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釣行第112弾 - 歩留まりの悪いヤツ

 大川原化工機の事件捏造の指摘、袴田事件の再審開始の根拠になった証拠捏造の指摘、検察はこれらの捏造の指摘になにを考えたのか、それぞれに捜査、起訴は正当であると主張する。村木事件での証拠捏造による無罪判決から反省した改善策はどこにいったのか。それでも、大谷のニュースが一番多く報道されるのが日本のテレビである。こんにちは、T_TBlankです。

 

 梅雨は明けていないけど、端っこのためか、あまり雨の影響はありません。その代わりというか南西の風がとても強くて、なかなか釣りに行けない日が続きます。完全に逆風なので釣りにならないですね。風裏になる場所を探さないと無理そうです。

 

 いつものようにWindyで風の向きと速さを確認したら、朝方は少し風が弱くなる日がありそうです。残念ながら小潮で、明け方が干潮になって潮が止まる時間で、南西の風で海は濁ってしまいそうという悪条件だけど、風が弱いだけでもマシだろうと、出発しました。

 

向かい風で少し荒れたいつものサーフ

向かい風で少し荒れたいつものサーフ

 風が向かい風なので、少し波が高いですね。また、切れた藻やゴミが波打ち際に密集しています。ジグを回収するときに気をつけないと絡んできそうです。

 

 条件が悪い日だからか、今日は先客が一人だけです。キスを狙って引き釣りをしていたけど、ゴミがよくかかるためか、30分ほどで撤収していきました。広い砂浜に一人で釣りをすることになります。今日は、鳩もいない(笑)。

 

 少し濁りがあることを考えて、ダイソーVJ22gにピンクのシャッドテールワームをつけました。少し逆風だけど、あまり遠くに投げなくても釣れることが分かったので、飛距離をだすよりもできるだけ底から少しだけ浮かして引くことに集中です。

 

 巻いていると、当たりかと思ったら、やはりゴミが多いですね。特に切れた藻が絡むと一気に重くなります。

 

また尻尾を齧られたシャッドテールワーム

また尻尾を齧られたシャッドテールワーム

 当たりがよくわからないまま、上げてみると尻尾がなくなっていました。前回より長いので、そんなに大きなフィッシュイーターではないのでしょう。フグは尻尾の一部を齧るだけなので、フグではないでしょう。

 

 ダイソーVJだとフックがゴミをよく拾ってしまうので、早めにエースを出します。ダイソー メタルジグフラット(ミドキン)です。

 

現在のエースになったミドキン

現在のエースになったミドキン

 

 サイドは削れて白くなってしまったけど、前回マゴチが釣れたので、たまたまが2度あることを期待して投入です。

 

 メタルジグにしたので、ただ巻きではなくリフト&フォールに変更です。逆風でもメタルジグなら抵抗が少なくなるので、よく飛びます。これを使って誰もいない砂浜を横移動で探っていきます。

 

 こんな日だと当たりはないかなぁと思っていたら、本当に近くで軽い当たりがありました。そんなに重くないので、マゴチではないだろうと上がってきたのは、小さいヒラメでした。

 

久しぶりのヒラメ(いやソゲだから)

久しぶりのヒラメ(いやソゲだから)

 しっかりと後ろのアシストフックに掛かっています。サイズは30㎝程です。もうヒラメはいなくなったのかと思ったけど、ソゲサイズならまだいるようです。

 

 ヒラメは久しぶりなのでどうしようかと思ったけど、針のかかり方からリリースしても生きていけそうだし、やはりもう少し大きくなってからとリリースしました。カレイやイシモチだったら、このサイズは喜んで持って帰ったくせに、フィッシュイーターには優しい(笑)。

 

 しかし、こんな条件の悪い日でも釣れないことないようです。条件が悪くて人が少なかったことがいいのかもね。まあ、持ち帰りサイズじゃないので、結果は同じ?。

 

 今日の持ち帰りはなしだなぁと思いながら、メタルジグを高速で回収していると、いきなり当たりがあります。いったいなにごとと思ったら、細長いヤツが波打ち際から出てきました。掛かりが浅かったので、砂浜に上げたら暴れて針が取れました。

 

初めて釣れたダツ

初めて釣れたダツ

 何かと思ったら、ダツでした。初めて釣った魚になります。鋭くて長い嘴、細長い緑色の魚体です。サヨリを大きくして、口先に鋭い牙をつけたような魚でした。

 

 メタルジグのミドキンでダツまで釣れるのか・・・。ダツは光るものにはなんでも反応するそうだけど、側面が削れて下塗りが出ているメタルジグでも釣れるのね。

 

 サイズは80㎝ぐらいだけど、体が細くて頭が大きいので捌くと可食部は少なくなりそうです。でも、初めて魚なので、持ち帰りになりました。幸い、細いので丸まってクーラーボックスに入りました。

 

納竿:

 持ち帰りの魚ができれば十分なので、ダツを釣ったところで、納竿です。

 

 最初、刺身にしようかと思ったけど、血合い骨が多くて、捌くと小さくなってしまったので、フライにしました。腹骨をすくのではなく、もう腹骨の部分はすべて捨てるようにして捌かないと面倒ですね。

 

 変わっていたのは、骨の色です。中骨はパステルカラーのブルーグリーンのような色で、まるでプラスチックでできているような骨を持った魚でした。

 

 フライにすると、味はカマスに近いけど、おいしいです。3枚に卸した後、血合い骨の処理が面倒だけど、フライにするととてもおいしいと思います。次に釣れたら、歩留まりが悪くなるけど、血合い骨ごと切り離して腹骨のほうを諦める形で、簡単に捌いて刺身にしようと思います。

 

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