遅い夜明けに備えてポータブルLED投光器（ライト）を買いました。

　夜釣りはしていないけど、日の出が遅くなってきたので、早朝に釣り場についても暗い時間があります。少しの時間なので、手元を照らすだけならiPhoneのライトでも代用できるけど、この先はもっと暗い時間が続くことと、もう少し広範囲を照らすためにLED作業ライトを買うことにしました。携帯性がよくて、車のUSB電源でも充電できるポータブルLEDライトを探します。

　LEDヘッドライトを使うことも考えたけど、ヘッドライトは意外と手元を照らしにくいのと、壊れやすくて頭につけていると多分邪魔になるだろうから、投光器型にしました。

　探しているとたまたまアマゾンでタイムセールをしていたので、2個セットのLED投光器になりました。AmazonだとHOKOILN製がAmazon Choiceになっていたけど、同じタイプのLEDライトがタイムセールだったので、中身は同じだろうと買ってみました。Shsyueという名前の会社は中国のシンセンなので、まあ、パッチもんのさらにパッチもんだろうと思います。

　2個パックなので、セロテープで止めてありました。パッケージに最初から「２X COB」と印刷されているので、最初から2パック販売用と思ってしまうと間違いです（笑）。COBは、チップオンボードの略で、LED素子のタイプのひとつです。COBチップは、製造コストが上がるけど、アルミシートに張り付けると高輝度と放熱性能が高いところで実現できるそうです。

　在庫が積みあがってしまってタイムセールになったのか、どちらのパッケージも片面は日焼けしていました。アマゾンの倉庫なら日焼けしないから、搬入前にすでに日焼けしているのでしょう（笑）。製造年が不明なので、あまり期待しないことにします。

　箱を開けると、本体とUSB充電ケーブルが入っています。バッテリーはどこかと思ったら、裏のバッテリーケース内に装着されていました。最初から装着されているけど、液漏れなどはなさそうです。バッテリーの製造ミスで発火を防ぐなら、別にしておいたほうがいいと思うけど。

ハンドルを使った立てかけたLED投光器 — ハンドルを使って立てかけたLED投光器

　回転するハンドルが付いているので、懐中電灯代わりに手に持つこともできるし、ハンドルは180度の可動域なので、それをスタンド代わりにして立てることができます。

　照明は、高輝度、低輝度、点滅（フラッシュ）の3パターンです。ボタンでOFFをあわせて、トグルでの選択になります。フラッシュは結構きつくて、直接見ると目がチカチカします。

　明るさは、公称３０W になっているけど、そこまで明るいかどうか不明です。部屋を暗くして点けた限りでは、釣りに使うなら「低」で十分だと思います。ラインを結ぶときは、高にしたほうがいいかも。バッテリーの持ちは、低で4時間から5時間と書かれているけど、長い時間をまだ使っていないので、まだわかりません。

　裏にはバッテリーとUSB口と電源ボタンが付いています。右上の四角いカバーがUSBの接続口で、右下の丸いボタンが電源のスイッチになっています。

　バッテリーは、18650充電式リチウムイオン電池が2本、最初からセットされています。充電可能なバッテリーは、単3や単2などの乾電池と同じ規格のバッテリーかと思ったら、単一よりも大きいバッテリーで、このLEDライト専用ですね。他に流用はできそうにないです。

　付属の電池は、UltraFireで、保護回路付きでした。保護回路があるので発火などの心配はそこまでないと思うけど、電池がすっかり切れると再度充電はできない仕様です。ライトをつけたまま放置していると、完全に使い切ってしまうことになりそうなので、そこは気をつける必要がありそうです。もし、再充電できなくなったら、充電式電池だけ買い替えですね。

　作業をしていて、もしバッテリーが切れた場合は、単3電池を4本、縦型に取り付けることでもLEDライトが使えます。

　屋外使用だけど、防水性は高くありません。IP65防水プラグを使っているので、照明のところは大丈夫だろうけど、裏面のバッテリー周りの浸水が心配です。雨の中で釣りをする人は、バッテリーのラバー周りをガムテープで目張りするといいと思います。充電して使うのが基本なので、ラバーを開けてバッテリーを取りはずことは少ないと思います。

　それでも、雨が降った場合はビニール袋の中にいれたほうが一番安全でしょう。とりあえず雨の日に釣りに行く予定はないので、こちらにしたけど、雨の中で釣りになりそうな人は、もう少し防水性がいいものがいいでしょうか。

　充電時間がどれくらいでフル充電になるのかわからないけど、使用したら釣り場から帰るときに車のUSB口に差し込んでおけばいいだろうと思っています。