晴れたら釣りへ、そして島飯

晴れたら釣りを、雨が降ったら仕事を、疲れたらカフェへ。

釣行第80弾 - キスは10匹までにしよう。

 9/27は、赤木俊夫さんを偲ぶ日。公文書改ざんに心を痛めるようなまっとうな公務員だったのに、貴重な人を失いました。一方、改ざんを決定したほうは、国税庁長官に栄進。さらに、元凶となった統一教会の殉教者は法的根拠がないまま国葬に。参列する愚民をみながら、無念で亡くなった赤木さんを偲びましょう。こんにちは、T_TBlankです。

 

 予定していた日に雨が降りそうなので、その前に釣りに行くことにしました。週末は予定が詰まっていたので、この日しかないですね。でも、午前中の潮周りがいいので、少し期待して出発です。

 

 今回は、今年になってよくいくようになった堤防です。日の出が遅くなってきたので、早い時間に出発しなくてもよくなったけど、明け方が上げ潮の時間帯なので、まだ暗い中で出発しました。

 

堤防からの朝の風景

堤防からの朝の風景

 暗いうちに到着しても、準備をしていると明るくなるので、少しくらい暗くても大丈夫です。もちろん、LEDライトを1台、持ってきました。

 

 今日もエサは青虫と砂虫です。キスを狙うので、少し砂虫を多くしました。ファーストキャストに青虫を使って、沖に投げます。また、ルアーマチックの2本は、砂虫で堤防の角から浜に平行に投げました。

 

 いつものようにタコ壺の綱が入っているので、浮いているブイを頼りに、綱が入っていそうなところを意識して、外して投げました。

 

 順次、竿を投げ入れていると、最初にファーストキャストに当たりがあります。上がってきたのは、16㎝程のキスでした。大きな青虫に喰いついてくるので、その後同じポイントに投げるときは、青虫を半分にして投げました。キスは、虫エサの尻尾から吸い込むので、虫エサを半分にすると、下半分のほうに喰いつくことが多い感じですね。

 

最初に釣れたキス

最初に釣れたキス

やっかいなキイロスズメバチ

 やはり、来たのかキイロスズメバチ。釣りを始めると、すぐに来ました。最初は、1匹です。こいつを巣に返してしまうと次々とやってきそうなので、とりあえず撃退します。ホッとしたのも束の間、次ぎは3匹編隊できました。この堤防はエサを探すルートになっているのでしょう。3匹がそれぞれ、3本あるロッドの回りやクーラーボックスの回りを順次飛び回ります。3匹編隊の撃退は無理なので、一時撤退です。

 

 ルアーマチックに当たりがでて、鈴がなっているけど、キイロスズメバチが立ち去らないので、離れた場所から見ているだけになりました。キイロスズメバチは、エサを探しているので、攻撃をしなければ何もしてこないだろうけど、動き回るわけにもいかないので、立ち去るまで待ちます。ようやく3匹がいなくなってから、ルアーマチックを引き上げると、一匹のキスがかかっていたけど、針を加えたまま絶命していました。キスだからあまり変わらないかもしれないけど、できれば釣り上げてから絞めたいです。

 

 この後も時々、単独でキイロスズメバチがやってきました。一度でも戦いに負けてしまうと死に直結するので、この時は静かにしました。離れて観察していると、針についた青虫より、エサ箱に入っている青虫を狙っていたので、死んだエサより活きたエサのほうが好きみたいですね。

 

やっかいなステルスブイ:

 堤防の沖には「オカ」と書かれた発泡スチロールのブイが浮かんでいます。これがタコ壺の網の端を示しています。ブイが潮の流れで右にいったり左にいったりするので、投げ込んだラインに掛からないように、潮の流れをみて投げる方向を決めていました。

 

 でも、違うブイがありました。ペットボトルです。最初はゴミで流れているペットボトルかと思ったら、動きが違います。1リットルぐらいの大きさのペットボトルがブイになっているようです。これにラインが絡んでしまい、仕掛けをロストすることになりました。もっと、目立つようにしてもらえないものかと思います。これ以降、二つのブイに注意しながら、外側に投げるようになりました。

 

 ブイのある堤防の外側ではあまり釣果がなかったけど、堤防の角から投げたルアーマチックは、キスが多く釣れました。サイズは16㎝ぐらいが中心だけど、たまに20㎝を超える良型が入ります。

 

キスの一荷

キスの一荷

 キスの群れは同じ大きさかと思ったけど、差があるようですね。どういう行動になっているのかは知りません。

 

 今日は、この堤防の角から浜に対して平行に投げると、どの場所に投げてもキスが釣れました。エサの差はあまりないようです。たぶん、駆け上がりを横から狙っているような位置になるので、釣れやすいのだろうと思います。ただ、釣れるポイントにタコ壺の網があるので、引き釣りは止めたほうがいいです。

 

 満潮から下げ潮になると、釣れる魚が変わります。外側に投げていたファーストキャストに当たりがあります。久しぶりに重い引きでした。小さいキスの引きに慣れてしまったためか、ベラやタイだと小さくても引きを強く感じてしまうので、大物かと錯覚してしまいます。

 

持ち帰りサイズだった真鯛

持ち帰りサイズだった真鯛

 上がってきたのは、手のひらを越えたサイズの真鯛(23㎝)でした。この小さなサイズでも、途中で巻き上げるのが重いと感じるほどなので、最近引きのいい魚に当たっていないということでしょうか。

 

 さらに、キス狙いで投げていたルアーマチックでいい当たりがでます。強く引くので、また真鯛かと思ったら、同じようなサイズの黒鯛でした。

 

持ち帰りサイズの黒鯛

持ち帰りサイズの黒鯛

 

 リリースしてもよかったけど、針を飲み込んでいたので持ち帰りにしました。まあ、23㎝はあったので、持ち帰ってもいいでしょう。あと、真鯛と食べ比べができます。

 

 堤防の角から投げたロッドでは、予想より多くのキスが釣れたので、魚を捌く時間を考えて、12時前には納竿にしました。

 

 そういえば、後から来たおじいさんが近くで小さなアオリイカを2杯、釣り上げていました。エギングでイカを釣り上げたのを久しぶりに間近で見ました。やはり、秋ですね。

納竿:

 今日の持ち帰りは、キスx19(15~21㎝)、真鯛x2(21~23㎝)、黒鯛(23㎝)、青ベラ(21㎝)、ネズミゴチ(24㎝)となりました。キスとネズミゴチは天ぷら、残りは塩焼きにしました。

 

 ただ、帰って来てからキスを19匹も捌くのはとても疲れました。面倒なので、キスは大名おろしです。その代わりにきちんと骨煎餅も作ります。ただ、骨煎餅も骨についた血やワタをきれいにとらないといけないので、結構手間がかかります。

 

 魚を捌く時間を考えると、キスは良型が10匹までがいいですね。いつもそんなに釣れないのに、釣れたら釣れたで贅沢を言ってしまいます(笑)。

 

 真鯛、黒鯛、青ベラは同じ白身だけど、塩焼きにすると味の違いがよくわかります。どれもおいしいのは、間違いないです。黒鯛は、焼く前の身も黒っぽいですね。皮の色の違いと思っていたけど、体の中も少し色が違いました。

 

 ちょっと困ってきたのは、虫エサを使った釣りだと、釣れる魚種はこれくらいに絞られてしまいます。後は、今日は小さいのでリリースしたけど、カワハギぐらいでしょうか。穴子が釣りたいけど、昼間は難しいですね。昼間でも穴子を釣る方法が知りたいです。

 

◆カテゴリー