晴れたら釣りへ、そして島飯

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釣行第9弾 - キスは低調なまま?

 こんにちは、T_TBlankです。

 今回も新しい堤防(漁港)に行きました。陸続きの同じ島なのに、違う名前があるのが不思議です。今回は、前回と少し離れたところにある堤防なので、対面に見える島の形が少し違います。梅雨の時期だけど、雲の一つもない青空、今日も暑くなりそうです。

 

堤防からの風景

堤防からの風景

  この堤防は、少し大きいので水深がかなりあります。干潮でも下の敷石がみえないくらいなので、かなり深いですね。それから、珍しいというか堤防の周りに刺し網などを示すブイ(発泡スチロール)などがありません。

 大きな貨物船が接岸していたり、作業船が出入りするために網を設置していないのだろうと思います。刺し網がないのはとても助かりますね。そのかわり、船舶の邪魔にならないように遠投しないといけないですね。船の出入りを見ているとだいたい航路はわかるので、その航路を避けて投げます。

 今日の狙いは、キスとアジ

 今日は、キスとアジ狙いです。アジは回遊魚なのでいないかもしれないけど、2時間はワームでアジを狙ってみます。そして、夏なので遠投はキスを狙います。堤防の外側は砂地ということなので、水深がある砂地ならキスが狙えそうです。いつものジェット天秤ではなく、誘導式天秤に変更します。

 堤防から外を見るとときどき魚が跳ねているけど、あそこまでルアーを飛ばせる技術はないので、今日はルアー釣りはなしにしました。なかなかダイソーメタルバイブの2回目の登場がないですね(笑)。

 ホリデースピンは遠投でキス狙い、ルアーマチック86はチョイ投げで五目釣り、ルアーマチック76はジグ単でアジ狙いです。

 一投目で釣れたのは、また狙っていない魚

 朝まずめ、1投目で釣れたのは、カレイ(25㎝)でした。夏にカレイとは、予想外でした。もう沖合いに引っ越したと思ったけど、少しは残っているようですね。

朝まずめの第1投げで釣れたカレイ

朝まずめの第1投げで釣れたカレイ

 朝まずめとはいえ、いきなり釣れたので期待したけど、これ以降は、ハゼなどの小さなサイズばかりでした。トラギスって、ときどき腹周りに小さな黒い種のようなものが付いているけど、あれは寄生虫のようですね。

  キスはなかなか釣れないけど、今度は小鯛が釣れました。20㎝を超えていたので、これはキープしました。

引きのよかった小鯛

引きのよかった小鯛

 鯛は、やはりきれいな魚ですね。この後も小鯛が釣れたけど、これより小さいのでリリースします。針を外す時に気が付いたけど、鯛の口に大きな寄生虫のタイノエがいました。タイノエはエイリアンのような形をしていました。こちらも人には無害だそうだけど、せっかく見つけたのでプライヤーで取り出してから小鯛をリリースしました。また、寄生されるかもしれないけど、栄養分を抜かれなくなるので、少しは成長にプラスになるでしょう。大きくなって帰って来てもらいたい(笑)。 

今日の釣りあげ数第1位は?

 しかし、今日一番釣れたのは、この海毛虫です。2本針の青虫を両方とも食べている強者もいました。

一番たくさん釣れた海毛虫

一番たくさん釣れた海毛虫

 この周りの毛は毒針でガラス繊維のように皮膚に刺さるようです。釣れるたびに仕掛けを捨てるわけにはいかないので、キッチンバサミを使って口元から解剖して針を取り出しました。口元を切ったときに、一緒に切れた毒針がキッチンバサミに付くので、それは青虫を包んでいた新聞紙で拭き取りました。この毒針は本当に細くてささりやすいので、扱いを注意しないといけないですね。しかし、今日は、これが一番よく釣れました。砂地で置き竿にしていると釣れやすいので、時々、さびいてエサを移動させないといけないようです。

 

 そして、ようやく待望のキス(20㎝)が釣れました。

ようやく釣れたキス

ようやく釣れたキス

 この日は、キス狙いだったのにキスはこの1匹だけでした。一本のロッドでキスの探り釣りをしていた人に聞いたら、手前に少しいるけど型が小さいということでした。大型がそろそろ混じってもいいころだけど、キスは低調なのかもしれません。

 それから、帰り際に2馬力のボートを使って堤防沖きで釣りをしていたおじさんにも話を聞いたけど、今日はほとんど当たりがなかったようです。このおじさんもキス狙いだったそうだけど、当たりが少なくて釣果はあまりよくなかったようです。海水温も上がってきたので、そろそろ数が増えてもいいころだけどね。

 納竿時に釣れたのは、ひそかに期待していた魚

 日差しが高くなったので、まだ青虫は残っていたけど、納竿にします。最後に竿を引き上げると、強い引きでした。この引きは、いままでの魚とは違うと期待しながら上がってきたので、30㎝のエソでした。

引きがとても強かったエソ

引きがとても強かったエソ

 エソは小骨が多いので、調理が面倒になるため釣り人には敬遠されているようです。また市場に出ることは少なく、ほとんどがかまぼこの原料だと思います。長崎の五島列島の物産展で買ったエソのさつま揚げは、おいしかったです。そんな嫌われ者のエソだけど、実は釣れないだろうかと期待していた魚です。さらに30㎝と小ぶりなのもちょうどいいサイズでした。

 エソを期待したのは、YouTubeでエソの画期的な捌き方が公開されていたからです。ケン坊さんの「エソの究極のさばき方㊙YouTube史上初映像」です。もちろん、高評価済み。


エソの究極のさばき方㊙YouTube史上初映像

 これを見るとエソを簡単に捌くことができるので、大歓迎の魚になりました。身を叩いて中骨を外すので、刺身などは無理だけど、焼き魚や天ぷらにするとおいしくなります。

 青虫でエソが釣れるということは、メタルバイブを投げるともっと大きなものが釣れるかもしれない。でも、このエソをわざわざ狙う人はいないか・・・。

 

 今日の持ち帰りは、カレイ、キス、小鯛、エソになりました。カサゴなどの小さな魚はリリースしたので、持ち帰りは4匹のみです。

 ワームで狙ったアジですか? そんな魚は私の釣り場にはいません(涙)。