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第6のロッドはモバイルロッド - ルアーマチックMB S96M-4

 安いロッドばかり集めてもしかたないけど、やはり用途に応じてロッドが欲しくなります。

 

 旅行先や仕事先で時間ができた時に釣りをしたいと思ったので、モバイルロッドを買うことにしました。夏に北海道を回ったときは、2ピースロッドのルアーマチックs86MLとファーストキャスト 1002MHを車の後部座席の下からトランクスルーを使って運んでいたけど、やはり邪魔になります。それで、今後の移動のことを考えて軽自動車のトランクでも、横におけるサイズのモバイルロッドが欲しくなりました。

 

振出竿 or 並継竿

 モバイルロッドを選ぶ場合に、振出竿(テレスコロッド)か4本継ぎタイプのパックロッドにするか悩みました。いくつか見た後でシマノフリーゲームを最初に考えました。振り出しだと車での収納のみではなく、釣り場での持ち運びも便利になります。

 

 これだと、電車での釣行も可能なくらいコンパクトですね。でも、投げていると遊動ガイド部分が緩むのではないかという心配がどうして抜けず、並継タイプにしました。ホリデースピンでフルショットしたら、遊動ガイドがよくずれるので、どうも印象がよくありません。

 

 4ピースロッドになると、どの長さにするかと考えたけど、これまでのロッドでまだ持っていないサイズで竿の硬さを考えて、9.0から9.6フィートでミディアムにします。 竿の硬さは、同じ表記でもメーカーによってもブランドによっても違うそうなので、ルアーの最大グラム数を基本に考えています。

 

 もし2万円のお金があれば、シマノフリーゲームXTで決まりです。この先を読む必要もなく、そのまま買いましょう。

 

 6本継ぎになるけど、仕舞寸法が60㎝なので機内にも持ち込めます。車どころか、沖縄への出張でも問題なく持っていけます。

 

 でも、そんなお金はないので、いつものように1万円以下で探します(笑)。安いパックロッドを探してみたら、タカミヤのH.B concept MOBILITY CAST SEABASSやAmazonで人気のGotureのXceedが格安でありました。タカミヤは4,800円というコスパがとても魅力です。

 

 Gotureは、安いにも関わらず、Fujiガイドを使っています。さらにハードケースもついているのでとても魅力的でした。

 

 でも、このサイトは初心者が持つ最初の一本に万能なルアーマチックを薦めているので、今回もルアーマチック MB S96M-4にしました。何しろ、まだ初心者なので。

 

 タカミヤもCotureも1万円以下で購入できる格安ロッドだけど、旅行先で使うとなると使用後にすぐに水洗いなどができないケースも考えられます。そうなると錆などに少しは強いほうがいいだろうと、「腐ってもシマノ」のブランドにすがりました(笑)。

 

 ルアーマチックもMBになって値段が高くなったけど、いつものように春のセールで、30%のポイントバックだったので、ポチリました。2ピースロッドのころの爆安にはかなわないけど、そこそこ安くなってラッキーです。

 

 汎用性を求めるなら、また86MLがいいのだろうけど、すでに2ピースロッドで持っていることを考えて、一つ上の硬さでサーフからヒラメ・マゴチを狙えるロッドにしました。90MLとかなり悩んだけど、ひそかに北海道のヒラメ(いやソゲだから)リベンジを考えています。

 

ルアーマチック MB S96M-4

 

シマノ ルアーマチックMB ケース

シマノ ルアーマチックMB ケース

 

 ソフトケースは、MBと書かれている以外、2ピースロッドのルアーマチックと変わらない素材です。でも、仕舞寸法は、約78㎝だから、ソフトケースの寸も短いです。

 

ルアーマチックS96M-4

ルアーマチックS96M-4

 開けて並べると、ほぼ同じサイズで4本に分かれています。でも、4本が均等な長さではなく、トップガイドに近いブランクスは少しずつ短くなっています。これは、収納時にトップガイドを守るように作られているのだと思います。あと、曲がりの均一性も考えているのでしょう。

 

 ガイドは、これまでと同じ富士工業のOリングです。SICリングではないけど、PEラインを使っても全く問題ないのは、これまでのルアーマチックで証明済みですね。2年間使っているけど、全く問題はないので、Oリングで十分です。

 

2ピースロッドとの比較

2ピースロッドとの比較

 2ピースロッドのルアーマチック86MLの1本のブランクスと比べると短さがよくわかります。96なのでリールシートの位置はすこし高めになっています。

 

 旅行時には4ピースにばらして車に積むけど、いつもの釣りのときは、2ピースロッドにして他のロッドと一緒に運んだほうが楽そうですね。

 

 また、MBになって印籠継ぎの継ぎ目がよくなっているようです。抜くときに「すぽっ」という音がとてもきれいに響きますよ。ブランクスが短くなって、共鳴がよくなっただけかもしれないけど。

 

一番の対抗馬?

 

 

 それから、ダイワのルアーニスト が4本継ぎのモバイルロッドになって4月に発売です。GWに釣行に行く人は、もう予約しているかもしれませんね。でも、4月にはすぐに使う予定だったので、すぐに手に入るほうにしました。ダイワが好きな人は、ルアーニスト モバイル 96M-4にしましょう。1万円以下の竿なら、どちらを選んでもそんなに違いはわからないので、これは好みの問題です。どちらでもいいという人は、お値段でどうぞ(笑)。

 

実釣してみた

 

FCS-1002MHとルアーマチックMB96 -4

 メジャークラフトのFCS-1002MHと並べると、96なので少し短めで、細いですね。照ノ富士貴景勝ぐらいの感じでしょうか。

 

 4本継ぎなので、ガイドを一列に合わせるのが少し面倒だけど、曲がり方はまったく2ピースと変わりないし、投げた感じも2ピースロッドと変わらないですね。そこまで違いが分かるほど、経験していないだけかもしれないけど(笑)。でも、安いモバイルロッドなら十分な性能だと思います。

 

・ロッドケースをつくる

ダイソー 筒状ケース

ダイソー 筒状書類ケース

 ソフトケースしかついていないので、ロッドケースを買いました。正確に言うとダイソーの賞状などを入れる筒形の書類ケースです。この上蓋の内側にプチプチをクッション材にいれて使います。

 

書類ケースの長さを固定する。

書類ケースの長さを固定する。

 このロッド専用ケースにするので、長さを調整して接着剤で固定します。固定してしまえば、簡単にはズレません。飛行機への搭乗時に預ける荷物でもないので、強度はこれで十分です。それに、飛行機で荷物を預ける場合、事前に連絡すると釣り竿は専用のケースを用意してくれるので、そこまで気にしていません。

 

 とりあえず、これでロッドの収集は終わりです(たぶん)。これまで買ったロッドの値段を集めて高いロッドを一本買うという選択もあるけど、いろいろな釣りがしたいとなるとどうしても増えてしまいますね。

 

 次はリールが欲しくなるけど、旅行時や出張先での空き時間で使うことを考えているので、セドナかレブロスLTを流用します。これまで堤防で4本のロッドでエサ釣りを中心にやったけど、時合いが来たりすると、4本でも多いくらいになるので、リールは4つあれば大丈夫です。次のセールに釣られないようにしたいです(笑)。

 

 ヤフーショッピングや楽天市場などのオンラインショップでは1万円を超えるような値段がついていたりするけど、それは高すぎるので安くなった時を狙いましょう。「釣具のアングル(Yahoo店/楽天市場店)」で在庫があれば、ルアーマチックMB s86MLはとても安く買えるけど、在庫はすぐになくなってしまうようです。

 

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