晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

新型N-BOXレビュー - N-WGNが来ないので、N-BOXのレビューをします。

 こんにちは、T_TBlankです。代車が代わっても軽であることは変わりません。

 納車が未定のN-WGNの代車でやってきたピンクのN-ONEは、最後はシルバーのN-BOXに変更になりました。なぜか途中で1日だけN-WGNの日がありました。きっと、早めに代車を提供するために、いろいろとやり繰りをしてくれたのでしょう。でも、N-WGNの納車はやはり未定のままなので、当分はN-BOXを乗ることになります。

 まあ、N-BOXは候補の一つだったので問題ありません。今回の代車も試乗車&車検時の代車だから、カーナビも一番いいものがついていますね。しかし、N-BOXユーザーは本当に多いですね。スーパーの駐車場に置いたら、隣が全く同じ色の車で乗る前にキーのナンバーを確認してしまいました。

新型N-BOXレビュー

 N-BOXを2週間乗ってみたので、レビューをしたいと思います。

新型N-BOX 外観


 N-ONEからN-BOXに代わると、同じ軽なのに室内の広さが格段に違いますね。車体価格も違うし、きっと車の開発費も違うと思うけど、ここまで広くなるのかと思うほど差を感じます。

新型N-BOX 全席

新型N-BOX 全席

 車のシートの横幅が広くなりました。最初に乗ったときに、シート幅に合わせて座ったら、「あれ?ハンドルが右側にある」と錯覚したくらいです(笑)。

 横幅があるだけでなく、車高が高くなったので室内がとても広いです。家族連れだと後ろで子供が着替えをできる広さもあるし、ホームセンターでたくさん買い込んでも後ろにしっかりと詰め込むことができます。

 だから、これにロッドホルダーをつけて、車中泊仕様に改造している釣師が多いのはよくわかります。車高の高さはロッドホルダーをつけるのに必要ですね。

新型N-BOX 後部座席とスライドドア

新型N-BOX 後部座席とスライドドア

 スライドドアなので荷物を持ったままドアを開けれるし、雨の日でも便利だろうと思います。まあ、これは好き嫌いがわかれるかも。ヒンジドアのほうが早く開けて閉められるので、荷物を後部座席に積んで移動する場合は、ヒンジドアのほうが便利になります。あと、コストの関係でステップワゴンは開閉のボタンがあるけど、こちらはドアノブでの操作になるので、それが少し面倒ですね。

 それから、前席のドアを開けるときにドアノブを持つことでロックが解除されます。多くの車はこの仕様だけど、N-WGNはボタンを押す仕様なので、そこがN-WGNとの違いでした。ボタンを押す仕様にしたのは、わかりやすくするためでしょうか。今回の代車は、1日だけN-WGNを挟んだので気が付きました。試乗の時だと気が付かないですよね、当然のように、ロックされていないから(笑)。

あえて欠点を探すと・・・

 あえてN-BOXの欠点を探すとちょっとステアリングの位置が少し低く感じました。ここは、チルト機構で調整できるけど、加えてハンドルのテレスコピック機能があればもっと改善できそうです。でも、それ以外には、特にこれといった不満はない出来でした。N-BOXはよくできていますね。試乗ではなく、2週間乗り回してみるとN-BOXが売れる車だというのがよくわかります。

 まあ、軽自動車なので、坂道でのパワー不足や静粛性は劣りますよ。特に雨の音は天井でよく響きます。後部座席の座り心地も落ちます。でも、軽自動車を買うのだから当たり前です。車でオーディオに拘るわけではないので、この辺は気になりません。子供なら少々うるさくても、遊び疲れて後部座席で寝てしまいますね。

 N-BOXは、去年にマイナーチェンジをしてホンダセンシングが標準装備になっています。おそらく次のマイナーチェンジでN-WGNに導入した電子パーキング(ブレーキホールド)やACCが時速30キロ以下でも対応してくると思うので、そうなるとN-BOXはもっと売れると思います。

N-BOXは小さい子供か高齢者のいるファミリー向け

 N-BOXを選ぶかN-WGNを選ぶかは、小さい子供や高齢者を含んだファミリーでの利用が多いか、一人で乗ることが多いのかという選択になると思います。値段は、N-BOXのほうが少し高めなので、その差はあるけど、何年も乗る車なら年あたりの価格はそんな大きな差にはならないでしょう。どちらを選択するかは、家族構成が大きなポイントです。でも、大は小を兼ねることを考えるとやはりN-BOXが売れていくでしょう。N-BOX絶対王者で、N-WGNがその補完という関係は続きそうです。

 スーパーハイトワゴンは横風に弱いことから高速走行に安定感がないというけど、軽自動車でどこまで行きますか。長距離移動を考えない街乗りの車なら、このN-BOXは最強でしょう。それから、車を移動手段ではなく、ステータスと考える人は、軽自動車を選びません。だから、正直軽自動車にカスタムというクラスが存在する意味がわかりません。軽自動車って割り切って乗る車だと思うのに、外観に拘る人は多いみたいですね。外観については、個人の感じ方の差だから、どうでもいいことだけど。

 初めて軽自動車に乗ってみたけど、100万円を切っていた時代からかなり進歩していることがわかりました。まあ、その分値段も高くなってしまったけど。日本の狭い道(北海道を除く)を走るには、とてもいい車だと思います。N-WGNが当分来なくても、N-BOXで十分満足して乗っています(笑)。

最後に慣れないといけないこと

 そうそう、ひとつだけ慣れが必要です。テールゲート(バックドア)を開けるときに、コンパクトカーのハッチバックと同じ感覚で立っていると、テールゲートが大きく開きすぎて後ろに押し出されることになります。後ろになにもなければ、そのまま後退りすればいいのだけど、車止めなどがあると足を取られそうになります。駐車場でよろけてしまうので、ここは慣れないといけないですね。

 まだ慣れなくて、一気にテールゲートを開けるクセが抜けていないので、後退りすることがあります。荷台が低いため、その分大きなテールゲートになっているので、ここは慣れが必要です。N-WGNもあまり変わらないと思うので、N-BOXを乗るうちに慣れておこうと思います。