振り出し竿 ー ロッドとガイド

 このロッドは、5本継ぎでガイドが5つです。このガイドの取り付けが結構いい加減で、一番大きなガイドの取り付けが傾いていたりしています。それで、店舗に並んでいたもので一番状態がよさそうなものを選びました。

 

ダイソー 振り出し竿 ー 穂先はオレンジ色

ダイソー 振り出し竿 ー 穂先はオレンジ色

 一番上のブランクスだけはオレンジ色です。当たりが分かりやすいように視認性のいい色にしたのでしょう。あまり見かけない色なので、インパクトがありますね。

 

ダイソー 振り出し竿とトップコート

ダイソー 振り出し竿とトップコート

 このまま使ってもいいのだけど、錆びやすいのがダイソーのクオリティなので、トップコートをガイドに塗って、錆止めをしておきます(シリコンスプレーをたくさん吹き付けるでもいけそうw)。

 

 使用後に水洗いをするにしても、ダイソーのスイベルなどは使っている途中に錆びてくる品質なので、事前にロッドのガイドには錆対策を行います。トップコートは、リングの内側には塗らないように注意しましょう。

 

 そうそう、きちんと尻栓が付いているので、水洗いするときに外せます。たいした手間ではないので、わざわざ穴をあけてなくてもいいです。

 

ダイソー 振り出し竿と追加する遊動ガイド

ダイソー 振り出し竿と追加する遊動ガイド

 

 トップガイドにトップコートを塗る前に、穂先に遊動ガイドを取り付けることにしました。ロッドの直径を測ると、内径3㎜のガイドだとちょうど真ん中あたりにくるようです。でも、釣具屋にこの遊動ガイドがなくて、手持ちの遊動ガイドを使うことしました。残念ながら、内径が2.3㎜程度なので、かなり手前に止まりそうです。

 

振り出し竿 ー トップガイドを外す

振り出し竿 ー トップガイドを外す

 

 先ずは、トップガイドをライターで炙って温めたら、ラジオペンチで抜き取ります。熱で抜けるのは便利です。

 

ダイソー 振り出し竿の外したガイドと遊動ガイド

ダイソー 振り出し竿の外したガイドと遊動ガイド

 

 トップガイドを抜いたら、そこに遊動ガイドを通します。

 

ダイソー 振り出し竿 ー 遊動ガイドを追加する

ダイソー 振り出し竿 ー 遊動ガイドを追加する

 

 やはり、3分の1ぐらいのところで止まりました。これなら、かえって邪魔になるだけかもと思ったけど、せっかくなのでつけてみました。内径3.3mmぐらいの遊動ガイドをもう一つ追加したいところです。まあ、ルアーを投げるわけではないので、そこまではいらないけど、もし新規に遊動ガイドを一つ入れるのなら、内径は3㎜が良いと思います。

 

接着剤でトップガイドをつける

接着剤でトップガイドをつける

 後は、エキシポ2種混合タイプの接着剤でトップガイドを接着させるだけです。そして、乾燥させて、収納するとこんな感じになります。

 

ダイソー 振り出し竿 ー 遊動ガイドを追加して仕舞うと

ダイソー 振り出し竿 ー 遊動ガイドを追加して仕舞うと

 

 最初の写真と比べてみると、穂先が少し飛び出していますね。トップガイドの根元が遊動ガイドの中に入らないので、この状態になります。内径が3㎜あれば、遊動ガイドの中にトップガイドの根元が入るようです。やはり、遊動ガイドを一つ追加するなら内径は3㎜がおすすめです。

 

 でも、ダイソーロッドにお金をかけてしまうのは本末転倒になるので、これで使って行こうと思います。これで、ルアーマチックs86MLを使ってメタルジグやメタルバイブを投げるチャンスが増えると思います。

 

 残念ながら、このロッドのガイドはpeラインには対応していないので、peラインを使うとたぶんガイドが削れていくと思います。メバリングロッドが使えない場所で使用することになるので、10回ぐらい使えれば、元は取れるでしょう。もともと安い上に、PayPayで支払ったら、知らないうちに25%のポイントバックでした(笑)。

 

 それから、ユーチューバーではないので、ダイソーのリールは買いません。ダイソーのリールを買うぐらいなら、シマノの安価なエントリーモデルのFXを買ったほうがコスパはいいと思います。

 

使用雑感:

 ロッドは一言で言うと「鈍重」です。全長270㎝なので重さを感じます。また、胴調子なので、ふにゃふにゃ感が大きいです。

 

 投げるときは、スパッと竹刀を打ち込むより、もっさりとロッドに錘の重さを乗せて投げる感じです。ホリデースピンで投げるときよりももっとスイングスピードを遅くするイメージで投げました。「感じです」ととても感覚的な表現になるけど、カーボンロッド以外を使ったことがないので、こんな表現になってしまいます。

 

 また、リールの下のロッドの長さが短いので、左手をいつもの感覚でもってくると、あれ?ロッドがないということになるので、慣れるまでは少し注意して握りましょう。

 

 最初の何回かは違和感があるけど、慣れてくると6号のL字天秤をつけて50mは軽く投げることができます。だから、想定通りに堤防からのチョイ投げには十分に使えました。

 

 また、釣った魚が小さくても、ロッドのしなりは十分にあるので楽しめます。ダイソーロッドにダイソーの当たり用鈴をつけておけば、鈴の音にわくわくしながら、ダイソーワールドで十分に楽しめます。

 

 使用後は、尻栓を外して水洗いをしておきました。トップコードで錆止めをしたおかげか、錆びは出てきませんでした。また、ロッドの固着もないので、とても扱いやすいです。

 

 遊動ガイドをつけた効果はわからなくて、自分の満足感だけだと思います。このロッドのガイドを全交換してルアーロッドにするのはユーチューバーぐらいで、一般の人にはかける労力が見合わないと思います。

 

 peラインを一日使っただけだけど、ガイドの内側が削れるようなことはまだ起きていません。そんなファイトをしていないというのが一番の理由でしょう(笑)。

 

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