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釣行第29弾 玉砕、向いていない釣り場を知る

 はやぶさで大陸間弾道弾ミサイル、はやぶさ2で月裏にある中国の軍事基地への攻撃能力を得たことになりました。こんにちは、T_TBlankです。

 

 そろそろ本格的な冬なので、釣り納めの時期になりました。中潮とはいえ早朝の潮周りがあまりいい日ではないけど、来週は仕事で不在&寒波来襲なので、その前に釣りに行きます。今回も東に走って、3か所の釣りポイントのうち、まだ行っていない最期の波止に行きました。

 

 冬至も近づき日の出が7時になるほど遅くなったので、出発も少し遅めにします。西日本だから東京より20分以上遅いですね。橋を渡って目的の波止に着くと、車が一台停まっていました。波止の入口に一台の軽自動車なら駐車できるスペースがあるので便利だけど、すでに先客でした。少し離れた広い道の端に停めて、道具を持って歩いていきます。地元のおじさんによると、たまに警察がくるみたいだから、本当は広いところに停めたほうがよいそうです。それに、安浦駅行きのバスも通るしね。

  

 先客のおじさんは、フカセ釣りです。波止のコーナーで始めるそうなので、こちらは先端で釣りを始めます。先端には常夜灯があるのでまだ暗いうちでも大丈夫そうです。薄暗いなかで波止周りを見ると、なんとなくアジやメバルのポイントになりそうです。そして、いつものように墨の跡がいくつかついていました。後から聞いたら、コウイカの墨らしいです。

 

波止からの風景

波止からの風景

 紅葉というより枯れたのだろけど、山の色合いと雲の形がいい感じです。

 

 この波止には電線があるので、投げ釣りには向いていないけど、すこし工夫すれば投げられます。なので、いつものように、ホリデースピンに青虫をつけて遠投、シーバスロッドは砂虫でチョイ投げ、メバリングロッドはジグ単でメバルを狙います。

 

 久しぶりにジグ単をしてみたけど、投げ方が下手になったかも(笑)。何度か投げてみたけど、まったく当たりもなし。足元を見るとフグが寄ってくるけど、見切られているようです。

 

 一方、遠投したほうは根掛かりが多いです。3回に1回は根掛かりするぐらいの感じです。沖は、砂地に岩礁と言うより、ごつごつと砂礫や小さな岩場が続いている感じです。海の色をみると砂地がありそうだけど、先端から対岸側に投げると、根掛かりが多くなります。潮の流れが右から左なので、流されてしまうのか。25号のジェット天秤をつけているけど、遠投すると結構左に流されます。 

エソからスタートも続かず

  それでも、最初に釣れたのはエソでした。久しぶりだけど、塩焼きに最適な小ぶりのエソだったので、持ち帰りました。

 

最初に釣れたエソ

最初に釣れたエソ

 この後も、根掛かりが続きます。根掛かりしたと思ってラインを手で持って引っ張ります。外れたので巻き上げてみると、小さな鯛が付いていました。これが根に逃げているのかもしれません。無理矢理引っ張ったので、顔に岩に擦れた跡が付いていました。

 

 しかし、遠投した竿はエソが釣れただけで、まったくこの後は釣れません。一方、シーバスロッドは、時々根掛かりするけど、そこまではひどくはならないけど、釣れる魚がイトヒキハゼばかり。それって、砂地? そんな中、重みを感じながらあげてみると、ヒトデとイトヒキハゼ(カミツキハゼ)のセットでした。

ヒトデとイトヒキハゼの一荷

ヒトデとイトヒキハゼの一荷

 ヒトデって、全く引きはないけど水の抵抗が強いので重さだけはあります。 

 

一番の大物かも

  そして、メバリングロッドはまったくメバルに相手にされないので、L字型天秤に2本針をつけてチョイ投げに変更しました。でも釣れたのは、またエギの一荷でした。巻いている途中で急に重くなったので根掛かりしたのかと思ったけど、引っ張ると上がってくるので手でラインを手繰り寄せました。

 

ゴミ回収のエギやジグなど

ゴミ回収のエギやジグなど

 ガラガラと音を出すエギ、タイラバに似たタコ釣り用の仕掛け?、メタルマルは青物?とよくわからない組み合わせが大量のPEラインとともに上がってきました。エギとPEラインは燃やすゴミ、他のルアーは燃やさないゴミで処分しました(これで合ってる?)。L字型天秤は底に落ちているゴミを回収するにはいいけど、キスもいなくなったので、もうチョイ投げで引き釣りするのは止めたほうがよさそうです。

 

 10時頃に波止のコーナーでフカセ釣りをしていたおじさんは、フグが一匹釣れただけと言って帰っていきました。今日は、本当に当たりがないですね。

 

 波止の先端から竿が投げやすいコーナーに移動して釣りを続けたけど、ベラが一匹が釣れただけで、まったく釣れない日になりました。向かいの護岸でエギングをしていた人も、エギングロッドを持ってやってきたおじいさんも今日は何も釣れないということでした。そんな一日だったのかもしれません。

 

 そろそろ納竿の時間と思っていると、ここに退職以来20年通っているというおじいさんが来たので、話を聞いてみます。ここは、かつてはメバルがとても釣れていたそうです。それでも2年前の台風で波止周りの藻がなくなってしまって、少なくなったそうです。今は、カワハギやサヨリを釣っているとか。ここで投げ釣りをしている人はほとんどいないということでした。確かに、釣れないですね。 

納竿

  結局、持ち帰りできたのは、エソ1匹と久しぶりに残念な釣果になりました。釣り場紹介のサイトには、カレイ、キス、マダイ、アイナメと書いてあったけど、よく知っているおじいさんの話と合わせると、ここは投げ釣りでは狙わないほうがよさそうです。フカセでチヌやエギングでイカ、タコを狙ったほうがよさそうです。ということで、この釣り場はリストから外しました。来年、エギングを始めたら、また考えます(笑)。

 

 まあ、なにが釣れるかは行ってみないとわからないので、地道に足で経験を積むか、よく知っていそうなおじさんに聞くしかないですね。今回で年内は終わりにしようと思っていたけど、あまりに釣れなかったので、もう一度最終週に行くかどうか思案中です。でも、冬休みで人が多くなりそうだから、釣りにくくなりそうですよね。