晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第19弾 - あなごを狙ってみるも・・・

 万博大臣、媚を売るための大臣の安売り、ここに極まる。クオリティーの高い安売りのダイソーに失礼です。こんにちは、T_TBlankです。

 

 少し早く出発して、まだ暗いうちに釣りを始めるので、あなごを狙ってみることにします。家に残っているかば焼きのタレも余っているしと。あなごは砂地や隠れ家になる岩礁などどこにでもいそうなので、前回、昼にあなごが釣れた堤防に行きました。でも、瀬戸内海のあなごの水揚げ量はここ10年で激減しているみたいですね。だから、うえのも使っているあなごは九州産らしいです。

 

 この堤防は途中までしか電灯がないので、堤防の真ん中は真っ暗でした。さらに新月で曇りだから、買ったLEDライトを使います。ライトがあっても、やはりガイドにラインを通したり、スイベルとラインを結ぶのはいつもより時間がかかります。夜釣りの場合は、事前準備をいつもより入念にしないといけないですね。

 

 今回は、あなご釣り用に仕掛けを自作していきました。遠投する必要はないので、ルアーマチック86にあなごの仕掛けをつけてチョイ投げにします。エサは青虫です。秋刀魚やイカの切り身がいいけど、2時間程度の釣りなので、そこまで準備はしません。イカだと根魚も狙えるけど、ここは根魚が狙える場所でもないので。

 

 そして、ホリデースピンで遠投、ルアーマチック76で足元を狙います。真っ暗な海に向かって投げるので、正直どこまで飛んでいるのかわからないけど、まあ昼間と変わらないのであのあたりと思うことにします。 

夜明け前の釣り

 真っ暗の中、最初に上がってきたのは、小鯛と海毛虫のセットでした。夜でも釣れるものは変わらないですね。

 

夜明け前に釣れた小鯛と海毛虫のセット

夜明け前に釣れた小鯛と海毛虫のセット

 ただ、海毛虫はこれまで最大のサイズだと思います。毎回釣りあげているけど、ここまで大きいのは初めてでした。海毛虫は、刺激を与えるとぺっとエサを吐き出すことがあるので、無理に針を外さなくてもいいケースがあるけど、こいつはしっかりと咥えこんでいたので、少し解体しました。そのため、のちに切れ端が小指に刺さると仕返しを受けます(笑)。細い針には十分注意しましょう。

 

堤防の足元狙いで釣れた小鯛

堤防の足元狙いで釣れた小鯛

 足元を狙っていた竿にも、小鯛が掛かりました。こちらはいいサイズだったので、キープしたけど、夜明け前の暗い時期でも釣れるものは変わらないですね。小鯛はいつ寝ているのだろう・・・。

 

 釣りをしていると、静かな闇夜にカサカサと音がします。漁船の綱が揺れて出る音かと思ったけど違うようです。堤防には誰もいなかったはずなのに、もう夏は終わっているのだから、ちょっと季節外れだよと思いながら、音のする方を見たら、エギングをしている人でした。暗い中で釣りをしていたので、後から人が来たことに気が付かなかったようです。

 

 後から来た人はエギングの後はジギングをしていたけど、釣果はないようでした。去年は、ここでかなりナブラがあったらしいけど、この夏はあまり見なかったですね。

 

 さて、あなごの仕掛けだけど、前にカレイ針(流線型)の13号を使って自作したものです。さすがに針が大きいのか、エサはなくなるけど、まったく針掛かりしないですね。明るくなるまで粘ってみたけど、釣果なしでした。諦めて、2本針の仕掛けに戻します。

夜明け後の釣り

 そして、遠投していた竿に当たりがありました。結構重量があったので、楽しみに巻きあげると、揚がってきたのは小鯛とタマガンゾウヒラメの一荷でした。

 

小鯛とタマガンゾウビラメ

小鯛とタマガンゾウビラメ

 タマガンゾウビラメは背中にある大きな斑点が特徴だけど、とりあえず左ヒラメのとおりヒラメの一種で、釣り上げたのは2回目です。前回は、普通のヒラメと同じと思ったのでリリースしたけど、あまり大きくならいヒラメということで、持って帰って唐揚げにしたら、とてもおいしい魚でした。

 ググってみたら、この魚の干物は食べたことがありました。酒の肴に、炙って丸ごと食べたていたことを思い出しました。水深のある所にいるので、普通は底引き網で獲れるみたいですね。

 

 満潮に近くなってから、ようやくキスが混ざり始めました。

 

キスと小鯛の一荷

キスと小鯛の一荷

 キスは群れでいるということだけど、なかなか連続して釣れないですね。この後は、潮どまりになって、あたりが全くなくなりました。でも、小鯛は比較的大きくなっていて、手の平サイズを超えてきたのが混じるので、持ち帰るものが少し増えました。 

気になる海岸の釣果

 少し歩いて、堤防の横の道から投げてみました。満潮になったので、何か釣れるかと思ったら、投げてすぐ当たりがあったのはフグの一荷です。

 

すぐに喰いつくフグの一荷

すぐに喰いつくフグの一荷

 やはり水深が浅いと天秤を投げた音で通常の魚は逃げるけど、フグはすぐに寄ってきますね。だから、フグになるのだろうと思います。岩場の周りの砂地なのでキスがいないかと思ったけど、まあ、フグですね。

 

 この後、堤防を離れて、少し離れた浜から投げてみました。なんとなくいい感じの海岸線だったけど、まったく当たりはありませんでした。やはり水深が浅いからでしょう。あと、根掛かりだけでなく、海藻も多いので投げた後、すこし引くと針が海藻に引っかかってしまいます。ずっと気になっていた場所だけど、ここでは釣りにならないことがわかりました。

  後、生コンを作っている会社が近くにあるので、コンクリート車の出入りが多くて、排ガスで臭くなるので、ここは止めたほうがいいです。

  満潮から潮が動く時間に行ったので、そのまま堤防で釣っていたほうが釣果は上がったかもしれないけど、やはりやってみないとわからない場所もあるので、ボウズ覚悟で行って、そのまま玉砕しました。筏があるあたりまで遠投できると違うかもしれないけど、そこまでするなら堤防から釣るので十分でしょう。 

納竿

 今日の持ち帰りは、小鯛x5とキスx2とタマガンゾウヒラメでした。小鯛とキスは天ぷらで、タマガンゾウヒラメは唐揚げでした。タマガンゾウヒラメの唐揚げが一番おいしかったですね。 

今週のダイソー

 帰りに釣具のポイント店の近くにオープンしたダイソーに行ってみました。釣り場に近いダイソーなら、家の近くのダイソーより釣具は充実しているのではと思ったので。なんと、釣具はお店の入口の前に置いてあります(わかってらっしゃるw)。

 

ダイソーで大量に売られていたメタルバイブレーション(10g)

ダイソーで大量に売られていたメタルバイブレーション(10g)

 ここには、10gのメタルバイブバイブレーションがこれでもかと並んでいました。なぜか14gがなくて、7gは1列だけ。10数列も並んだ10gのメタルバイブ、150個以上もあるけど、どうして10gだけこんなに大量に入ったのか、発注量を間違えたわけではないだろうけど(笑)。

 でも、新作メタルジグはやはりないですね。次は、帰りに江田島ダイソーに行ってみようと思います。