晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第16弾 - 2匹目のドジョウにはならず・・・

 歴代最長といっても、学校の一斉休校と小さいマスクを配ることぐらいしかできていないのだから、まったく意味がない。こんにちは、T_TBlankです。

 

 台風が来るので少し涼しくなるかと思ったら、そのまま北上して黄海に抜けたので返って暑くなりそうです。朝まずめと干潮が重なるので、すこし釣行向きではないけど、今回は江田島に戻って、また漁港の堤防で釣りをします。今日も昭和てんぷら粉を消費するために、天ぷらの材料を求めて、これまで一番実績のある堤防にしてみました。

 

漁港の日の出

漁港の日の出

 だんだん日の出が遅くなってきたので、釣り場に付いたころに日の出になってきました。今回は、前回に釣果のよかった堤防の中央付近で竿を出すことにしました。

 

 今回もエサは、青虫と砂虫にしていますが、青虫は細いものにしました。よくエサを買う釣具のポイントは、青虫は大・中・細とサイズ別に選べます。いつもは中サイズなので、途中でちぎって使うことがおおいけど、細いものにして一本掛けにします。

 針に刺す場合に、青虫の頭を切って針につけると書いてあるサイトもあるけど、頭を落とすと動きが悪くなるだろうと思って、頭の少し下のとこらから針に刺すようにしています。それでも、大きいと切って使うので、残りのほうは頭がないことになるけど、どれだけ釣果が違うのか、比較したことはありません(笑)。

 2本針の仕掛けなので、下の針が頭付き、枝スの針が頭なしになるけど、どちらでも釣れます。少しだけ下の針のほうが釣れやすく感じるのは、ハリスが長いので潮に乗って動くので誘いやすいのだろうと勝手に思っています。 

 

遊動式天秤を使う

 今回は、ホリデースピンは遊動式天秤で、ルアーマチックは、ミニジェット天秤です。遊動式式天秤は、富士工業の折り畳みのできる遊動海草が有名です。

 

  使用するときにステンレスの針金部分を広げて使って、しまうときは戻せばOKです。ジェット天秤と同じ三枚の羽根が付いているので、浮き上がりが早くて根掛かりが少ないタイプです。

  でも値段がとても高いので、今回は釣具のポイントのオリジナル商品になるタカミヤのヒット天秤にしました。折り畳みできないので、収納性は犠牲になるけど、半額で済みます。

 

タカミヤ 遊動式HIT 天秤20号

タカミヤ 遊動式HIT 天秤20号

 ジェット天秤だと当たりがわかりにくいので、砂地であまり根掛かりを心配しないでいい場所だろうと、この遊動式天秤です。

 

 

 朝まずめに投げ込んで、糸ふけを取ります。そして、ルアーマチックの用意をしていたら、さっそく当たりがあります。たしかに、ジェット天秤とは違って非常に当たりがわかりやすいです。でも、これだけ明確な当たりは、だいたいベラだろうと思いながら引き上げると、やはりベラでした。

 

一投目で釣れたベラ(雄)

一投目で釣れたベラ(雄)

 ベラでも20㎝を超えてくるとよく引きます。ベラは、小さいときは雌で大きくなると雄になる(雌性先熟)魚なので、これは雄ですね。ハーレムを形成するそうだから、同じポイントに投げれば雌のベラが釣れそうですね。でも、雌のベラは小さいからなぁ。

 

やはりエソだったのか・・・

 前回、キスを釣り上げている途中に急に重くなったことがあったけど、今度は小鯛を釣り上げている途中にありました。小気味いい当たりがあったので、引き揚げていると急激に重くなります。今回は、波返しが低いので、海面を見たら大きくて茶色魚体が見えます。まさか、そのままエサに喰いついたとは思えず、そのまま引き上げていると、残念ながら海面に来た時に銜えていた魚を外しました。もし丸のみされても、フロロ1号では釣り上げられない大きさです。

 

