遠投で鯛やカレイを釣りたいと思って、シマノのホリデースピンを買いました。投げ竿のエントリーモデルです。シマノは、3本ピースの並継竿が投げ釣り竿の理想形だけど、振出竿は長さの制約から4本継ぎにしているそうです。
長さは4.05mで、仕舞寸法は1.14mなのでルアーロッドより小さくなります。重さは、410グラムと比較的軽いですね。
錘負荷は23~30号で、標準錘負荷が27号だけど、いつもダイソーのロケット天秤20号か25号を使っています。DXTは柔らかさを表していて、CXTが一番硬くてHXTが一番柔らかくなります。今回は、DXTが安売りになっていたので買ったけど、投げてみた感じではもう少し柔らかいEXTのほうが使いやすいかもしれません。慣れてきたけど、すこし竿先の硬さを感じています。
ダイワのプライムサーフなど同じようなロッドもあります。また、プロマリンの安いロッドも同じような機能です。ではなぜ、シマノを買ったかというと、安売りになっていたから(笑)。エントリーモデルなので、どのメーカーを買ってもそんなに違いはないだろうと思いました。ポイントバックなどで実質の値段がプロマリンのサーフレイダーと1000円ぐらいしか変わらなかったので、まあDXTでもよいかと思って購入です。425EXTもあったけど、425は少し長いと思ったので、柔らかくて長い竿より短くてかたい竿にしました。
慣れてくると、軽い竿でカーボンの反発を使いながら投げやすい竿です。また、しっかりとした剛性があるので、リールで巻き上げる力を確実に伝えてくれます。
ただ、シマノトは思えない品質でした。個体差があるのかもしれないけど、ちょっと耐久性や品質管理はどうなのでしょうか。
1.ガイドが外れる
ガイドは接着剤で固定されているはずだけど、簡単に外れます(笑)。竿をしまうときに少し力をいれるだけで抜けてしまったので、注意が必要です。2本目と3本目の両方が外れしまうので、一定の力でガイドが外れやすいという機能でしょうか。まあ、瞬間接着剤でつけ直せばいいのだろうけど、元の接着剤を削らないと元に戻りません。写真のように3分の2のところで止まります。
あと、伸ばしたときに固着しやすいので、気をつけて伸ばしましょう。特に、釣行後に洗ったあとに干すために伸ばしたらよく固着します。竿尻を叩いて外すことはできるけど、洗った後はゆっくりと伸ばすことが必要です。無理に力を入れると指を怪我してしまうので、ひねりながら慎重にしまうようにしましょう。
2.尻栓が閉まらない
釣行後にロッドを洗うときに、水がたまるので尻栓を外して洗います。その尻栓が半年もたたないうちに、半分しか閉まらなくなりました。よく見ると、尻栓の山が少し潰れているようです。これって、尻栓はあまり外さないという設計でしょうか。いや、水がロッド内に溜まるとカビの温床になるので、尻栓を外して洗うのが基本だと思うのに、元に戻らなくなるなんて。尻栓のネジ山が潰れていくのが原因でしょう。
保証期間が1年だけど、ネットで買ったのでお店に持っていけないし、困ったものです。半分閉まった状態で、今は使っています。尻栓(550円)だけを釣具屋で取り寄せればいいのかもしれないけど、1年も持たない品質はとても残念です。値段の高さは品質の高さと思っていたけど、これは違いました。
シマノのルアーマチックはいいロッドだったけど、ホリデースピンは残念でした。やはり売れ筋じゃないロッドの開発や生産にお金をかけるわけにはいかないのでしょう。セールで安くなっていれば買ってもいいけど、同じくらいのお金を払うなら、ダイワのプライムサーフも対象と考えたほうがよさそうです。
◆カテゴリー一覧
・釣行(釣果)日記
・釣り関連(釣り道具など)
・カフェ・ランチ(ランチ、スイーツ)
・車関係(車、メンテナンス)