晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第44弾 ― キスではなくカワハギの日でした。

 卒業式中止、修学旅行中止、なのに殺人オリンピックは観客をたくさん入れて強行開催。それなら、路上飲みだろうが、カラオケだろうが、何をやってもいいだろう。こんにちは、T_TBlankです。

 

 前回、先客がいたのであきらめた堤防で、今日は試してみます。堤防の前には大きな岩がありますが、周りに網はありません。堤防の周りに網が入っていないのは珍しいけど、それだけ魚がいないのか・・・。潮が引くと手前は岩だらけでした。

 

早朝の漁をする漁船

早朝の漁をする漁船


  沖では早朝の漁がおこなわれていました。10隻以上の漁船が底引き網などをやっているようです。同じラインを通らないようにやっているみたいだけど、「漁師の朝は早い」を思わせる光景です。その中で、大きな音量で演歌を流している船がいます。海のトラック野郎かと思うほどの大音量でこちらまで聞こえてきました。さすがにEXILEは流れないですね。

 

釣り開始:

 今日もエサでの投げ釣りになります。ここはイカや青物のポイントではないので、青虫と砂虫での釣りになります。まずは、磯玉網の用意をします。そんなに簡単には大物は釣れないだろうけど、さすがに教訓になりました。

 

 そして、一本目の竿を投げて、次の竿を準備したら当たりがありました。引き上げると、キスが付いていたので、堤防の周りは岩礁だけど、やはり沖は砂地のようです。

 

最初に釣れたキス

最初に釣れたキス

 

 今日もキスからスタートです。でも、18㎝と少し小さめでした。

 

岩礁と藻と根掛かり:

 ただ、ここは、外側は少し投げ釣りに向いていないようです。手前に岩礁帯があるので、そこで根掛かりをしやすいです。白く映ったのは砂地ではなく、白い大きな岩でした。偏光グラスをつけたらよくわかりました。さらに潮が引くと、手前に岩がごろごろと出てくるので、干潮時には投げ釣りには向かいないですね。

 

 さらに、15mほど沖に海藻がかなりあるようです。引き上げるときに、その海藻帯を通るのでここでかなり重くなります。魚が掛かっていても、ここでばらすことがありました。また、海藻がかかるとかなり重くなるので巻き上げるのが大変になりました。

 

藻と一緒に上がってきた青ベラ

藻と一緒に上がってきた青ベラ

 それでも、青ベラ(ギザミ)が釣れました。スーパーで地物として1匹300円で売られていたので、ちょっと驚いてしまいました。そんな高い魚だったのかと。鯵や秋刀魚より高いですね。魚が掛かって、途中でのこれくらいの藻が付いてくるので、かなり重くなります。

 

 50m以上投げれば砂地なので、キス、ベラなどが釣れますが、巻いてくる途中で必ず藻に引っかかるので、そこが難しいです。

 

 さらに、巻き上げるときに高速で巻き上げて浮き上がらせないと根掛かりが頻発するので、今回は遊動天秤を止めて、すべてジェット天秤にしました。それでも、巻き上げる途中で根掛かりが多くて、仕掛けや針を多く失いました。

  

今日はよく釣れたカワハギ

今日はよく釣れたカワハギ

 さらに、カワハギが釣れると、このひし形の体で余計に藻を持ってきてくれます。1年前にもこの時期にカワハギをよく釣ったので、今がシーズンなのでしょうか。メスを捌いたら卵がたくさんあったので、産卵の時期なのでしょう。

 

 この後、同じサイズのカワハギを2枚追加できました。うまく当たりが拾えたので、ハリスを切られる前に釣り上げることができました。その中には、ハリスのついた針を加えたままのカワハギもいたので、産卵に備えてエサをたくさん食べているのでしょう。

 

今日のエサ取り:

エサ取りになった赤ベラ

エサ取りになった赤ベラ

 今日のエサ取りは、ほぼ赤ベラとハオコゼでした。ジェット天秤の赤い羽根がベラを引き寄せてしまうのか、フグより釣れます。遠投して少しさびいて当たりがあると、ほぼ赤ベラでした。この2種類の魚に見つからないように、キスを釣るのは難しそうです。幸い外側は水深があまり深くないのか、海毛虫はいませんでした。

 

 お昼に近くなると南風が強くなったので、追い風になる内側に向けて投げて糸ふけを取っていたら、すぐにキスの当たりがありました。探ればいろんな場所にいそうなので、満潮時近く以外は根掛かりを気にしなくてすむ内側を探ったほうがキス釣りにはいいかもしれません。

 

 納竿の準備をしながら、最後に引き釣りをしてみたら、当たりがあります。引き上げていると浮いてきた魚に鷹が急襲してきます。いや、それ獲るの無理だからと巻き上げます。釣れたのは小さなチダイだったので、針から外して鷹にアピールします。

 

 そして、堤防に置いたら取りに来ました。見ていると空から降りてこないので、後ろを向いた瞬間に素早く獲っていきました。もう一羽いた鳶とはあきらかに大きさが違ったので、鷹だと思うけど種類は不明です。鳶に獲物を取られたという人がいたけど、猛禽類はサギとは違って俊敏な動きなので、あの早業だと持っていかれますね。

 

納竿:

  いつものように12時になったので納竿です。今日は、青虫でも砂虫でも同じように釣れました。持ち帰りは、カワハギ(23㎝)x3、キス(15-18㎝)x4、青ベラ(23㎝)x2になりました。たまたまだろうけど、キスは江田島に比べて小さめです。

 

 カワハギの刺身を作ったけど、薄皮を剥ぐのに苦労しました。釣りが初心者ということは、魚を捌くのも初心者でしたね。肝醤油で食べたけど、そこまでおいしいという感じでもなくて、今のところオニオコゼの刺身が一番おいしいと思います。カワハギは、煮物が一番だと思います。

 

 今日は、玉網を用意したのに使うことはありませんでした。まあ、3回も連続で大物ということはないでしょう(笑)。それから、穂先を修理したルアーマチックはしっかりと振りぬいても大丈夫でした。根掛かりしたときに力を入れて曲げてみたけど、こちらも問題なかったので、十分に使えそうです。それが、今日の一番の収穫でしょう。

 

◆カテゴリー一覧
・釣行(釣果)日記
・釣り関連(釣り道具など)
・カフェ・ランチ(ランチ、スイーツ)
・車関係(車、メンテナンス)