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釣行第78弾 - 砂浜から追い出される

 2.5億円は単なる会場費。多くが反対する国葬は強硬開催してみないと、全体の費用はわからないととぼける。予算も見積もれないのだから、国会で予算の妥当性も含めて審議されては困るので、臨時国会も開かない。議会は必要なく閣議決定で勝手に決めてしまう岸田に宏池会の幻想を重ねてはいけない。こんにちは、T_TBlankです。

 

 3回連続で砂浜からの釣りになります。前回より少し東に移動した場所を選びました。路肩の駐車スペースに車を停めて、木に覆われて薄暗く、半分ほどの狭さになった階段を降りていきます。

 

 そして、こちらも最後に蜘蛛の巣をロッドに付けて、海岸線にでました。でも、前回の3倍近い蜘蛛の巣を体に纏い、ロッドの先には蜘蛛までぶら下がっていました。少なくとも、昨日、釣行に来た人はいないようです(笑)。

 

砂浜からの風景

砂浜からの風景

 前回から少し移動しただけなので、風景はあまり変わらないけど、隣の港から多くの船が前を通っていく場所でした。遠投しても届かないけど、船の出入りは思ったよりあります。砂浜の中に、ところどころ大きな石が見えるので、海水浴をするには適していないようです。

 

 砂浜の真ん中ぐらいに陣取って、3方向に投げる予定です。今日も、砂虫と青虫をセットで持参したので、ファーストキャストに青虫をつけて置き竿、ルアーマチック94Mに砂虫をつけて、引き釣りの予定です。

 

 一応ロッドを三本持ってきたけど、前回の予想からエサ取りに忙しくなってしまうだろうと、今回は2本でスタートします。今日こそは、キスを10匹釣ろうが目標です。

 

砂浜あるある、その1:

 ロッドにリールをつけて準備をしていると、おおきな虻が飛んできました。虫よけスプレーをしているけど、人の血の栄養価は高いので、虫よけスプレーの効果はなく、ぶんぶんと周りを飛んでいます。少し離れてみたけど、荷物の回りに止まってしまうので、釣りの準備ができません。しかたないので、撃退することにします。

 

 荷物に近寄って動きを止めると、虻が寄ってきて太もも付近に止まりました。その瞬間にパチンと叩き落しました。戦闘は、キイロスズメバチより簡単に終わりました。砂浜だけど、すぐ後ろが林になっているので、虫対策がしっかりと必要な場所でした。蚊は虫よけスプレーが効いたのか、寄ってこなくて助かりました。海とはいえ、長そで、長ズボン、首の後ろを守るためにネックカバーは必須です。

 

 作業に戻って、ファーストキャストに青虫をつけて、投げ込みます。次にルアーマチックの準備をしていると、ファーストキャストに当たりがあります。巻き上げてみると、小鯛でした。リリースして、再度投げ直します。また、すぐに当たりがあるけど、ルアーマチックの準備が終わってから、巻き上げました。

 

砂まみれのキス

砂まみれのキス

 また、小鯛かと思ったら、20㎝の良型キスでした。写真のために砂浜におくと元気に跳ねて、砂まみれになります。針を外したら、一度海で洗ってクーラーボックスにいれました。

 

 ルアーマチックは海岸の左側から狙ってみます。50mぐらい投げると駆け上がりになっているのか、引いてくると抵抗が増えます。そこで、錘を止めておくと当たりがでます。すぐに合わせて上がってきたのは、ちいさなチダイでした。

 

エサ取りの代名詞だったチダイ

エサ取りの代名詞だったチダイ

 今日は、引き釣りではほとんど、小さい真鯛かチダイでした。手の平サイズにも届かない小さなサイズなので、ただただリリースです。

 

 一方、置き竿もよく当たりがあります。針がないまま上がってくることも多かったので、フグも多いのでしょう。それでも、ようやく手の平を越えた真鯛が上がりました。

 

ようやく持ち帰りサイズになった小鯛(真鯛)

ようやく持ち帰りサイズになった小鯛(真鯛

 針が大きいので、下唇あたりに掛かっていました。この小ささでもよく引くので、期待してしまうけど、上がってくるとちょっとがっかりです。その後、青虫をつけたファーストキャストでキスを追加します。

砂浜あるある、その2:

 今日は、朝方は干潮で、満潮が12時の予定の中潮です。暑いので午前11時には納竿する予定だったけど、思ったより潮位が高くなりました。大潮じゃないから、満潮時の潮位は高くないと思ったのが間違いでした。

 

 だんだんと押し寄せる波に合わせて、逐次後退したけど、10時前にはもう後退するスペースがありません。ついに背水の陣になります。正確には、キャストするスペースがなくなりました。ロッドの長さが3mということは、キャストするには後ろに3mのスペースが必要なので、砂浜が3m未満になるとアウトです。蒸し暑い日だったので、いつもより早めに切り上げる予定だったけど、さらに早い切り上げになりました。

 

 ここは、下げ潮5分から上げ潮5分までの間に釣りができる場所でした。帰りに他の砂浜もみたけど、やはり満潮になると消えてしまうところが多いですね。干潮なら浜辺を歩いていける堤防もあったけど、満潮になるとその道がなくなるようです。

 

 最後に、ちょっとわからない感じの当たりで上がってきたのは、青ベラ(ギザミ)でした。しっかりと緑色がでてサイズがあったので、持ち帰りで終了です。

 

納竿前に釣れたキュウセン(ギザミ)

納竿前に釣れたキュウセン(ギザミ)

 

納竿:

 餌が余っていたけど、10時には納竿になりました。持ち帰りは、キスx3(15~21cm)、真鯛(21㎝)、青ベラ(22㎝)です。すべて3枚におろして、白身魚の天ぷらになりました。

 

 釣り画報に掲載されていたけど、この辺りでロッド一本でキスを数十匹も釣り上げる人は達人ですね。今日は、引き釣りをして釣れたのは、ほぼ小鯛(チャリコ)でした。これだけなら、数えきれないほど釣れました。このエサ取りに見つからないように、キスを釣るのは至難の業のように思えます。適当に投げるのではなく、地形や潮の流れなどもっと気にしないといけないのでしょう。

 

 そろそろ、気楽な堤防に戻りましょうか(笑)。

 

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