エソ?に襲われた小鯛

エソ?に襲われた小鯛

 上がってきた小鯛は、体の後ろにかじられた跡があります。キスの場合は身が裂けていたけど、鯛だから鱗が硬いためにそこまでひどくなっていませんでした。針掛かりは口元だったので、そのままリリースしたけど、生存できるかどうかわかりませんね。

  ここで、キスや小鯛の泳がせをしたら、大きなエソが釣れそうです。でも、エソを好んで釣る人はいないか。メタルバイブやジグを投げれば、すぐに喰いついてきそうですね。しかし、大きなエソでした。

  しかし、今日はリリースサイズの小鯛ばかりが釣れます。エサ取りの代名詞のフグは全く釣れなくて、小鯛、イトヒキハゼ、ニシキハゼ、トラギス、ハオコゼがメインでした。

 

  ホリデースピンで使っていた遊動式天秤を根掛かりで失いました。前回根掛かりしたところを外して投げたけど、まだ周りに岩礁があるようですね。岩に針ではなく錘が絡むようで、残念ながら道糸の途中で切れてしまいました。

 予備のテーパーラインから巻きなおしたけど、今度はジェット天秤にしました。しかし、釣りの途中でテーパーラインから先を全部なくすと、ちょっと組み直すのが面倒ですね。それと、道糸が少なくなったので、フルキャストするとラインが足りなくなりそうなので、ちょっとセーブして遠投しました。

 

 釣りを初めて3時間、ようやく本命のキスが釣れました。

 

ようやく釣れたキス

ようやく釣れたキス

 やっぱり小型です(躍動感を出したらピンボケでした)。止まっていた潮が動き始めたのでしょうか。この後、ぽつりぽつりとキスが釣れましたが、やはり小鯛が多いです。一荷でかかると引きがいいから、大きい魚かと思ったら、小さな小鯛が2匹連なってあがると、がっかりとなります。

 

 あまりに釣れないようなら、近くの海岸にキス狙いで移動しようと思ったけど、3本の竿を出すと移動も少し面倒ですね。竿一本で特定の魚を狙うなら移動しやすいだろけど。今日もタコ釣りのおじさんがやってきて、堤防を一周して帰っていきました。春はイカを狙ったエギングが多かったけど、夏はタコがメインのようです。 

 

納竿

最後に釣れたメゴチと小鯛

最後に釣れたメゴチと小鯛

 最後は、大きめのメゴチと小鯛でした。やはり、岩礁がある周りは砂地のようですね。同じ堤防でも、何度も釣りをしないとなかなか地形の特徴がわかりません。

 

 メゴチは、ぬるぬるの表面なので敬遠されがちだけど、キスは天ぷらにするので、天ぷらの材料になるメゴチは歓迎です。これで、12時になったので釣りは終了です。今日の持ち帰りは、キスx3、ベラx1、メゴチx1になりました。

 

 前回は釣果がよかったので、今回も期待したけど、今回は、まったくダメでした。潮が動き初めているので、もっと粘れば釣れたかもしれないけど、暑いしお腹も空いたので切り上げです。今日は釣れた魚の数だけは十分に多いけど、リリースサイズの魚ばかりでした。

 

 小鯛がたくさん釣れたけど、針元に夜光ビーズをつけると小鯛がほとんど釣れないので、鯛を釣るなら、夜光ビーズはつけないほうがよさそうです。逆に、小さな鯛を避けるためにはついていたほうがいいかもしれないけど、つけるとベラやハゼが増える気がします。狙う魚に合わせて仕掛けを変えるのが当たり前だけど。

 

海岸と島の風景

海岸と島の風景

 今日は、台風の影響で少し風がありました。だから、時々山の影になるところに座って過ごせたので、前回ほどの灼熱ではなくて助かりました。もうすぐ9月になるので、そろそろ朝晩に涼しさを感じて、釣りをしたいところです。

 

 家に帰って、キス、メゴチ、ベラとも捌いて、天ぷらにしました。キスとメゴチはおいしいけど、ベラは天ぷらにしても少しねっとりとしたベラ特有の味があります。悪くはない味だけど、ベラは塩焼きが一番おいしいです。