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釣行第99弾 - マゴチチャレンジ、噛まれて撤収

 「だ」ではなく「た」である。証拠の血染めのシャツは検察の捏造の可能性を認めて、確定死刑囚の再審が決定。ミスは誰にでもあるかもしれないが、証拠捏造はミスではなく、犯罪である。もし死刑が執行されていたら、取り返しのつかないことになっていた。死刑廃止の一つの理由は、この検察の暴走である。すでに死刑執行された飯塚事件がどうなるのか。ハンコを押すだけの法務大臣は何を思う。こんにちは、T_TBlankです。

 

 カマスばかり釣っているわけにはいかないので、真面目に他の魚を狙います。桜が満開になると海岸ではマゴチが釣れる時期だそうです。ワニゴチ、トカゲゴチ、ネズミゴチしか釣ったことがないので、大きなマゴチは知りません。それなら、マゴチを狙ってみようと、朝まずめの海岸に直行です。

 

朝まずめの海岸

朝まずめの海岸

 

 今日は、強い北風で波浪注意報が出ていたけど、そこまで時化てはいないですね。西風ではなく北風なので、波は高くならないようです。

 

 広い海岸には釣り人が3人でした。前回、ヒラメを狙っているルアーマンに話を聞いた場所には、先客がいました。でも、その場所では釣らないので、少し離れた場所からスタートします。

 

 今日のタックルは、ルアーマチックs96Mとサハラ4000XGの組み合わせです。PEラインは、訳ありで購入したPE2.5号と太めです(通常は1号ぐらいだそうです)。リーダーはナイロンの6号を使っています。そして、ルアーは、ダイソーのソルト用ジグヘッドです。

 

今日は、ダイソーVJでスタート

今日は、ダイソーVJでスタート

 マゴチと言っても、ヒラメを狙うのとあまり変わらないだろうから、今日は22gの(通称)ダイソーVJで始めます。これまで、メタルジグ、タイラバなど試してきたけど、まったく反応がないので、今日はダイソーVJです。交代選手は、前回釣れた「ぶっ飛び君95S」の予定です(笑)。

 

 マゴチやヒラメを狙うなら、遠浅なので80m~100mぐらいキャストしないといけないと思っていました。でも、産卵期になる春先なら50mぐらいでも釣れるそうなので、今日は22gと軽めになりました。横風に煽られながら、なんとか50mは届きます。

 

 水深が浅いサーフなので、ジグヘッドを底から離して泳がすように巻くのがとても難しいですね。ゴツゴツと海底にぶつかる感触を得ながら、ストップ&ゴーを繰り返しました。

 

 すると、手前20mぐらいで大きめの白い魚が跳ねました。ボラでないのは確かだけど、エソが跳ねることはないだろうし、でもこんな近くでフィッシュイーターがいるなら、岸近くでも釣れるかもしれないと思い、魚の跳ねたあたりを丁寧に誘ってみました。

 

お久しぶりです

 すると、本当に手前でカツンと当たりがあります。フグでもかかったのかと思って、巻いてくると、平たいヤツが上がってきました。

 

最初に釣れたヒラメ(いやソゲだから)

最初に釣れたヒラメ(いやソゲだから)

 

 まさかのヒラメです。いや、ソゲか(笑)。引きが弱いので、まさかヒラメとは。しかも掛かりが浅かったので、砂浜に上げたらすぐにフックが外れました。

 

 測ると31㎝あります。前に瀬戸内海で釣ったサイズと同じだけど、ここではソゲなので、大きくなって帰ってきてもらおうとリリースしました。ひさしぶりに、ヒラメ(ソゲだから)が釣れてラッキーでした。

 

 小さいけど、やはり岸近くにいるようです。これなら、もっと釣れるのではないかと、岸から20mぐらいの付近まで丁寧にルアーを通すようにしました。そういえば、マゴチを釣りに来たのに、すっかりマゴチのことを忘れていました。

 

 その後はまったく当たりがなかったけど、ジグヘッドを動かす練習にしました。これまで結構、適当に動かしてきたけど、今日はあまりジグヘッドを動かさないように、底を意識して少し浮かすように巻くということを意識しました。

 

ついにキタ~

 ソゲが釣れただけで満足感があったので、その後は気分よく練習でした。するとまた岸から30mぐらいのところで、急に重くなります。何か掛かったと思ったけど、頭を振らないのでマゴチではないしょう(いや、マゴチは釣ったことがないけど)。重さがあり、ロッドがしなるけど、真鯛のような引きはないので、何が上がってくるのかと思いました。

 

 そして、波打ち際に上がってきたのは、平たいヤツで正真正銘のヒラメでした。宝くじに当たったようです。

 

初めてのヒラメ(46㎝)

初めてのヒラメ(46㎝)

 

 計測すると46㎝、これなら立派なヒラメです。後ろからではなく、頭からしっかり食い込んでいたので、きっとお腹がペコペコだったのでしょう。初心者のルアーに喰いつくぐらいだから(笑)。

 

 しかし、函館で始めて、ソゲを釣ってからヒラメになるまで長くかかりました。想像以上に岸近くで釣れたので、ヒラメの引きを楽しむような時間も余裕もなかったけど、砂浜に上がってきたときの感動はひとしおでした。

 

 さて、クーラーボックスに入れようかと思ったら、入りません。なにしろ9Lサイズの小物専用だから。少し曲がってもらっていれようと頭を押したら、噛まれました。ヒラメの歯は鋭いと知っていても、ハイテンションでやっていたので、忘れてました。噛まれた左手の指から血が滴ります。傷は浅いはずだけど、出血が止まらない。バンドエンドもないので、ハンカチで圧迫止血法を取ります。

 

 なんとか、ヒラメはクーラーボックスに入ったけど、血は止まらないし、今日のおかずは確保できたので、これで撤収することにしました。今日の状況なら、もう少し釣れそうだったけど、まあ2匹も釣ったからいいでしょう。

 

 実質1時間ほどしか釣りをしなかったのに、もうすっかりマゴチ狙いで来たことも忘れて、気分よく帰りました。

 

納竿:

 今日の釣果はヒラメ(46㎝)です。ヒラメの鱗はペットボトルのキャップで落としました。包丁でやるより鱗が飛び散らないので、ペットボトルのキャップは優秀です。

 

 通常は5枚におろして刺身が定番だけど、今回は半分を刺身にして、半分を煮つけにしました。前に釣ったソゲサイズを煮つけにしておいしかったので、今回も半分は煮つけにしました。

 

九十九里の地酒 梅一輪

九十九里の地酒 梅一輪

 刺身を食べるときに飲もうと買っていた、九十九里の地酒「梅一輪」の吟醸生を取り出しました。日本酒を飲みながら、ヒラメの刺身と煮つけを食べます。やはり、刺身や煮つけには冷酒が一番あいます。

 

 最後に、ここでヒラメを釣ることができたのは、ヒラメ釣りの参考にした「函館人の釣り」の師匠(仮)、堤防でカマス釣りの場所を譲ってくれたおじさん、この海岸でマゴチが釣れること教えてくれたユーチューバーの中の人を初め、釣りをいろいろと教えてくれた釣り人のおかげです。いろいろと釣り方を教えてくれた皆さんに感謝したいと思います。

 

 次は、マゴチだ。

 

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