夏の夜に、魚にロッドとリールを海に吸い込まれてから、置き竿にする場合はドラグを必ず緩めるようになりました。それでも、当たりがあると少し不安が出てきます。
これまでの釣行で、ロッドとリールが吸い込まれてしまったのは3回です。うち2回は回収できたけど、竿先が折れる、リールのベアリングが錆びて交換という結果に至りました。
エントリーモデルばかりをキャンペーンを使ってできるだけ安く買ったロッドとリールだけど、合わせて失うと1万円はすることになります。予想したより、釣行回数に対してロッドを海に吸い込まれることが多いので、尻手ロープを作ることにしました。Amazonなどで買ってもいいけど、そんなにたいしたものではないので、材料をダイソーで揃えます。
まずは、カラナビとロープです。キャンプ用のコーナーにどちらも置いてあります。ロープは、耐久性の問題もあるけど、蛍光の7mのロープにしました。もう少し耐久性のある3mのロープが売られていたけど、使用環境を考えて7mのほうで十分でしょう。普通のビニールのロープを使ってもいいけど、100円なら買ってもいいと思います。
カラビナは、ステンレス製がベストだけど、堤防の上で使うので、そこまで丈夫でなくても大丈夫だろうと、比較的大きめの2個セットにしました。開閉を繰り返すうちに錆びてきたら、交換しても大した金額にはなりません。
ロープは7mも使わないので、その両端にカラビナを結びます。結び方は、ユニノットでももやい結びでもなんでもOKです。真ん中あたりをクーラーボックスの取っ手に結ぶようにすれば、クーラーボックスから3mぐらいが使用範囲になります。
最初は、このカラナビをリールの根元に付ければいいかと思っていたけど、実際に使ってみると取り外しが面倒だし、リールに傷がついてしまいます。
それで、セリアで売っていた「リング付きグリップバンド」を買いました。セリアは、釣りの小道具がとても揃ってきましたね。面テープとリングでこれも作ることはできるけど、面倒さを考えるとこれは買ったほうが早いです。
グリップバンドをリールシートの下側に巻きます。グリップバンドは、マジックテープ(面テープ)になっているので、どの位置でも巻くことはできます。そして、リングにカラビナを通すようにしました。
巻き上げるたびに取り外すのはすこし面倒だけど、これでロッドに当たりがあってもロッドを守ることができるので、安心感が広がりました。
これを最初から作っておけば、ロッドとリールを失うこともなかったので、もしまだ作っていない人は購入するか、作っておいたほうがいいです。せいぜい30㎝程度の魚を釣るだけだからと舐めていたけど、何がかかるかわからないのが釣りでした。
費用は、グリップバンドが100円、カラビナ2個/100円、ロープが7m/100円なので、今回は2つセットが400円で済みました。これで、ロッドを守ることができるけど、少し荷物が増えました。
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